御用新聞によるプーチンの北発言報道

またまた本日の御用新聞がプーチンの発言について偽報道をしていました。こんなのです。

「金正恩は賢明」なんですと。たしかにそうは言ってますけど、主題はそこじゃないでしょうね。以下全文の拙訳です。

私が思うに、金正恩氏は確実にこの回は勝ったね。
彼の戦略的ゴールは達成した。
彼は、核とミサイルに責任を持っている。これは、1万3千キロ範囲のものだ。
ほとんど地球上いかなる場所もだよ。
あるいは、少なくとも彼の可能性のある敵対者には届くね。
だから、今や彼は、この状況を緩和することに興味を持つだろう、確実にだ。
彼は既に絶対的に抜け目が無く、成熟した政治家だよ。
現代世界の現実というのものを、我々は心に留めておかねばならない。
そして、慎重に行動するんだ。
朝鮮半島の非核化という難しい仕事に我々自身を持ち込もうとするのであれば。
これは、対話と交渉によって成し遂げられなければならないのだ。
それは実に手強いように見えるが、私の信じるところは、
それでもこれは可能ということだ。
すべての当事者がこのプロセスに関わるなら、もちろん北朝鮮も含む。
彼らが実感しなければならないことは、核兵器無しでも彼らの安全が保証されるということだ。

  • 今や金正恩は敵対する者に対するミサイルを持っている。
  • だから、この状況の緩和を意図するだろう、確実だ。
  • 彼はバカではない、賢明な政治家だ。
  • ロシアも朝鮮半島の非核化を目指す。これは可能と考える。
  • その条件としては、核兵器無しでも北朝鮮が安全であることだ。

ということです、御用新聞の報道では、最後が抜けてるんですよ。これを報じたくないんですね、報じてしまうと、「北朝鮮はどんな脅威にさらされてるのか?」を説明しないといけませんからね、非常に都合が悪いんです。

そこをばっさり省略しながら、タイトルを「正恩氏は賢明」とすることによって、プーチンを悪の枢軸である向こう側の一員に仕立て上げてるんですね。

意図バレバレです。さすがグローバリストによるグローバリストのための売国御用新聞、もっとがんばれ!応援しています。

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