プロレスジャーナルの見せ場

プロレスというと、かつてはテレビ中継の花形で、その昔には力道山とかジャイアント馬場のスーパースターがいたものですが、最近はテレビ中継はやらないんですかね。野球はやってるようですが、プロレスは見たことありませんね。

で、このプロレスというもの。本当なのかは全く知りませんけど、「すべてやらせ」だと言う人もいたりします。その意見によれば、勝敗を賭けたスポーツというふりをしながら、実のところは、仕組まれた筋書きがあり、そして「悪役」なんて言われてしまう人達がいたりするわけです。

タイガーマスクというプロレスラーがいましたが、あの扮装はもともとアニメ作品の「タイガーマスク」からのもので、その主題歌というのがふるってますね。

ルール無用の悪党に、正義のパンチをぶちかませ

やらせのショーなのに、正義と悪みたいな二元論を持ち込むんです。しかし、見る方としてはどうでも良いんですよ。裏がわかっていて楽しむ人もいれば、本気で「正義よ勝て!」と思う人もいる。。。のかもしれません。

プロレスが廃れて(どうか知りません。観客数など調べてないので)しまったのは、人間に必要な他の娯楽が幅を効かせているからかもしれません。底が浅く、バレバレの、善と悪を装った、ハラハラドキドキの娯楽ですね。

昨日だったか一昨日だったか奴隷日報、もとい読売新聞を開いてみると、例のごとくWillとかHanadaとかいう、その手の趣味の人達のための雑誌の広告が出ていたんですが、そこになにやら「朝日の提訴がどうしたこうした」と書いてあったんです。Hanadaの方だったかな?

–> 小川栄太郎の「徹底検証『森友・加計事件』 朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪」という本について、朝日が提訴したんですね。どうでもいいことですが。

「またやってんのか」と。こういった連中が、常に朝日を攻撃してみたり、昨年は小池百合子を攻撃してみたりとか年がら年中、郵便切手の中での狭い戦いを繰り広げているわけです。「郵便切手」がわからない方はこちらです。

もちろん、読売にかぎらず、朝日もおそらくはCIA傘下ですね。ここにその一部の記述がありますが。さらに、ほんとかどうかわかりませんが、産経という新聞はその創設時に、「左は朝日がいるからかなわない、右にしよう」ということで右になったんだとか。

ともあれ、その上の人達のやり方としては、わざわざ敵味方を作り、その間で戦わせるというのが常套手段なわけです。ジェームズ・パーロフの言によれば、

ニューヨークの強欲銀行がソ連を作り出しました、彼らが作ったんですよ。
ジェイコブ・シフやウォーバーグのリサーチに戻ってみればですね。
レーニンはゴールドで買収され、
トロツキーは、ニューヨーク市から送られたんです、ジェイコブ・シフによって。ゴールドで2000万ドル持たされてですね。
これは彼らの投資だったんです。これを守っていたんです。

ということです。日本国内も例外ではありませんね。大新聞社がCIAの息のかかったものであれば、こういった雑誌も息かかってるんでしょうねぇ。西鋭夫の講演CDを、やはりダイレクト出版さんから購入したことがありましたが、彼はスタンフォード大学だったかな?やはりCIAに声かけられた話をしてました。断ったけれども、日本にはCIAのスパイがたくさんいるんだそうな。

北朝鮮のスパイだのを懸念する声を良く聞くんですが、しかしアメリカのスパイを懸念する声は聞きませんね。日本はアメリカのスパイ天国です、おそらくは。彼らがこの国に混乱をもたらしてるんです。スノーデンも言ってましたね。「もしアメリカを裏切るようなことがあれば、すべてのインフラを破壊できるよう爆弾をしかけてある」と。誰一人これを問題にしないんですけど、なぜでしょう?

さて、HanadaやらWillでは、本当に毎号毎号同じ方々が同じようなことを書いてることに驚きます、広告しか見てませんが、本当に判で押したようにおんなじなんですよ。百田尚樹とか、有本香とか、阿比留瑠比とか。同じメンツが同じことしか書かないんですね。良く飽きられずに続くもんだと思うんですが、それがプロレスというものでしょう。そうして、年がら年中朝日を中傷してみたり、小池百合子や石破茂を中傷してみたり、ときには詩織さんを中傷してみたりとやりたい放題やってますね。こんな感じですか(リテラの記事より引用)

「朝日新聞は『発狂状態』だ」(阿比留瑠比/「Hanada」)
「落ちるところまで落ちた朝日新聞」(百田尚樹×阿比留瑠比/「WiLL」)
「朝日こそ言論の暴力だ」(高山正之×藤井厳喜/「WiLL」)
「『安倍潰し報道』はもはや犯罪」(百田尚樹×有本香/「Hanada」)
「ワイドショーはこうして歪められる」(加藤清隆×末延吉正/「Hanada」)
「言論弾圧は左翼の専売特許」(長谷川幸洋/「Hanada」)
「告発スクープ! 加計問題”主犯”は石破茂」(小川榮太郎/「Hanada」)
「怪しいのは安倍ではなく石破!?」(屋山太郎×潮匡人/「WiLL」)
「韓国化する日本 ここまで平然とウソをつくのか」(百田尚樹×古田博司/「WiLL」)
「なぜフェイクニュースが生まれるのか」(長谷川幸洋/「WiLL」)

そして、正義の朝日(あるいは悪の朝日)の方も、わざわざ受けて立つわけですね。このバトルがわざわざ裁判所に持ち込まれ、赤勝て白勝てとのプロレス観戦になるわけです。これは楽しいですね。裏がわかっていても楽しくなります。ワクワクします。皆このプロレスに夢中です。

その一方で、これらの郵便切手の中の方々は決して本当のことは書きませんよ。全部が全部上から操られてますからね、おそらくは。

 

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