憲法改正雑感

最近の御用メディアの報道を見ると、まるで憲法改正の目的が「自衛隊が違憲ではないようにするため」であり、かつ「自衛隊員が職務に誇りを持てるようにするため」なんだそうですが、またぞろプロパガンダ御用メディアはウソをつきまくっていますね。

一部の憲法学者が「違憲の疑いがある」と主張することを解消するためなんだそうです、憲法改正の目的は。そして、憲法改正反対派がいれば、右の方々は「お花畑」と罵るだけなんですが、全く物事の本質を見失っていますね。

自分の国を自分で守るのは当然です。しかし、それ以前に自分の身を守る、家族を守る、友人を守るのも当たり前です。ですから、この論理で言えば、自衛隊云々以前に、銃所持の権利が遡上に上らなければなりませんね。

これもまた右の方々が主張していますが、特定アジアの国々の方々は日本で暴力的なことをしているそうなので、彼らから日本人が自らを守るためには、当然のことながら銃所持の権利がなければなりません。日本人にだけこの権利を与えるというのも一考と思います。

また、山本太郎が主張するように、原発を廃止しなければならないことも当然です。御用メディアによると、北朝鮮が増々凶悪化しているそうなんですが、原発というのは彼らの攻撃をまるで助けるためにあるかのようです。

なぜ右の方々は、銃所持権や原発廃止を言わないのでしょう?これだけを見ても彼らが偽物であることがわかるはずです。良いように操られてるだけなんですね。

憲法改正の真の目的はおそらく緊急事態条項でしょう。自衛隊を明文化したところで、何かが変わるわけではありません。いわゆる特定アジアの国々に対して強く物が言えるようになるわけではありません。

そうではなく、何か一つテロや自然災害があれば、緊急事態を宣言し、首相は永久にその任にとどまり、国会を通さずにあらゆる法律を制定することです。要するにやりたい放題できるというところでしょうね。

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