お笑い憲法改正議論

自民党が憲法改正草案を3月には出すとのことで、二項(戦力不保持)を削除するのかしないのか、すったもんだやってますね。一言でいって茶番です。連中は全員こんなもの削除したいんですよ。彼らを支持する者もすべてそうです。

ところで、私は改正反対ではありません、これは前にも書きましたが。正式に軍隊を持ち、外敵に備えるべきです。

なぜなら、米国のような凶悪な国が世界にはまだ存在しているからです。彼らはこれまで、なんだかんだ難癖をつけては戦争をふっかけ、侵略し、富を略奪してきたのです。この20年位で200万人位無垢の人を殺しまくっています。中国・北朝鮮の比ではありません。

米国という凶悪国が日本にとって問題とならないのは、日本が連中の言うがままの植民地、占領地であり独立国ではないからです。それだけの理由です。

その植民地の奴隷代表たちが、国会とかいう名前のついた学級委員会でやってますね、二項を削除するかどうかと。そんなもの国民のためではありません、明らかですね。ご主人様の戦争に喜んで参加するために、「いかに日本国民と言われる奴隷達を騙すか」に過ぎないんですね。単に「二項削除すると奴隷たちを騙せなくなるかもしれない」というに過ぎないんです。

だいたい、この国の「首相」とか名前のついた奴隷代表の言い分からしてお笑いですね。「命をかけてる自衛隊員の皆さんが、一部の憲法学者に『違憲だ』と言われないためだ」そうです。そんなものが彼の「悲願」なのだそうです。

はて、この「一部の憲法学者から違憲だと言われる」状態は誰が作ってきたのでしょう?その状態を何十年と許してきたのは誰でしょう?既に自衛隊に所属している方々は、そんなものが「嫌だ」なんて思っているんでしょうか?

彼らが最も気にかけているのは、日本が安全であることと、自らが家族のもとに無事に帰れるかどうかです。

皆を騙すために、この奴隷代表が思いつくウソというのはこの程度なんです。そして、その彼らをご主人様の戦争に駆り出して戦死させることがこのウソつきの最終的な目的です。なにせご主人様から仰せつかってこの植民地を統治している方ですからね。日本の安全、国民の幸せのためなどではありません。

さて、こういった茶番劇に大量動員されるのが、偽ニュースや偽評論家などなどです。その手口というのはこうですね。「世界情勢はますます緊迫してきており、北朝鮮の核やミサイルなど脅威が現実化した云々、日本国憲法制定時とは事情が違ってきたのだ云々」。

それを迎え撃つサヨクの方はサヨクで、平和主義を保持しなきゃいかん云々などなど。ウヨクはお花畑だ云々と、まことに馬鹿馬鹿しい泥仕合を繰り広げているわけです。大多数の人々の判断規準というのは、そんな極めて狭い範囲の中にしかないわけですね。右か左かみたいな。

そして、これらの喧々諤々の議論を毎日のようにがなりたてることで、そのどちらの側に立つかという判断しかできなくなります。デービッド・アイクのいう郵便切手のような狭い範囲だけなんです。このこと自体が洗脳の一手法でしょう。右も左もその洗脳装置の一翼を担っているにすぎません。彼らもまた装置の一部なんです。

まぁ、例えて言えば、カレーは甘い方がいいか、辛い方がいいかと議論しているようなものです。

ともあれ、国会の奴隷代表者の方々が今やっていることは、「いかにしたら国民を騙せるか」と言うことです。いかな奴隷植民地といえども、建前上は民主主義国ということになっており、「みなさんが決めることですよ」となっていますからね。

議論の末に決まりましたとか、国民投票の末に決まりましたとかいう形は必要なわけです。大昔の奴隷達のように暴力で支配しようとすれば、奴隷たちの生産性がガクッと落ちますので、それはできません。あくまでも、「議論の末に皆さんが決めたことです」とか「悪い敵がこんなことしてます」とか言う、奴隷の皆さんが納得するような架空の筋書きがなければならないのです。

 

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