暗号通貨は静かに絶滅するのか？

ビットコイン価格の急上昇が、イーサリアム、リップル、他のアルトコインの価格も押し上げた。しかし、強気のマーケットが1500以上の暗号通貨を生み出し、これらが下げ相場となり、いくつかは内破しだしている。

Bittrexは、米国を拠点とする大きな暗号通貨取引市場だが、彼らは3/30以降、82のアルトコインをリストから削除したという。これらの暗号通貨は、壊れたブロックチェインを持っており、開発者から見捨てられたか、あるいは詐欺、価格操作の企みであると認められている。

リストからはずされたコインのいくつかは、数百万ドルの投資を受けている。例えば、ニュートロンは、今や少なくとも500万ドルの価値だが、ピーク時の1月には3260万ドルだった。一時には、6000万にもなったのだ。

暗号通貨市場におけるビットコインの支配的立場が、Coinmarketcapによって追跡されているが、再度ゆっくりと成長しつつある。暗号通貨の夜明け時期にはマーケットシェアの90%であった。

アルトコインの数が増えるにつれ、ビットコインのシェアは、32%というかつてない落ち込みになった。これは1月前半のことである。同時に、暗号通貨の市場価値は歴史的な8350億ドルになった。

これは過熱気味のマーケットに売りのサインとなったのだ。三ヶ月で暗号通貨の価値は驚くべきことに5570億ドルとなった。多くのアルトコインがこのクラッシュに生き残れなかった。そして、ビットコインの支配的位置が再び成長し始め、50%レベルに回復した。

暗号通貨市場は、もう一つの嵐に苦しんでいる。それは、さらに200億ドルを市場から消し去るだろう。