アビー・マーティンインタビュー

これは泣かせますね。日本人はほとんど知らないでしょうけれども、彼女はヒーロー(ヒロイン?)です。アビー・マーティンを検索してみると、RTでロシアの政策に反対したこと位しか出てきませんが、彼女のドキュメンタリーを全く見たことがないので、その程度しか知らないんですね。これは以下の日経のおバカな記事に代表されます。

ロシア政府系TV「ロシアが悪い」 軍事行動を批判

彼女が主にやっていることは、米帝国主義を徹底的に批判することです。これが諸悪の根源であると。そして、彼女の言によれば、これはRT以外ではできないというわけです。

まさにその通りです。世界で最も邪悪な国は米国であり、このことを堂々と言っているのがRTであり、アビー・マーティンです。日経やら何やらの御用メディアは、そこに連なる利害関係者の一部であり、本当のことなど何一つ言えません。言えないくせに、一部をとりあげて知ったかぶりをする、知ったかぶりの知識人なるものを作り、真実を何一つ見ようとしない洗脳済人間を作る手助けをしているに過ぎないのです。

これが、いい味を出すジミー・ドアとのやりとりで語られていきます。ハイライトとしては以下ですね。


つまり、米国政府が、他国とその人々をいかに不安定化させ、破壊したかという。帝国としての存在ですね。勝者によって書かれた歴史です、ソーシャルメディアが出現するまでは。ですから、我々は長い間本当に歴史というものを見てなかったんです。主流派で無い、抑圧された者、そういった政策に影響を受けた者の目線で再び語られるものです。

本当に私のことを知ってるんですよ。なぜなら、正しくパレスチナを報道してるマレな西側のジャーナリストですからね。他のどこでよりも、パレスチナでの方が有名なんですよ、私は。

すべての国内問題というのは、帝国の視点から見なければならないんです。すべての国際問題も、帝国の視点で見なければならないんです。なぜなら、世界は、分割されているんです、植民地と入植者に。そして、金持ち達はますます富を増やすんですね、先進国が植民地にしたこれらの国々を踏みつけにすることによって。

我々の社会は神話で支持されているんです。そして、米国の例外論神話というのは、最も破壊的です。その一つが、核爆弾落としてもOKだってことです。我々は独立国を侵略して占領してもOKだと。不安定化させ、リーダーを排除してもOKだと。

我々は国の独立性を破壊し、侵害してるんです。そして、無数の人々の未来をも。

しかし、思うに人々はわかってます。だからこそ、主流派メディアの信頼が、歴史上最も低いんですよ。だから、オルタナメディアが興隆してるんです。

だから、ただの乗り物ですね。広告の輸送手段なんです。長いあいだニュースなどではないんです。そしてこのロシア恐怖症の扇動というのは、最も奇怪な種類の恐怖利用キャンペーンですね、私が見た中でも。。。それほど歳ではありませんが。戯言です。


どこも同じなのですが、異論を言う者を敵の手先だと決めつけ、あたかも売国奴であるかのように罵る。これが薄汚い連中のいつもの手口です。日本でもさんざんやられてますね。究極的な狙いというのは、日本人から巻き上げ犠牲にし、ドンパチやって武器を売ることであるのに、それを見ようともせず、少しでも反対するものを半島の手先だのなんだのと罵るわけです。

何度でもどこでも繰り返されるこのパターンに気が付かないというのは、やはり教育のおかげなんですかね?

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