ロシアはこれ以上の偽旗によるシリア攻撃を許さない

出てきましたねぇ。当然ロシア側はわかっているわけです、これまでの歴史上行われてきた米国による偽旗を理由にした数々の侵略戦争。そしてまた、同じことをシリアで繰り返していることを。彼ら自身が現場を検証し、証人を得て完全に確信しているでしょうね。もし彼らの言うことがすべて真実だと仮定すれば、彼らの立場としては怒り心頭でしょう。

そして、ビデオを作り、流したホワイトヘルメットがそのヤラセ実行部隊であることも、当然確信してるでしょう。まぁ、わずかな報道しか見ていない私としても、どう考えてもロシア側の言い分に分があると感じますから。

以下RTの記事 Russia ‘won’t allow’ another US military action in Syria based on false flag – OPCW envoy より。

ロシアのOPCW特使が言うには、シリア内での新たな偽旗を避けることが決定的に重要であり、モスクワは「許さない」という、そこでの米軍の行動を。彼は、ドゥーマ事件の現場でのロシアの発見の詳細を説明した。

ダマスカスに対する新たな偽旗作戦が「可能性があり、米国の友人が再度シリアに対する軍事行動を起こすかもしれないが、しかし、我々はそれを許さない」、ロシアのOPCW特使アレクサンダー・シュルギンがハーグにて木曜に語った。

(略、ロシアの専門家による、いわゆる毒ガスキャニスターについての不自然な点の指摘等)

ドゥーマ事件は,議論を醸すホワイトヘルメットグループによるビデオで示され、過激派つながりのSNSアカウントにおいて広まった。それが米国と同盟によって額面どおりに受け止められ、ダマスカスを非難するために用いられ、大きなミサイル攻撃となった、4/14の報復措置である。この攻撃は、OPCW専門家到着の数時間前だった。彼らは、ドゥーマにおける事実発見ミッションに従事するはずだった。

専門家は既にこの現場に到着している。その一方、シュルギンはOPCWに対し、過激派が残していった化学兵器研究所を見るようOPCWに呼びかけている。誰が実際にシリアで化学兵器を使ったのかを彼ら自身で見るようにと。

「我々はOPCWチームに要請している、シリアで時間をとり、過激派の化学兵器研究所を見るようにと。それらを使ったテロリストだ。我々の信じるところとしては、あらゆる種類の偽旗を含め、連中が化学兵器を作り出し使ったのだ」とシュルギンは強調した。

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