橋本琴絵シリーズは/tag/橋本琴絵です。
この記事の三行要約
橋本琴絵は「クルド人はレイプを悪いことと認識していない」と虚偽の前提で議論を展開している。
実際にはクルド社会でも法律・宗教・伝統のすべてでレイプは重罪とされる。ただし「家族の名誉観」が加害者庇護につながる場合がある。
橋本の主張は事実無根のデマであり、過去の「正露丸コロナ効能説」と同様に炎上マーケティングの一環にすぎない。



「悪いことはしていない」?
橋本:女子中学生をレイプして捕まった移民。その移民の母親が法廷で「(うちの息子は)何も悪いことはしていない!」と叫んだことが一般報道された。なぜレイプは「悪いことではない」と「女性である母親」が認識しているのか? 「人の法の上に神の法がある」という「宗教とレイプ」について解説する!!
まずこれが問題ですが、「『人を殺していない。なぜそんな罰を与えるのか』『誰も殺していない。懲役8年を与える必要はない』と叫んだ」という報道はありますが、「『何も悪いことはしてない』と叫んだ」という報道はいくら探しても見つかりません。
この違いは重要で、前者の「殺人でもないのに、なぜそんなに重い罰なのか」の意図としては、罪を犯したこと、つまりレイプが犯罪であることは認めているわけです。しかし、後者はレイプが犯罪ではないと認識していることになります。
橋本は、後者を前提として論を進めてしまっています。つまり、「クルド人はレイプなど罪ではないと思っているのだ」という前提なのですが、橋本の文章全体がこのウソの上に構築されています。
クルド人の倫理観は?
しかしここで良く考えてみてください。どんな国やどんな文化であれ、「人の嫌がることをやってはならない」ぐらいは誰でもわかることでしょう。そして、日本が世界一治安の良い国であることも知っているはずで、日本の法体系を知らなくとも、それだけ犯罪に不寛容であることは想像できるはずです。
では、日本の法体系や日本人の一般的な倫理観を彼らが一切知らないと仮定した場合、彼らは、どういった倫理観で動いているのでしょうか?ここはAIに聞いてみました。
>クルド人の倫理観としては、レイプは犯罪と認識しているのですか?
とても重要なご質問ですね。結論から言うと、クルド人社会においてもレイプは「重大な犯罪」であり、強い社会的制裁の対象です。ただし、クルド人が多く暮らす地域は(トルコ東部・イラク北部・シリア北部・イラン西部など)、それぞれの国家の法体系と、クルド人社会内部の伝統的な慣習法・宗教倫理が重なりあっており、その影響で「表現のされ方」や「処罰のあり方」が異なります。
法律上の扱い
- トルコ、イラン、イラク、シリアといったクルド人居住国では、いずれも刑法でレイプを厳しく処罰しています。
- 例:トルコ刑法では強姦は重罪で、長期の懲役刑。
- イラクやイランでも同様に「イスラム法+刑法」の枠組みで処罰対象。
- したがって、クルド人も法的には他の国民と同様に、レイプ=犯罪という認識を共有します。
宗教倫理(イスラム教)
- クルド人の大多数はイスラム教スンニ派(一部はヤズィーディ教やキリスト教)です。
- イスラム法(シャリーア)において、強姦は zina(姦淫)の中でも最も重大な罪の一つとされます。
- 被害者は罪に問われません。加害者は厳罰対象。
- つまり宗教的にも、レイプは「ハラーム(絶対的禁止)」とされます。
クルド社会の伝統的な価値観
- クルド社会は伝統的に「家族の名誉(honor)」を非常に重視します。
- レイプは、被害者本人への加害であると同時に、家族や部族の名誉を著しく傷つける行為と見なされ、社会的制裁が強烈です。
- そのため「犯罪」というよりもさらに重く、恥辱をもたらす禁忌行為として扱われます。
- 一方で、この「名誉」重視文化が、被害者女性への二次被害(沈黙の強要、名誉殺人の危険など)につながることもあり、国際的に問題視されています。
移民先での摩擦
- 欧州や日本に移住した一部のクルド人若者が事件を起こした場合、「法的な枠組み」と「伝統的な名誉観」とのギャップが強調されることがあります。
- ただし、それを「クルド人全体の倫理観」と結びつけるのは誤解であり、クルド人一般もレイプは犯罪・禁忌と認識している点は明確です。
✅ まとめ
- クルド人の法律的・宗教的・伝統的価値観のすべてにおいて、レイプは犯罪であり強く禁じられている。
- ただし「家族名誉」に絡めて語られることが多く、そのために被害者側が不利益を受けるケースがある。
- 「クルド人の倫理観としてレイプを許容する」ような文化的根拠は存在しない。
さらにAIに聞いてみました。
>「法的な枠組み」と「伝統的な名誉観」とのギャップが強調されることがあるとは、どういうことですか?被害者の方ではなく、加害者の方です。
被害者ではなく「加害者」に対して、伝統的なクルド社会がどう反応するか、整理して説明します。
法律の立場
- トルコ、イラク、イラン、シリアなどの刑法では、**レイプ加害者は当然「重大犯罪人」**として裁かれます。
- イスラム法(シャリーア)でも、強姦は zina(姦淫)の中で最も重い罪とされ、加害者に厳罰が下るべきです。
つまり「法的には加害者が家族の恥」と扱われてもおかしくない。
伝統的な名誉観のねじれ
ところが、伝統的な「名誉」の論理は、必ずしも加害者を「家族の恥」として排斥する方向に働かない場合があります。
- 外部に知られた場合:
- 加害者本人が「恥をかいた人間」と見なされることもあります。
- ただしその一方で、家族や親族は「自分たちの名誉を守るために」公的には加害者をかばったり、責任を矮小化する態度を取ることもあります。
- つまり「家の恥を隠す」方向に働くわけです。
- 内部で処理する場合:
- 被害者家族との和解金(示談金・結婚の強要など)で「名誉の回復」を図ることがあります。
- これは近代的な人権意識からすれば「加害者を守りすぎる」構造ですが、名誉を金銭や婚姻で「償う」発想は部族的慣習に残っています。
移民社会での摩擦
- 欧州や日本で事件が起きたとき、加害者の家族が「息子は悪くない」「警察や裁判が不当だ」と声を上げる例が報道・SNSで拡散されることがあります。
- 外部社会から見ると「なぜ加害者を恥じないのか?」「被害者を守らないのか?」と映る。
- ここで「法的枠組み(加害者が悪い)」と「伝統的な名誉観(家族の恥を隠す/外に出さない)」とのギャップが強調されるわけです。
まとめ
- 被害者側 → 「名誉を汚された」として社会的制裁が集中することがある(不公平)。
- 加害者側 → 本来は「恥」とされるはずだが、家族が「家の名誉を守るために」隠したり庇ったりする傾向がある。
このため、外部の人から見ると「被害者より加害者をかばっているように見える」ケースがあり、文化的摩擦や誤解を生みやすい。
要するに、クルド社会の伝統では「名誉」は加害者本人への罰ではなく、家族の外部イメージの管理に向けられることが多いんです。
橋本の議論は前提からして誤っており、事実に基づかない勝手な解釈
この罪を犯したクルド人が上に述べたような「一般的」なクルド人と仮定した場合ですが、まず、
- クルド人居住国ではレイプは重罪
- 宗教的にも当然重罪
しかし、その一方、伝統的に「家族の名誉」を重視するため、加害者をかばったり、責任を矮小化する態度を取るわけです。
これらはAIの答えに基づいた推測でしかありませんが、おそらくそういったストーリーでしょうね。ですから、冒頭の事実「『人を殺していない。なぜそんな罰を与えるのか』『誰も殺していない。懲役8年を与える必要はない』と叫んだ」になるわけです。
しかし、橋本は、「『何も悪いことはしてない』と叫んだ」という誤った前提のもとにこんなことを書いています。
橋本:ここで登場したのが「神の法」つまり宗教だな。
人の法に従うには承諾がいるが、神の法は強制だから、そこに承諾の余地はない。報道をよくみて欲しいんじゃが、
埼玉の移民らは、レイプはするが「窃盗」で逮捕された、というニュースは見たことないよな?
窃盗で逮捕されるのは共産圏からの移民だよな。
実はあの界隈の「神の法」は窃盗を厳しく禁止している。だから、神の法を守る敬虔な彼らは盗まないのだ。
でも、神の法には「女子中学生をレイプしてはダメ」とか書いてない。
だから「何も悪いことはしてない!」という冒頭の叫びに帰結するわけだ。
正露丸がコロナに効く!
橋本による明らかなデマとして有名なのものは2020年3月頃の「正露丸がコロナに効く」というものです。橋本琴絵の逆張りマーケティングに書きましたので、これもご覧ください。
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