マイク・アダムスのすごさ

米国の人を見て、日本人の行動と比較してみると、常にスケールがひとまわり大きいように感じます。腐敗があるとすれば、その腐敗の仕方が半端でなく、その一方で正義を求めようとすれば、そのやり方が日本人の感覚では普通では無いですね。

先日言及した、ジミー・ドアやリー・キャンプは、元々はお笑い芸人で、政治やら何やらを揶揄するうちに、おそらくは干されるんでしょう。しかし、今はYouTube及びRTにおいてそれなりの人気を得ているように思えます。主流派メディアでは絶対言えないことを言っているようです。たけしが言いたい放題といっても、言ったら切られるところまでは行ってません。向こうでは暗殺されかねないことを平気で言ってますから、レベルの違う話です。

そんな中で、「この人は本当にすごい!」と常に感心するのがマイク・アダムスです。日本人においても、以前から思うのは、例えば広瀬隆ですが、しかし、今ひとつわかりやすく広く一般大衆にアピールするという点においては劣ります。マイク・アダムスは両方兼ね備えています。一体どうやったら彼のようになれるのでしょうか?

インタビュアーのクリス・ウォークによれば、彼は天才級のIQを持っているはずと言うわけです。たしかにそうです、我々凡人はそういって自ら慰めるしかないんです。

どうやったら彼のように、ありとあらゆることに首をつっこみ、毎日多数のポッドキャストやら、記事やらをやりつつ、あらゆる科学記事に目を通し、独立メディアの連中にも気を配り、科学研究所を運営し、テキサスのおそらくは田舎に住んでたりすることができるんでしょうかね?

以前、自分でこれに答えていたポッドキャストがあったんですが、どこだったか、あまりに多いので探せません。覚えてるのは、テレビを一切見ないと言ってたことです。

これは、ジェームズ・コルベットも言うことですね。日本に住んでるのに、日本のテレビ見ないんでしょうね。日本語できるかどうか知りませんが。ここがまず基本です。我々凡人は、ここから始めねばなりません。

かくいう私自身も、この三年位は基本的にテレビ見ませんね。あまりに見ないので、一時期は食堂でテレビがついてるのを聞くと吐きそうになる位でした。今は少し慣れましたが。

まぁ、テレビ・新聞などというものは、ただの洗脳ツールでしかありませんから。ここをお読みになってる方なら、既に押さえていることでしょう。しかし、ここを基本として、その後どうするんでしょう?

そうそう、マイク・アダムスもまた、「この世界は物質的では無い」と言います。彼もまた、デカルト的な世界観、物質主義世界観は間違いだと、そして現在の科学はそれに立脚しているために間違っているのだと。

同じです、このサイトで今まで取り上げた人達としては、グラハム・ハンコックやルパート・シェルドレイク、多数翻訳しているトム・キャンベルといった人々の主張です。世界は物質ではないんです、この人生というのは、肉体というただの物質が終了したならそこで終わり、では無いのだという主張です。

こういった世界観を持った上でどうするかって話です、事実かどうかは確認のしようもありませんが。しかし、西洋の人はこれを受け入れ易いんでしょうね。キリスト教が幅を効かせていますから。向こうの人の言うことを聞くと、やたらと言及されますから。しかしその一方で、やたらと現世での支配やら金やらに半端なくこだわる人達もいるわけです。

日本人の場合には、こういう世界観を持つ人というのは、ある種スピリチュアル系に限定されるようです。向こうの人とお話しする能力を持つ人とかです。

そういう世界観を持つからこそ、やりたい放題できるのかもしれません。

しかし、もちろんそうは言っても試練はあるようです、いかな天才のマイク・アダムスと言っても。フラストレーションを感じ、どうしたらいいんだと悩む時期もあったらしいですね。しかしこれも、彼が人類愛に満ちているからこそなのでしょう。

しかしまー、これはインタビューでは無いですね。クリスが話したいことをダベるコーナーになっちゃってます。前フリが長すぎるし。彼の持ち味と思えば、そうなのでしょうけど。

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