北朝鮮の目的

本日の御用新聞を見てみると、北の目的は米国に核保有国と認めさせ、現体制を存続することにあるんだそうな。おしい、当たらずとも遠からず。しかし、肝心な点が抜けているので、意味不明な説明にはなっていますが。

なぜ北朝鮮は、米国が現体制を存続させないと考えているのでしょう?米国は具体的に何をするつもりなのでしょう?なぜそれをするのでしょう?

まさか、米国が全世界に自由と民主主義を広めるために、悪い政権を軍事力で潰して新しい政権を樹立させるとか?まぁ、そうですよね、世界一の凶悪国である米国はそんなことばかりやってきましたから。これまでの歴史を紐解けば明々白々のことなんですが。。。

いくら北朝鮮が邪悪な独裁政権であるとしても、他国が勝手に侵攻し、新しい顔にしてしまうことはできないはずですが、まさにそれをやってきたのが米国です。

さらには、米がつぶした国イラク、リビア、敵国のイラン、侵攻中(まだ?)のシリア、それに北朝鮮という国々に共通することは、そこには中央銀行がない(あるいはなかった)ことですね。

それ以外のすべての国には中央銀行、しかも政府機関ではない中央銀行という存在があります。リビア・イラクをつぶした後に真っ先に行われたことは、中央銀行の設置だそうな。

この単なる株式会社であるところの中央銀行という存在が、どういうわけか自由で民主的であるはずの政府にお金という紙切れを貸し付けて、利子も含めてその返済を国民に負わせているわけです。この特定の株式会社にだけ、その権利が与えられているんです。

おっと、アイスランド、ハンガリー、ロシアでは中央銀行を追い出したようですが、全く話題にもなっていませんね。ロシアでは、最近テレビでさえロスチャイルドの番組を放映したようですし。

御用メディアではこういうことが一切書けないので、どういうわけか北朝鮮が一方的に暴発しだして怖いといった印象を国民に植え付けるのみです。もちろん、彼らもジャーナリズムなどではなく、そういった人達の使いっ走りプロパガンダマシンにすぎないのですが。

国民の側は国民の側で、「まともな説明も無いような報道」であっても、それを丸呑みする能力に長けてしまっているので、何の疑問も持たないんですね。

ともあれ、北は怖くて怖くて仕方がないわけです。上のような事情を知らずとも、こんなこと少し考えればわかるわけです。北のミサイルやら核やらの実験というのは、その恐怖度を表しているわけですね。

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