宮沢孝幸に関する記録

この記事の三行要約

宮沢孝幸は過去の発言(子供マスク推奨やmRNAワクチン支持など)を後に否定し、自己矛盾を繰り返している。
「助かった命」や「ウイルス分離」など科学的に証明困難な主張を安易に行い、対照実験のない研究も根拠にしている。
人工ウイルス説や分離定義のすり替えなど、専門性の欠如や誤導が目立ち、学者として信頼できない。 

Akiさんからリクエストを受けたので、これまで目についた宮沢の言動を紹介します。

私の個人的な見解として、この人物は学者としても偽物だし、人間的にも問題があると考えています。こういう人物を奉りあげて安易についていってしまう方のために、事実を何点か提示しましょう。

ちなみに、2023/4にも宮沢孝幸に騙されないでください。こいつは偽物です。 という記事を書いてますので、そちらも参考にどうぞ。

「子供のマスク推奨→子供のマスクには反対していた」というウソ

この2024年8月頃の動画をご覧ください。ここで彼は「子供に対するマスクは、僕(は)絶対反対してました。何の意味もございません」と言ってますね。

https://x.com/jimakudaio/status/1834575888471699891

しかし、2020年4月には、宮沢監修として次のようなリーフレットが出されています。

外遊び、安全な方法ないの? 子育て中の編集者が聞いた:朝日新聞デジタル
新型コロナウイルスの感染が広がる中でも、たまには子どもを安全に外で遊ばせなければ――。子育て中の編集者がそんな思いで専門家に協力を頼み、リーフレット「休校キッズの毎日の過ごし方 遊び・お出かけ編」を…

では、こちらのツイートもご覧ください。

https://x.com/GVdFrnRWbN18944/status/1788201503750275487

ここでも「子供にマスクはずっと反対していました。勝手な推測でものごとを言わないように。」と言っていますが、2024/5/8の上のツイートは見つかりません。おそらくは証拠をつきつけられたために削除したのでしょう。

mRNAワクチンで助かった命が多数ある???

このツイートは消されていませんが、リプが押し寄せていますね。これを見れば、この発言に対して皆さんがどう思っているかわかります。

https://x.com/takavet1/status/1761920176000557534

そもそもワクチンがどんなものであれ、「このワクチンで助かった命」を測定することは不可能です。まるで一人の人間について接種・非接種の場合に死亡・死亡しないを実験したかのようなことを言っていますね。宮沢は、こういった言葉使いを安易にしてしまいます。その意味でも、とても研究者とは思えません。

ワクチンメーカーや政府・公的助成による研究では、当然ですが、全体的には「特に高齢者では重症・死亡の抑制が統計的に支持される」ということになるようです。しかし、ここを読むような方は、こんな研究がウソであることはすぐにわかることでしょう。

 

mRNAワクチンに対する態度の変遷

竹中平蔵の発言部分は以下。
https://x.com/You3_JP/status/1806331754435006629

上の画像の通りで、宮沢はmRNAワクチンを推奨していたにも関わらず、その後「推奨したことはなく、初期の頃から反対していた」としているのです。

 

対照実験の無い研究を根拠とする宮沢

ここからは少々専門的になります。

以下の宮沢のツイート(画像)を見てください。以前に私が作った「ウイルス学はニセ科学だ。対照実験もできず、科学とは言えない」という画像を示して、宮沢は「必ず対照実験はしています。それをしないと論文になりません」と反論しています。

※私は宮沢にブロックされているので、誰かから「こんなことを言ってる人がいますよ」と聞いたのでしょう。

以下は、私が講演会で宮沢批判をするときに使っているスライドです。

この「なぜ私たちは存在するのか」という自著の中で宮沢は、「Safety, tolerability and viral kinetics during SARS-CoV-2 human challenge in young adults」という研究を参照して、「新型コロナウイルスの人への感染実験はすでにイギリスで行われていて、人で呼吸器症状を発症することが確認されています」と書いています。

もう想像できたかと思いますが、この研究には対照群がありません。つまり、対照実験のない研究を示して「コロナウイルスが人を病気にすることは証明済み」と宮沢は言っているわけです。まるで自分の主張することとは矛盾しています。

以下はまとめ動画
https://x.com/jimakudaio/status/1830119583094649171

人工ウイルス説

次に、宮沢の主張する人工ウイルス説ですが、これについても何人もが指摘するように「無理筋」というものです。以下も私が講演会で使っているスライドです。

問題点としては、

  • ゲノムデータベースにあるデータを見て「そう思っただけ」の机上の空論
  • 他の研究・実験・検証など、一切していない
  • 宮沢自身も「信頼性の低いデータの登録可能性」に言及している

私自身の見方としては、データベース上のゲノムなるもののすべてが適当なでっちあげのデタラメなので、「不自然な進化パターン」が発生するのは当たり前。こんなものを「証拠」として「人工ウイルスだ」と世間を騒がせるのは許されないと考えていますね。

※人工ウイルス説については、荒川央や掛谷英紀も同罪です。

自分は新型コロナウイルスを「分離」したと主張する

さらに専門的になっていきますが、以下も私の講演会スライドからです。

まずウイルスの「分離」という言葉を説明しなければいけないのですが、ウイルス学ではこの言葉を二つの相反する意味でごちゃまぜに使っています。

  • 1.ウイルスを培養液に入れて培養すること
  • 2.ウイルスだけを取り出すこと

前者1.の使い方がウイルス学では一般的です。何も分離などしてないのに、「分離」と呼ぶのです。後者2.が一般の人の理解する辞書の意味の「分離」ですね。ウイルス学では、後者を「単離」「精製」と呼ぶこともあります。

上のスライドで示すのは、国立感染研のコロナウイルス「分離」がただの培養、つまり1.の意味であること。これに対して宮沢の言う「分離」が2.の意味であることです。

上のスライドで示すのは、宮沢が「分離」の意味を場合に応じて変更していることです。

  • 書籍「ウイルス学者の絶望」では、1.の意味で使っており、「分離」は簡単で、世界中で「分離」されているとしています。
  • それ以外の二つの動画では、2.の意味で使っており、誰も「分離」してないのかもしれないと言い、「自分だけはできる」としています。しかし、論文にはしていないのだそうです。なぜでしょう?

動画の一部は以下

このツイートで宮沢は、「議論には用語の定義が重要だ」と言っていますね。用語の定義を曖昧にしているのは誰なのでしょうか???

その他の情報

その他の情報をランダムに記載します。あとであらためて論じることになるかも。。。

宮沢さん語録
https://x.com/jimakudaio/status/1849257558437167607

宮沢元京大教授、レプリコンワクチンへの期待を熱く語る! 「究極に安全なワクチン」??https://x.com/jimakudaio/status/1841613915358429522

宮沢先生は、mRNAの危険性をいち早く主張してます。」というデマ
https://x.com/jimakudaio/status/1833110810794795305

大体、ワクチンの欠点を何十箇所も一瞬で分かるほどの類稀なる専門家であれば、何で国民の皆んなが2回打ち終わるまでずっと黙っていたのか。
https://x.com/You3_JP/status/1794324990080544963

宮沢さんには「科学」という言葉を使ってほしくない
https://x.com/jimakudaio/status/1791591209426915522

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