シリア:「私の国にテロを入れた者を決して許さない」

バネッサ・ビーリーによる記事です。

Syria: “I will never forgive those who imposed this terrorism upon my country”

これをシェアしたいんです、私とアナス・キャミリーが聞いた話です、我々のダマスカスでの最後の晩に。我々はタクシーでホテルまで戻りました。ドライバーは年老いた男で、痩せこけて虚弱そうでした。彼は明確に動揺させて、言ったんです、アナスに彼の話を。彼女が私に翻訳してくれました。タクシーのフロントガラスは、いつもどおり蜘蛛の巣にひび割れです。乗客用の前ドアはちゃんと締まりません。

彼が話したことは、その二時間前のことです。ダマスカスの郊外で銃を突きつけられていたそうです。三人の男が彼の腹に銃を突きつけて言ったんです。サイレンサー付だから殺しても誰にも知られないと。彼らは7000シリア・ポンドを盗みました(約14米ドル~1600円)。銃身で殴られ、タクシーのドアを壊されました。そして行ってしまいました。これは彼の車ではありません。仕事をするために毎日オーナーから借りてくるのです。彼は美しい4階建ての家をハジャー・アスワッドに持っているのですが、この地域を占領した武装グループに破壊されました。彼は70歳で、前立腺がん持ちです。が、これらすべては彼を苦しめるものでは無いと言います。

話すうちに、目から涙が溢れました。自分の顔に水をかけ、手で拭いました。「連中は私のガンの薬さえとっていった」と。彼のショックな表現に絶望感が深まります。

「この邪悪を我々の国にもたらした者を神が決して許しませんように」、そう話します。「連中はこの社会を破壊しようとし、犯罪の残り滓を置いていった。この戦争以前には決して無かったものだ。連中が決して許されませんように」と。

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