橋本琴絵シリーズは/tag/橋本琴絵です。
この記事の三行要約
橋本琴絵氏は「日独伊三国同盟は朝日新聞が作ったフィクション」と主張しているが、これは史実を否定する歴史修正主義的発言。
三国同盟は1940年に正式に調印された国際条約であり、一次資料も現存していて「虚構」ではない。
彼女の発言は「朝日叩き」を利用した逆張りマーケティングで、科学的根拠のない「正露丸コロナ有効」発言などと同様、注目を集めるためのレトリックに過ぎない。
まぁ、以下だけでこの女がトンデモとわかるのですが、この記事では日独伊三国同盟について追求していきます。
日独伊三国同盟は朝日新聞がつくりだしたフィクション?

橋本琴絵は「日独伊三国同盟は朝日新聞がつくりだしたフィクション」だと言ってますが、この発言は本当ですか?
はい、その件は確認されています。まず事実関係から整理します。
1. 橋本琴絵氏の発言
-
橋本琴絵氏(保守系評論家・元衆院選立候補者)はSNSや講演などでしばしば極端な歴史観を表明しており、その一つに「日独伊三国同盟は朝日新聞がつくり出したフィクション」という発言があります。
-
これは「朝日新聞の反日的報道が戦争を煽った」「歴史はメディアによる虚構」という彼女独自の陰謀論的主張の一部です。
2. 史実としての日独伊三国同盟
-
1940年9月27日、日本・ドイツ・イタリアは正式に「日独伊三国同盟条約」に調印。
-
東京の外務省大臣官邸において松岡洋右外相、ドイツのヨアヒム・フォン・リッベントロップ外相、イタリアのチアーノ外相が署名。
-
条約は公開条項と秘密議定書を含み、実際に外交文書として国際的に有効だった。
-
この同盟は国際法上も、外交史上も実在のものであり「フィクション」では全くありません。
3. 「朝日新聞が作り出した」という主張の背景
-
保守系言論でよくある「朝日新聞が戦争を煽った/虚構を広めた」という批判の延長線上。
-
実際、朝日は戦前にナショナリズム的報道を行い、世論形成に影響した部分はあります。
例:支那事変を拡大する報道、戦意高揚記事。 -
しかし、三国同盟そのものを「朝日の虚構」と言うのは事実誤認。
-
本物の外交条約であり、調印文書も現存。
結論
-
日独伊三国同盟は歴史的事実であり、公式条約として存在した。
-
「朝日新聞が作ったフィクション」というのは橋本琴絵氏の事実に反する言説。
-
ただし「朝日新聞が戦前に戦意を煽った報道をした」という批判自体は別の論点として存在する。
え?朝日だけですか?
「朝日は戦前にナショナリズム的報道を行い、世論形成に影響した部分はあります」とのことでしたが、読売は正力松太郎がコネを利用してスクープを連発したのですよね?なぜ右派は読売を無視して、朝日ばかり批判するのでしょう?
はい、その通りです。
朝日新聞の場合
戦前の朝日は「軍部発表」をほぼそのまま記事化したり、時にナショナリズム的論調を強めることで、世論形成に影響した側面があります。とくに満州事変や日中戦争期には戦意高揚に寄与した報道も目立ちました。
読売新聞と正力松太郎
一方の読売は、戦前から戦後にかけて正力松太郎の手腕が大きく働いています。正力は元警視庁の高官で、政財界や警察・官僚との人脈を持っていました。この「コネ」を生かして特ダネを連発し、読売の販売部数を伸ばしていきます。
-
例えば、軍や警察筋からのリーク記事、政治の裏話などを素早く掴んで報じる。
-
当時は新聞社同士の競争が激しく、正力は「読売を一流紙に押し上げる」ためにスクープ戦略を強力に推し進めました。
戦前~戦後の特徴的な違い
-
朝日:社論として国家的方針や戦意に寄り添う姿勢が強く、結果として戦争協力的。
-
読売(正力):政財界コネを駆使し、とにかく「抜く」ことにこだわったジャーナリズム。社論よりも販売戦略重視。
戦前の新聞界では、「世論操作」型(朝日)と「スクープ競争」型(読売)の二つの軸が、ときに並存・対立していたといえます。
「朝日=リベラル」のレッテル
戦後、とりわけ高度経済成長期以降、朝日新聞は社論としてリベラル・進歩主義的な立場を強めていきました。
-
反安保・護憲・市民運動寄りの記事が多い
-
南京事件や従軍慰安婦など「加害の歴史」を積極的に報じた
これが右派にとっては「国を貶める新聞」と映り、攻撃対象になりやすいわけです。
読売は「保守政権寄り」だから攻撃対象外
読売は正力松太郎以来、自民党政権や米国とのつながりが強く、戦後は一貫して「保守本流」に寄り添った報道姿勢でした。
-
戦前のことを掘り返すと、自民党や米国との関係性まで否定しかねない
-
現在の「味方」を攻撃することは、自分たちの立場を揺るがす
このため、読売が戦前にナショナリズムを煽ったことや正力の経歴(元特高警察、CIAとの関係など)は、ほとんど触れられません。
「敵/味方」の構図で歴史を語る傾向
右派の歴史認識は、事実の検証よりも「誰が敵で誰が味方か」という枠組みで組み立てられることが多いです。
-
朝日は「戦後左派メディアの象徴=敵」
-
読売は「戦後保守政権とともに歩んだ=味方」
したがって、同じ戦前の報道責任を問うなら本来両社とも批判されるべきですが、右派の論理では「敵だけを攻撃」する形になります。
責任転嫁の心理
「新聞が戦争を煽った」という問題を論じると、国民・軍部・政府全体の責任に広がってしまいます。右派はそれを避けたいので、 「朝日が悪い」=スケープゴート化 することで話を単純化しています。
まとめ:右派が朝日ばかりを批判するのは、
-
戦後のイデオロギー対立で「朝日=リベラル」となった
-
読売は保守の「味方」だから触れない
-
敵/味方の二分法で歴史を読む
-
自らの責任回避のためスケープゴート化
という政治的・心理的な事情によるものです。
史実に照らして大きな問題
朝日が三国同盟をでっちあげたというのは、まさに当時のことですか?それとも戦後のことを彼女は言っているのでしょうか?
良いポイントですね。橋本琴絵氏の言う「朝日新聞がでっちあげたフィクション」という表現は、史実と照らすと大きな問題があります。
当時(戦前・戦中)の状況
-
史実:日独伊三国同盟は1940年9月27日、正式に東京で調印されました。条約文書も現存し、国際法上の効力を持った実在の同盟です。
-
朝日新聞の役割:調印を大々的に報道しましたが、これは虚構ではなく実際に結ばれた条約を伝えたものです。
-
朝日はむしろ戦意高揚的に三国同盟を歓迎する論調をとり、「大東亜新秩序」などのスローガンを広める役割を果たしました。
-
-
→ したがって、「朝日がフィクションとして創作した」というのは当時については完全な虚偽です。
戦後の言説について
-
戦後、朝日は「軍部に迎合したことへの自己批判」をある程度行いながらも、戦前の報道姿勢を十分に総括していないという批判はあります。
-
一部の保守派は、「朝日は戦後になって“軍部の被害者だった”という物語を作った」と批判しています。
-
橋本氏がもし「戦後、朝日が“悪いのは三国同盟だ”と強調し、責任転嫁の物語を作った」という意味で「フィクション」と言っているのだとすれば、**彼女の言説は“歴史的事実の否定”ではなく“戦後の朝日の責任論”**に近いことになります。
問題の所在
-
ただし、橋本氏の発言は文脈的に「三国同盟そのものが存在しなかった」と受け取れる言い方をしています。
-
これは完全に事実に反する歴史修正主義的言説です。
-
実際に調印した条約が存在する以上、「フィクション」とは言えません。
結論
-
当時(1940年)、三国同盟は実在しており、朝日新聞が創作した事実はない。
-
戦後になって「朝日が歴史の物語を操作した」と批判する言説は一部にありますが、それを「同盟自体がフィクション」と混同するのは完全な誤り。
橋本の理由
橋本はなぜこんなことを言い出すのでしょうか?
とても大事な問いですね。橋本琴絵氏が「日独伊三国同盟は朝日新聞がつくったフィクション」といった事実に反する発言をする背景には、いくつかの政治的・心理的要因が考えられます。
「朝日=国民の敵」という保守運動の言説枠組み
-
戦後の保守派言論では、「朝日新聞は反日的だ」「朝日が国民をミスリードした」という批判が常套句になっています。
-
「慰安婦報道」「南京事件報道」などで朝日を槍玉に挙げることが、右派にとっては支持層をまとめる象徴的なフレーズ。
-
橋本氏の「三国同盟=朝日のフィクション」という発言も、歴史そのものを否定するというより、朝日叩きの延長線にあると考えられます。
歴史修正主義的立場
-
彼女は従軍慰安婦や南京虐殺を否定する「歴史修正主義」に近い立場をとっています。
-
その立場からすれば、「日本は侵略国家ではなかった」「朝日が嘘を広めただけ」という物語を作ることが都合が良い。
-
三国同盟のように、日本の侵略的姿勢を象徴する史実を「フィクション」として扱うことで、戦前日本の責任を曖昧にする狙いがある。
支持者へのアピール
-
橋本氏は「保守派インフルエンサー」として、ネット上でフォロワーを獲得することを重視している。
-
「衝撃的な逆張り発言」をすることで注目を集め、支持者に「自分だけが本当の歴史を知っている」というカタルシスを与える。
-
これは政治的影響力を維持するための戦略的言説とも言える。
知識や史料理解の欠如
-
三国同盟は歴史学の基本的な事実であり、外務省史料や条約文書が残っています。
-
それを「フィクション」と言うのは、史料批判や歴史的検証を経ていないか、もしくは知っていても敢えて無視している可能性があります。
-
要は「歴史学的議論」ではなく「政治的レトリック」として発言している。
結論
橋本琴絵氏がこうした発言をするのは、
-
保守層に根強い「朝日叩き」の文脈を利用
-
歴史修正主義的立場から日本の戦争責任を否定したい
-
フォロワー獲得のために刺激的な逆張り発言を繰り返す
-
史実を軽視し、政治宣伝として歴史を利用している
という複合的な理由が考えられます。
橋本の歴史修正主義者としての発言
橋本琴絵氏が過去に示した歴史修正主義的な発言を一覧形式で整理しました。以下をご覧ください:
橋本琴絵氏の歴史修正主義的主張一覧
| 内容 | 発言の概要 |
|---|---|
| 南京事件の否定 | 「南京大虐殺」を「南京戦」とし、「大虐殺という呼称は人種差別」と主張。他方、民間人への意図的な大量虐殺はなかったと論じる。Amazon Japan+12X (formerly Twitter)+12ありとあらゆる全般的ぐちゃぐちゃ+12 |
| 太平洋戦争の肯定論 | 「太平洋戦争は自衛戦」「欧米によるアジア抑圧からの解放戦争だった」と主張。これにより日本の侵略史観を正当化しようとしている。X (formerly Twitter) |
| 慰安婦問題の完全否定 | 「慰安婦問題は捏造ファンタジー」と断じ、韓国などを「侵略支援者」と非難。note(ノート) |
| 疑似科学的・センセーショナルな表現 | 「正露丸はコロナに有効」など医学・科学的根拠に乏しい主張をSNS上で発信し、党派的関心を集めている。X (formerly Twitter) |
総合的な見立て
-
歴史修正主義に近い立場
南京事件や慰安婦問題を否定する姿勢は、歴史の定説を根底から覆す主張に該当します。 -
フォロワー向けの過激な発信
科学的根拠に乏しい主張や、センセーショナルな歴史の裏読みは、注目を集めるための戦略的言説とも見受けられます。 -
イデオロギー的傾向
日本の戦争責任を軽視したい保守ナショナリズムの文脈に立脚しており、歴史的自尊心を正当化するものとして機能しています。
このような発言は、明確な資料や学術的裏付けがないにもかかわらず、SNSを通して広く拡散されています。彼女の発言や主張を検証したい場合は、具体的なキーワード(例:「南京戦」「慰安婦ファンタジー」)でさらに深掘りも可能ですので、お気軽にお知らせください。
正露丸がコロナに有効???
「正露丸がコロナに有効」発言の詳細を教えてください
こちら、しっかり確認できましたので、橋本琴絵氏の「正露丸がコロナに効く」との主張について、詳細に説明します。
発言内容 ― 橋本琴絵氏「正露丸がコロナに効く」
-
時期:2020年3月頃(新型コロナウイルスが広がり始めた時期)
-
具体的発言内容(SNSより引用):
「新型コロナウイルス。正露丸が効く。正露丸の主成分がコロナウイルスの外膜タンパク質(envelope)を破壊する」
misaki ♡ Happy.C blog+9LIFE+9X (formerly Twitter)+9このツイートに続き、彼女は血中フェノール濃度に関する数式的な記述を投稿し、さらに強調していました。
LIFE+2misaki ♡ Happy.C blog+2 -
反応と反論:
医学生から科学的根拠の欠如を指摘された際にも、橋本氏は攻撃的に応答し、「理解できない馬鹿に医学生などいないw」といった返しをしています。
まとめまとめ@最新ニュース+2X (formerly Twitter)+2 -
製造元の公式見解:
正露丸の製造元である 大幸薬品 は、「正露丸はあくまで下痢止めの医薬品であり、コロナウイルスに対する効果はない」と公式に説明しています。
Facebook+6LIFE+6X (formerly Twitter)+6 -
後の影響:
この発言には「デマ」としてコミュニティノートがつき、橋本氏のアカウントは一時的に凍結されたことも報告されています。
X (formerly Twitter)+1
まとめ:この主張の評価
-
科学的裏付けなし:正露丸の主成分がコロナウイルスの外膜を破壊するという主張に、医学的な根拠は全く存在しません。
-
公的機関による否定:大幸薬品を含む医療関係者や製造元が明確に否定しています。
-
情報拡散の危険性:新型コロナの不安が高まる中でデマが拡散された点に大きな問題があります。
-
対応の矛盾:一度デマとされた後も主張を繰り返し、責任ある対応がなされませんでした。
橋本の逆張り発言はマーケティングか?
橋本のこういった逆張り発言は、やはり、こういうのを好むニッチ市場において人気を得るためと考えられますか?こういう手法を使う人間があまりに多いと感じます
ご指摘の「逆張り発言」の背景には、いくつかの要因が重なっていると考えられます。橋本琴絵氏に限らず、歴史修正主義的な発言を繰り返す人たちが一定の人気を得るのは、単なる「間違い」や「無知」だけでは説明できず、社会的な文脈や心理的な要素が関わっています。
ニッチ市場としての「逆張り」
-
歴史に関しては既に学術的コンセンサスが確立しているテーマが多いため、「正統的な意見」を述べても差別化は難しい。
-
そこで「実は日本は勝っていた」「虐殺はなかった」など、あえて逆張りをすることで注目を集め、ニッチな「歴史好き」や「体制批判者」に刺さるコンテンツとなる。
-
これは出版やSNSでよくある 「陰謀論マーケティング」 の一種で、既存の理解を否定することでカルト的な支持層を獲得する狙いがあります。
「被害者意識」との親和性
-
「日本は悪くない」「むしろ勝っていた」という言説は、一部の層にとって心理的カタルシスを与える。
-
特に「戦後日本は自虐史観に支配されてきた」と主張する人たちにとっては、こうした逆張りは「溜飲を下げる」効果がある。
-
結果として、史実の検証ではなく感情的な共感を基盤とする支持が形成されます。
SNS時代の「炎上商法」
-
SNSでは「バズる」=「収益化」につながるため、刺激的な逆張り発言が有利。
-
事実と乖離していても、「これはおかしい」と反論・拡散されることでむしろリーチが増える。
-
発言者にとっては、批判も含めて話題になること自体がメリットになるため、**「注目を浴びるための逆張り」**が戦略化しているといえます。
同じ手法を使う人が多い理由
-
歴史修正主義は再現性が高い「炎上のネタ」になりやすい。
-
内容が専門的であるため、一般の人には真偽を即座に判断しにくく、「もしかして…」と揺さぶる効果がある。
-
さらに、ネット上には「自分の信じたい歴史」を求める層が一定数存在するため、そこに向けて発言すれば必ず一定の支持者がつく。
まとめ
橋本琴絵氏のような逆張り発言は、
-
ニッチな市場に刺さる「差別化戦略」
-
感情的支持を得る「被害者意識マーケティング」
-
批判すら利用する「炎上商法」
といった要素が組み合わさっていると考えられます。
つまり「人気を得るため」という動機は強く働いており、同じ手法を使う人間が増えているのは、SNS時代における「効率の良い注目獲得法」として機能しているからだといえるでしょう。
責任感はないのか?
こういったデタラメを主張する人たちはその結果として日本がおかしな方向に向かってしまうことに責任を感じたり心配することはないのでしょうか?
とても大事な問いですね。歴史修正主義的な言説を広める人々が、自分の発言の社会的影響に責任を感じているかどうかを考えると、実際には以下のような特徴が見えてきます。
責任感の欠如と「自己正当化」
-
彼らの多くは「自分たちは真実を広めている」「日本を守っている」と本気で思っています。
→ そのため「日本をおかしな方向に向けている」という批判自体を受け入れません。 -
責任を感じるどころか、むしろ「戦後の主流史観こそが日本を弱体化させた」と逆に責任転嫁する傾向があります。
短期的利益と長期的視野の欠如
-
修正主義的発言はSNSでの注目や支持者の拡大、出版・講演の収入につながります。
-
発言の長期的影響(国際的孤立、若者の歴史教育の混乱)は軽視されがちです。
→ 「いま支持を得る」ことが優先され、社会的な長期責任は顧みられない構造があります。
「信じたいこと」を信じる人々
-
修正主義者は支持者の欲望に寄り添っているため、結果的に「マーケット」に責任を負わせています。
→ 「これがウケているのだから、私は正しい」と錯覚し、むしろ自信を深めてしまう。 -
つまり「需要があるから供給している」というビジネス的心理であり、社会的責任より「支持層の満足」を優先してしまいます。
懸念を持つ人は少数派
-
中には「極端な言説は日本のためにならない」と気づき、距離を置く元修正主義者もいます。
-
しかし、自己批判を公にした人はごく少数で、大半は「反日勢力の攻撃に負けない」とさらに強硬化する。
-
これは心理学でいう**「認知的不協和」**を避けるためで、自分の発言が社会に悪影響を及ぼしていることを認めるのは耐えがたいからです。
まとめ
歴史修正主義者は、
-
責任を感じにくい構造(「私は日本を守っている」)
-
短期的利益を優先(注目や支持が第一)
-
需要に応える論理(支持者が欲しい言葉を与える)
-
誤りを認めにくい心理(認知的不協和の回避)
といった要因から、社会全体に与える悪影響を心配することは少ないのです。むしろ「日本を正しい方向に導いている」と本気で思っているからこそ、かえって問題を深刻化させています。
三国同盟の原本は?
一次資料をいくつか、オンラインで“現物(御署名原本)”や当時の官報類に相当する公的掲示で確認できます。要点だけ並べますね。
-
日本側の「御署名原本(条約そのもの)」
国立公文書館デジタルアーカイブに、
「日本国、独逸国及伊太利国間三国条約・御署名原本・昭和十五年・条約第九号」(請求番号:御24359100)が掲載されています(レコード情報が公開・閲覧可)。これが日本側の正式な条約原本(公布用御署名原本)です。 デジタルアーカイブ -
公布時の「詔書(御署名原本)」
同じく国立公文書館の所蔵として、「御署名原本・昭和十五年・詔書九月二七日・日本国、独逸国及伊太利国間三国条約締結ニ関スル詔書」(Ref. A03022428400)が公開されています。書誌情報には詔書本文(要旨)が記され、条約締結と公布が公式に示されています。 ジャカル -
条約本文の通読(底本=上記御署名原本)
Wikisource には、上の御署名原本(条約第九号)を底本とした翻刻があり、本文を通読できます。ここには
>「昭和十五年九月二十七日『ベルリン』ニ於テ…本書三通ヲ作成ス」
と、調印地がベルリン、日付が1940年9月27日である旨が明記されています(※翻刻の底本は国立公文書館の該当御署名原本)。公布日は昭和15年10月19日と記載。 ウィキソース -
ドイツ側の官報(Reichsgesetzblatt)による公式告示
ドイツの**Reichsgesetzblatt 1940年・Teil II・S.280ff.に、三国同盟(Dreimächtepakt)の官報掲載(Bekanntmachung)**が収録されています。学術機関ミラーのPDFで当該ページを直接確認できます。 Servat -
英語本文(研究・授業で広く引用される標準テキスト)
エール大学の Avalon Project に、Three-Power Pact (Tripartite Pact), Sept. 27, 1940 の全文(英訳)が公開されています(一次原本の所在を示すものではありませんが、条項確認に便利)。 アヴァロンプロジェクト+1 -
戦後裁判資料(存在の国際的確認)
**極東国際軍事裁判(IMTFE)**のデジタル・アーカイブでも、Tripartite Agreement を扱う資料群が整理されており、戦後の公式訴訟記録の中で実在が前提となっています。 imtfe.law.virginia.edu
これで何が言えるか
-
日本の国立公文書館に「御署名原本(条約第九号)」が現存し、記録として公開されています。
-
公布詔書の御署名原本も同館で公開。
-
ドイツ側でも官報(Reichsgesetzblatt)に告示が載り、各国の一次公文書レベルで相互に裏づけられます。
-
よって、条約の締結(ベルリン、1940年9月27日)と日本側の公布(1940年10月19日)は、一次資料で確認できる歴史的事実だと断言できます。 デジタルアーカイブジャカルウィキソースServat
必要でしたら、上記の御署名原本の該当箇所(条文3条など)を抜き出して読み下しもできます。どこを確認したいですか?
私の見解
要するに、ただのマーケティングであって、朝日を攻撃することによって、おかしな人たちばかりのニッチ市場にアピールするだけです。こんなのがそこらじゅうにはびこってますね。愚かな人を引っ掛けて金儲けしたいだけ、人気を得たいだけなのです。
いわゆる反ワクチンの連中にもこんなのがはびこっていますね。そろそろ本物と偽物の区別はつけましょうね。
私の立場からは、「正露丸がコロナに効く」などと言ってる時点で完全アウトです。何も理解できていないし、深い追求も、何の思考もできず、事実の検証もできていない。その程度だということです。

コメント