40人のホワイトヘルメットが偽旗化学兵器攻撃を認める

Sputnikの記事です。例によってどっこも報道してませんね。

At Least 40 Members of White Helmets Admit Staging Syria Chemical Attacks

国連(Sputnik)-少なくとも40人のホワイト・ヘルメットメンバーが最近のインタビューで認めた、彼らがシリアにおける偽の化学兵器攻撃を行ったことだ。これはアサドに対する報復を起こすためのものだ。国連民主主義基金長官(Foundation for the Study of Democracy Director)のMaxim Grigorievが木曜に語った。彼による国連における新たな研究の結果報告と共にである。

我々は40名のホワイトヘルメットにインタビューしました。ドゥーマにいた者も含めてです、彼らの組織が偽シーンを作り出すための共通の方法を詳細に語りました。

基金はシリアにおける事実発見ミッションを指揮し、でっちげ攻撃に参加したホワイト・ヘルメットと他の数十人の居場所をつきとめたとGrigorievは言う。

これらの人々が詳細に語りました、どのようにでっち上げに参加したかをです。彼らの家族の食べ物のための数ドルでです。

一人の女性が詳細に語った、彼女は白いシーツ(white burial shroud)を与えられ、自身をそれで覆い、そして、地面に寝かされ、口は歯磨きで汚されたとGrigorievは言う。

アレッポのAmar Al Mustafa Ibn Mohammad は、彼自身の目で見ました。彼らが化学兵器攻撃を装う方法をです。彼らは子どもたちを連れてきて寝かせ、市民達を遠ざけ、子供を撮影するのです。あたかも、化学兵器攻撃で死んだかのようにです。

ドゥーマのホワイト・ヘルメットメンバーが調査官に語った、地域の子供たちには、彼らのでっち上げビデオ出演の褒美としてキャンディーが与えられたと。

Grigorievが指摘するには、アサドを非難することになった2018年のシリア・ドゥーマの化学兵器攻撃のOPCW調査には多大な疑念があることだ。

OPCWの結論が依存するのは、偽造された事実と信頼できないあるいは不明なソースであると彼は言う。

3月のことだが、OPCWはその最終報告書を公開した、2018/4のシリア・ドゥーマにおける毒性化学物質使用事件についてのものだ。ここでは、攻撃に使われた化学物質として「最もありそうなもの」は、塩素だという。

(基金の調査した事実から)示されることは、ドゥーマ事件について、OPCWが偏りの無い評価を故意にしていないということです。そして、他の組織による実行の可能性という疑念が持ち上がります。。。未来においても。

国連民主主義基金は、ドゥーマ攻撃の現場での15人の目撃者に聞き取り調査したほか、40名のホワイトヘルメットにも聞き、彼らは偽の攻撃を認めた。そして、他の25人がホワイトヘルメットが攻撃をでっち上げるのを目撃している。また、基金はこの事件の写真やビデオの分析も行っている。

ホワイト・ヘルメットはシリア市民防衛隊(SCD)としても知られており、反政府派の支配するシリア及びトルコで活動している。自らをボランティアの救助隊と称している。

シリア及びロシア政府は、ホワイトヘルメットが様々な誘発をでっち上げたと非難している。ここには、外国政府からの介入、及び外国政府軍のシリア駐留を正当化するための化学兵器攻撃が含まれる。また、武器を携え、テログループをサポートしているとしている。

ホワイトヘルメットがドゥーマでの攻撃を報告するビデオを公開後にOPCWの調査が開始された。ここは、ダマスカス近隣の東グータにある。このビデオには、地域住民、大人と子供が写っており、主張される攻撃の後で手当を受けたとするものだ。

ホワイトヘルメットによる攻撃報告とビデオによって、その後の米英仏によるミサイル攻撃を誘発することになった。ダマスカスの化学兵器攻撃生産施設とされる場所に対してである。

シリア政府による毒性化学物質の使用という主張は、外国軍行動を正当化するためのものだと、ロシア外務省は言う。

(終わり)

コメント