論理性が欠如したトンデモ陰謀論者

トンデモ陰謀論者の有害性

まだまだこういう方々が大手を振って歩いており、迷惑をかけていますよね。海外で言えばアレックス・ジョーンズです。こういった人のいるおかげで、主流派メディアと異なることを言う人間が、「根拠の無いことを言い放つ陰謀論者」と十把一絡げに扱われてしまう原因になってます。

去年か一昨年か、読売もアレックス・ジョーンズの写真を載せて非難してました。特にサンディ・フック事件についてです。この件についてジョーンズは訴訟され、最近とうとう「間違いでした、私は精神病でした」と認めてしまいました。

もちろん、これは独立メディアに限ったことはありません。主流派メディアでも、例えばMSNBCのレイチェル・マドーが代表格ですが、何でもかんでもロシアのせい、特に「トランプがロシアと共謀して選挙を盗んだ」などという、何の根拠もないトンデモ陰謀論をばら撒き続けた後、モラー報告の出現でその信頼性は地に落ち、視聴率もガタ落ちという結果になったわけです。

こういった、特に「トランプ・ロシア共謀」というトンデモ陰謀論を日本でもばら撒いていたのが、読売に代表されるいわゆる「主流派」メディアです。

トンデモ陰謀論者の論理性の欠如

しかし、ここではいわゆる独立メディアにおけるトンデモ陰謀論を取り上げてみましょう。

なぜ私が、フルフォードやらソルカ・ファールやらBeforeItsNewsあたりを引用する陰謀論者を批判するかと言いますと、まず第一には「全く当たらない」からです。当たったためしがあるなら、どなたか示してもらいたいもんです。

本当にこれを切に望むものです。「今後どうなるのだろう?」と常に思うからこそ、こういった情報を仕入れるわけですが、一切当たりません。ですから、「トンデモ」と決めつける他は無いんです。これはやむを得ません。

それに加え、論理的に考えても「当たるわけが無い」んですね。ここんとこ良く考えてみてください。

連中はCIAからの情報だの何だの言いますよね?しかも、何年もそんなことを言ってますよね?それが本物の情報であれば、CIAすぐ気がつきますよ(笑)。

CIAどうするでしょうね?。偽情報流してスパイあぶり出すでしょうね。もしスパイを泳がせるつもりなら、知らん顔してやはり偽情報流すでしょう。あるいは、はなから偽情報を流してるCIAのスパイかですね。

いずれにしても、偽情報しか出てこないんです。こんなことは論理的思考ができる方ならすぐにわかることです。なぜいつまで経ってもわからないのでしょう?

それさえもできないのが、この手の陰謀論者です。つまりは、わかっていて故意にやってるんです。

連中から本物の情報が出てくることは絶対にありません。一度出たなら、その瞬間に終わりです。

こういったトンデモ陰謀論者には騙されないようにしてくださいね。

QAnonフォロワーのトンデモ性

さて、これに比較すると、正直申し上げてQAnon(自体)の方がよっぽど信用できますね、ほとんど決定的な情報はなく、何が何やらわからない情報しか出してきませんから。しかし、もちろんのことながら、私はもはや信じちゃいませんけど。

しかし、QAnon現象でとりわけ悪質なのはQAnonフォロワーの方なんです。Joe Mなどは、ボルトンによる他国への威嚇や戦争推進について「ボルトンはトランプのためにやってる」などと発言してましたが、しかしQAnonは何も言ってませんよ。北朝鮮、ベネズエラ、イランの件について、Qの書き込みにはその国名さえ、ほぼ出てきてません。アサンジについてもです。確認してみてください。

そうなんです。QAnonは、ほぼ意味不明の事柄しか言わないのですが、こういった悪質な「フォロワー」なるものが戯言を広めているんです。

「教皇」がほとんど何も言わないこといいことに、それを笠に着て、好き勝手なことを「司祭」達が広めているのがQAnon現象です。

特にJoe Mなどは何本も動画を作っており、(私も当初は喜んで字幕付けをしていましたが)こんなものはすべて彼の戯言に過ぎません。QAnonが言ってもいないことを好き勝手に言いふらしているに過ぎないのです。

そういった「司祭」達の戯言をありがたく受け取っているのが、その下々の者ですね。QAnonフォロワーの戯言と、先のような偽情報を組み合わせ、ただのファンタジーを作り上げてるのが、こういったトンデモ陰謀論者というものです。

トランプの足を引っ張るトランプ支持者達

こういったことを書くと、すぐに中傷してくる人がいるんですが、彼らには何の論理もありません。ただの中傷攻撃だけであって、上記の意見に対するまともな反論などは一切無いのです。彼らにあるのは論理ではなく、ただの宗教的信念でしか無いからです。

中世の教会が決めたことを、ひたすら疑いもせずに信じ続けた人達と大差ありません。私としても、まともな反論があるなら聞いてみたいものです。

しかし、ここでは仮に彼らの言うことが正しいという前提に立ってみましょう。

つまり、現在のトランプ政権の他国に対する威嚇と侵略行動は「フリ」であって、真実としては、天才トランプによるディープステート打倒のための4Dチェス戦略である、あるいは、アサンジの拘束は「安全確保」のためであって、ディープステートの秘密をバラされたがための報復などではないと。

もしこれが本当だとすると、トランプは非常に危ない橋を渡っているわけです。もしこのことがディープステート側にバレたらどうでしょうか?

。。。と言いますか、何でそもそもあんたがそんな事知ってるんでしょう?超極秘中の超極秘ですから、いかなるリークもされないはずですよね?これ自体がおかしいんですよ。つまりはファンタジーに過ぎないのです。

しかし、ここでは仮に「ファンタジーではない」と仮定し、これが事実であると仮定してみましょう。

そうすると、そのようなトランプの危ない橋を渡る努力の足を引っ張ってるのが、これらのトンデモ陰謀論者ということになります。なぜなら、連中がトランプの意図をすべてバラしてしまっているからです。

当たり前ですよね、トランプ側は本来の意図を隠しに隠した「フリ」の行動をしているにも関わらず、この連中がそれをすべてバラしているわけですから。この論理にどこか間違いがあるでしょうか?

であれば、「本来の意図が十分わかっているはずのトランプ支持者達」のやることは、それに知らぬ顔をしなければならず、ボルトンやポンペオの進める侵略に反対することでしか無いわけです。これがむしろ「トランプの本来の意図」を助けるものであると言えます。

しかし本当はそうではない

もちろん今現在の私の見方としては全然違います。トランプは軍産複合体やイスラエルの奴隷であり、教皇及び司祭達はそのスパイであり、「トランプのやってることは正しいのだ」と洗脳するための役割でしかありません。

CIAやらモサドやらは、そもそもそういった洗脳作戦を何十年も繰り広げて来た連中なのです。

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