スクリパリ捻じ曲げ細工屋:英国政府出資のインテグリティ・イニシアチブ

RTの記事です。Skripal spin doctors: Documents link UK govt-funded Integrity Initiative to anti-Russia narrative

英国出資のグループ、インテグリティ・イニシアチブがリーク文書で暴露された、心理作戦ネットワークとしてだ。これがキーとなる役割を果たしたのだ、スクリパリ事件後のメディアのストーリーをモニタし作り出すことのだ。これが新たに公になった文書で発覚した。

NATOつながりで英国出資によるInstitute for Statecraftによって、インテグリティ・イニシアチブは2015年に設立された。この存在が暴かれたのは11月のことだ、ハッカーたちが、政治家、ジャーナリスト、軍人、科学者、学術界の網の詳細文書を公にしたのだ、「ロシア誤情報」と戦うと称するものである。隠された、政府資金による「ネットワークのネットワーク」は現在調査中にある、英国労働党党首ジェレミー・コービンがロシアのカモであるという中傷についてだ。彼らは表向きは反ロシア誤情報の高潔な十字軍の一部ということになっている。

さて、新たなリークの示したことは、この組織が、昨年三月のセルゲイ・スクリパリ父娘の毒殺未遂事件後のメディアのストーリーを形成する中心的役割を果たしていたことだ。注目すべき点は、このグループが推進する多くの過酷な反ロシア手段、これは2015年に遡るが、これが迅速に実行されたことだ。ロンドンでさえも、証拠による名指しを拒否したものだ。

アイリス作戦

スクリパリ毒殺未遂の数日後だが、この組織は外務・英連邦省に意見を求められ、要請された。「この事件に関するソーシャルメディアの活動を研究せよ、いかにニュースが広がるか、そしてこの事件がどのように見られているか」である、これを複数の国においてだ。政府からの祝福を受けた後、インテグリティ・イニシアチブ(以下「II」と呼ぶ)は、「アイリス作戦」を起動し、「世界的調査解決」事務所であるハロルド・アソシエイツに協力を求めた、スクリパリに関連するソーシャルメディアの分析についてである。

しかし、ハロルドの秘密レポートはより多くのことをしていた、単純にスクリパリ事件に対するソーシャルメディアの反応を説明する以上をである。彼らは「親ロシア荒らし屋のアカウント」を編纂し非難したのだ。「スクリパリ事件に関連する親クレムリン・プロパガンダと誤情報を視聴者に撒き散らしている」と。

これらの悪名高い思想犯罪者としてリストされた中には、ウクライナ生まれのピアニストValentina Lisitsaがおり、またTwitterのIan56とという、ケントの紳士がいる。

ストーリーの推進

2018/3/11日付の他の文書は、「セルゲイスクリパリ事件:もしロシアの仕業だとしたら?」というタイトルであり、ここに含まれるのはスクリパリ事件の「ストーリー」である。ここでは、ロシアとプーチン大統領個人を非難しており、複数の推奨される対抗手段が含まれている。これらは、2018年のワールドカップのボイコット、ロシアからドイツへのノード・ストリーム2ガスパイプラインのボイコット、国際銀行システムSWIFTへのロシアのアクセスのブロック、そして「英国内で運営されるRTとSputnik」の禁制である。

明らかではないこととしては、この文書が誰のために作成されたかである。しかし、おそらく提携する英国内あるいは他国のジャーナリストに提供されたのだろう。これが的確に説明するかもしれない、証拠不足にも関わらず反響したことだ、スクリパリ事件後に。そして、英国と同盟国は異論もなくモスクワを非難したのである。

あらかじめか?

最新のリークからの、より興味をそそる暴露の一つとしては、2015年からの文書である。ここでは、the Institute for Statecraft のVictor Madeiraが提案していることである、ロシアに対する一連の手段をだ。ここに含まれるのは1971年のFoot作戦の線での、外交官の大量排除である。

偶然にも、100名以上のロシア外交官が20の西側の国から追い出された。明らかにスクリパリ攻撃を受けての英国への連帯を示すためにだ。その当時、英国首相テリーザ・メイは歓迎している、彼女の言うところの「歴史上でも最大のロシア諜報局員の大量排除」をである。

奇妙なつながり

新たにハッキングされた一連の文書がまた示すことは、説明不能なつながりである。IIとスクリパリ自身のである。このつながりが、特筆以上の注目に値する。神経ガス攻撃についての、証拠無しのモスクワ非難の推進キャンペーンについてのこのグループの中心的役割についてである。

2018/7の文書には、スクリパリをMI6にリクルートしたパブロ・ミラーとのコンタクト詳細が含まれている。彼のハンドラーであり、(都合よくも)ソールズベリーの近隣なのだ。こう見えるのだが、組織によって行われた機能のためにミラーは招待されたのである。

これは明らかではない、ミラーがどの程度の役割だったか、あるいはこのグループに関わっていたのか。しかし、彼がIIのゲストリストに記載されていることは、協調したキャンペーンに対するもう一つのミステリーを開くものである。これは、何年も前からモスクワに対して懲罰を課すために撒かれていたものである。


インテグリティ・イニシアチブについては、日本国内の偽メディア達は一切報道していないようです。しかし、検索してみると「マスコミに載らない海外記事」さんに一件記事がありました。英米の心理作戦機関、正体をあばかれるですね。まぁ、一口に言ってCIAのマスコミ専門部といったものの英国版という感じでしょうか。

※「ニュース・インテグリティ・イニシアチブ」とは別の組織のようです。お間違えなきよう。

日本の偽メディアの報道を見ていれば、連中の報道するものは、これらのでっち上げられたストーリーそのものですから、自らが指示を受けているご主人様についての報道など一切しないことでしょう。ここでもまた何本かRTがビデオ出しているので、徐々に字幕つけていきたいと思いますが、決定的な証拠が出てきたらどうするんでしょうね?(笑)

まだまだ曖昧な状態ですが、上から推測されるストーリーとしては、連中が何年も虎視眈々と狙っていたロシア排除のために、連中自身がスクリパリ事件を作り上げ、そしてあらかじめばらまくストーリーを作成済であったことですよ。

もちろん決定的な証拠などありませんけど、そもそもこれがロシアによるものだなんて信じてる人は相当なお馬鹿さんですよね。おそらくは連中の得意な偽旗の一つに過ぎません。常習犯なんですから、疑られても仕方がないですね。

 


 

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