サンマが豊漁？？？

今朝の読売を見ていて、こんな記事があったんですよ。いやこれはいつも通りの読売批判ではないので、ここに書くんですが。ちなみに、読売のウソについてはgomiuri.onlineをお読みください。過去の記録は/tag/奴隷日報にあります。

豊漁でサンマの仕入れ価格が２～３割下がった

サンマはここ数年の記録的な不良から一転し～豊漁だ

１～９月の水揚げ量はサンマが約3万９０００トンと前年同期の約1.9倍

いやいやこれはおかしいな、前の記憶は昨年のものだったのか？私もついにボケたか？と一瞬思ったわけです。寝起きだったですし。ところが、サンマ不漁の報道詐欺を書いたのは８月のことでした。こう書きました。

この間チラとテレビを見ていたら、今年のサンマが不漁で、その理由というのは、中国の漁船団が根こそぎ取っていき、さらに台湾ではサンマ料理が大人気で云々という報道をしていたわけです。

今日も飯時にチラとみていると、サンマが不漁だ不漁だとのたまわっているんですが、どうもそのグラフとしては、ここ数年のものしか示されないんですね。それ以前のものがわからないわけです。

たしかに皆「サンマが高い」と言っていたような記憶がありますね。しかし本日の読売を見ると逆なんですよ。「１～９月の水揚げ量はサンマが約三万９０００トンと前年同期の約1.9倍」なんだそうです。

言ってることがまるで逆なんですが。。。

一体全体どういうことなんでしょう？読売の読者はこんなものを読んでも疑問を持たないんですかね？

それはともかく、誰がこんなことを画策したんでしょう？テレビの方です。たしかに「中国漁船が根こそぎで、中国・台湾で大人気で、そのために不漁になっており高い」というストーリーを報道してましたよ。

「サンマ業界が値段を釣り上げるために、そういうストーリーを流したんだ！」という陰謀論さえ思いつきますよね。しかし、それ以外に説明のしようが無いのです。陰謀論不可避状態です。

日本国民はこんなデタラメな報道されて誰も怒らないんでしょうかね？ほんとに不思議な人達ですよ。