はだけた胸、銀塗りの「マリアンヌ」達が警察と対峙

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RTの記事です。
Bare-breasted, silver-painted ‘Mariannes’ confront police in Paris (PHOTOS)

黄色の怒りの仏抗議者に混じったのは、赤と銀でマリアンヌ~仏国家的シンボル~のポーズをした数人の半裸の女性達であった。彼女たちがパリの中心部で警察と対峙した。

フランス革命のアイコンを想起させる血のような赤のフードに銀のペイントの半裸の女性達は、土曜にシャンゼリゼ通りに現れた。彼女らの出で立ちは、黒と青のユニフォームの憲兵と警察官とのあからさまな対比を成していた。そして、その周りの数百の黄色ベストの抗議者ともだ。

この沈黙のデモは、何かしらの謎に包まれている。彼女らは、悪名高いフェメン運動でもなければ、他のいかなるグループでも無いという。しかし、ソーシャルメディアの人々が言うには、彼女らがフランスのデモにほのかな創造性を付け加えたという。「これらのマリアンヌ達を崇拝する」とある人はツイートした。

マリアンヌ、自由の女神は仏共和国の国家的シンボルであり、君主に立ち向かった自由と民主主義の推進者である。彼女は自由の具現化として表現される。人々を率いてバリケードを乗り越えるのだ、アイコニックなドラクロワの絵のように。

黄色ベスト抗議者は、5週の抗議の中で国家的シンボルをふんだんに使っている。ドラクロワの絵のマリアンヌが黄色ベストを着ているイメージはツイッターを駆け巡っている。黄色ベストの抗議者の中には、マリアンヌと同じポーズで旗を振っている者もいる。

燃料税増税をめぐる巨大な「黄色ベスト」の抗議がほぼ二週間フランスの都市の通りを席巻しているが、ほぼ仏国民の2/3の支持を得ていると、最近の世論調査が示している。

抗議はバリケードを設置する暴動者によって暴力的になり、警察は催涙ガスや放水銃を放っている。特にパリ中心部は戦場のようだ。デモは、単に燃料税増税が引き金になったのではなく、マクロン大統領と彼の不人気の「フランスをオーバーホール」政策のためである。

わかったこととしては、仏中において大激変が支持されていることだ、これが新たなOpinionWay調査で示されている。この調査では、1000の人々に聞き取りし、その66%が抗議を支持すると答えている。

(以下略)


これライブで見ていて意味がわからなかったわけです。「なんじゃこの半裸の赤い人達は」と。

しかし、フランス人は完全にわかっていたわけですね。特にこの(おそらくは)大統領府への道を閉ざす警察官には意味がわかってるわけです。そしておそらくは恥ずかしいと感じたはずですね。

黄色ベストを国民の多くが支持し、これが専制に対する革命であることを示そうとしているわけです。今日のフランスがあるのは先の革命がゆえですからね。

 

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