我が国の安全を脅かす売国読売新聞の主張

4,5日前の奴隷日報、もとい読売新聞の社説なんですが、おかしなことが書いてあるので気になっていました。

省内で一元管理するのは当然?

今回の自衛隊日報の件については、故意に隠したのか、はたまた本当に見つからなかったのか知りませんけど、いわゆるシビリアン・コントロールの観点から言っても、このような組織が資料を管理する資格は無いことが明らかになったわけです。

しかし、読売は今後も防衛省が不都合なことを隠し続けることを奨励するようです。「省内で一元管理するのは当然」と、あらかじめ先手を打っています。

その理由というのが爆笑ものなんですが、「陸自は08年に『イラク復興支援活動行動史』をまとめており、その元の資料だから」というものです。これ全然理由になってませんけど、頭大丈夫でしょうか?

連中は何が何でも隠蔽に協力したいようですね。そのため、いかなるおかしな論理を使ってでも国民を説得しようと日々努力されています。

戦闘行為を隠蔽する読売

もっと悪質なのは、次の段です。「武装勢力が英軍を攻撃し、銃撃戦となった」と書き、「非戦闘地域は憲法を踏まえた概念」と書きながら、「野党が政府攻撃の材料に使い、不毛な論争を」と言うわけです。高校生でもこんなこと書かないと思いますけどね。メチャクチャな文章でございます。さらに「十数年前の資料で政府を責めるのは非生産的」ときました。

ここで野党から釘をさされると、戦争屋の奴隷としての読売の思い通りにならなくなってしまいます。自衛隊の皆さんには、日本国内のことなど、どうでもいいので、どんどん海外で戦争屋の起こす戦争に巻き込まれてください、というのが読売の主張です。

まさに、日本を売り飛ばす売国奴としての主張をいかんなく発揮しております。彼らは、日本国を守る以前に、世界の戦争屋が起こす戦争を優先事項としております。

昨今ますます自衛隊員のなり手が減っているという話を聞きますが、我が国の防衛を担う人材が減っていくのは、海外の戦争屋の行為を優先する、このような売国奴がうごめいているがためです。

世界の安定は日本の国益に直結する

「世界の安定は日本の国益に直結する。国力に見合う国際貢献を果たす責務がある」とおっしゃるわけですが、そもそもイラクは何故そうなったのでしょう?

米国戦争屋が「フセインが大量破壊兵器を持ってる」というウソを口実にして侵略を行い、イラク政府を倒したがためです。これは米国自身がはっきり言ってますね、「大量破壊兵器ありませんでした」と。

仮にフセインが残忍な独裁者だとしても、それを倒さなければ混乱状態にはならなかったわけです。しかし、戦争大好きな戦争屋である犬の読売は、そんなことはおくびにも出しません。戦争屋がわざわざ作り出した問題を解決するために、我々の人材を駆り出すというわけです。

今同じことがシリアで行われているのですが、仮に化学兵器攻撃で70人だか死亡したのが真実だとしても、米英仏が攻撃する理由にはなりません。万が一、アサド政権が倒れるようなことになれば、シリアも同じような状況になりますね。

世界の安定を言うのであれば、まずシリア攻撃に反対せねばなりません。これは当然のことです。

米民主党議員タルシー・ギャバードは非常に真っ当なことを言っています。

私は元兵士としてわかっています、
いかなる軍事行動をも起こす以前の必要性をです。
まず、明らかな達成可能目標が必要であり、
その目標をなすための戦略です。
ネオコンと戦争屋は、
シリアに対する米軍の攻撃を叫びますが、
しかし、ミッションがわかっていないか、あるいは、
米国の利益に反するミッションを追求しているのです。
事実としては、シリアに対する攻撃をしかけることは、
シリア軍を弱体化させることになり、
不安定化させ、
現場のテロリストグループを強化するのです、
ISIS、アルカイダ、Army of Islam、その他です。
彼らすべてが政権の転覆と、自身のカリフの設立を目指しています。
これが米国の利益に資するでしょうか?
これが我々の追求すべきミッションですか?
シリア政府と軍隊が弱体化すれば、
彼らは増々ロシアとイランの援助に依存するようになるでしょう。
したがって、彼らはシリアでの地位とパワーを強化させるのです。
それが我々のミッションですか?
それが米国民の最善の利益に資するのでしょうか?
シリアにおける米国の軍事行動は、他の地域的アクターによる衝突を増々エスカレートさせます。
ロシアなどです。
ロシアは既に言っています、
いかなる米軍の攻撃も、彼らからの反応を引き起こすであろうと。
シリアをめぐってのロシアとの戦争が、どう米国民の最善の利益に資するのでしょう?
我々の兵士は、我々の国のために前線に出されるのです。
彼らの犠牲は讃えられるべきなのです、
価値のあるミッションに犠牲として捧げられたと。
干渉主義者による体制変更の戦争を戦いに行くのではなしに。
それは、我々の国に貴重な命と資源のコストをかけることになるのです。
そして、我々の攻撃する国の苦しみを増すのです。

しかし、読売はシリア攻撃に大賛成です。一見して、まるで後先考えていないように見えるのですが、しかし、すべては計算づくなんですね。戦争屋さんのシナリオ通りにしか読売は報道しません。

読売は、別の記事では、シリアにおけるロシアのプレゼンス増大を懸念して見せていますが、これも全くおかしな論理です。ギャバードの言う通り、シリアを攻撃すればするほど、ロシアに対し介入する口実を与えるのです。

これは、日米同盟を考えても明らかなことです。日本がどこかに攻撃されたとすれば、その防衛における米国の役割が増大するのは当然です。もっとも、日本の場合には、それ以前にすでに米軍による完全な占領状態にありますが。

このあたりも売国奴読売の全く言わないことであります。我が国が既に完全に占領されており、独立国ではないことは、もちろん読売は一言も言いません。その植民地の住民の洗脳の役割を読売はCIAから仰せつかっているのですからね。

 

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