ルパート・シェルドレイクとTED

グラハム・ハンコックと同じ日にトークを行い、TEDから検閲を受けたのが生物学者のルパート・シェルドレイクです。何が気に入らなかったかといえば、結局のところ、モノがすべてだという物質主義的科学に疑問を呈しているところでしょうね。具体的には、「意識というものは、モノとは無関係に存在する」という点でしょう。

この社会は物質主義的科学を基盤にしており、ルパートの言うように、機械的治癒方法以外では治癒しないことになっているので、彼の言うことはまさに危険思想です、特に製薬業界にとっては。こういった連中からTEDに圧力がかかったことは十分想像できることです。

ルパートの言う10のドグマは単に「根拠もなく信じ込んでいる」と言っているに過ぎませんが、彼のトークの中で驚愕すべき事実というのは「光速度を定義によって固定した」というくだりです。笑いを誘うトークになっていますが、笑いごとではないですね。

これは科学でも何でもなく、明らかに教会の教義です。地球温暖化を喧伝する科学者達はなぜこういったことを問題にしないのでしょう?温暖化はそれぞれが持つデータによっても見方が異なるような問題ですが(もちろん、温暖化云々・気候変動云々はデータ操作による全くのウソ・デタラメですが)、ルパートの話していることは明らかな事実です。

歴史は繰り返す、です。現代の科学なるものは教会であり、その教義は彼らの都合の良いように捻じ曲げられているのです。さらに、その司祭の意に沿わないものは迫害されるのです。当時の人達は、ガリレオやコペルニクスが正しいなどとは夢にも思わず、ただただ教会の言うことが正しいと信じ込んでいたのです。もちろん、その中には全くのインチキ・詐欺師もいるでしょうけれども、少なくともルパートやグラハムがデタラメを吹聴して金儲けしようとする人間とは考えられません。それよりも製薬企業が困る、という方がありそうなことです。

二番目のビデオはマイク・アダムスですが、ここでも光速度の定義について、同じことをバラしています。このトークの方が新しいのですが、ここで彼は光速度が一定でないことが発見されたという事実をも指摘しています。

 

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