ワシントンポスト紙と言えば、かつてはニクソン大統領による盗聴事件、いわゆるウォーターゲート事件を暴露した新聞社として有名でした。この件は、たしかロバート・レッドフォードとダスティン・ホフマンという有名俳優で映画化されました。「大統領の陰謀」ですよね。
最近では、ペンタゴン・ペーパーズというスピルバーグ監督、トム・ハンクス主演による映画が有名ですね。ニューズウィークによれば、ウォーターゲート報道にいたる分岐点 映画『ペンタゴン・ペーパーズ』なんだそうです。評者によれば、「ワシントン・ポストが超一流紙になれるかどうか瀬戸際のドラマ」を描いたドラマなんだそうです。
そして、今もワシントン・ポストが重大な問題を暴露しようとしていますよ、なんと大統領候補者がロシアと協力して、大統領選を盗み、まんまと米国大統領になってしまったという疑惑です。
素晴らしいですね、巨悪を追求するのがワシントン・ポストの伝統というものであり、時の政府に対しても何の物怖じすることなく、その姿勢としては常に米国民の側に立っているわけです。
ワシントン・ポストのコラムニストであるマックス・ブート氏によれば、
ドナルド・トランプは今日大統領ではなかったのです、
もし彼がクレムリンからの援助を受けていなければ。
なんだそうです。これを説明する動画が次のものです。
全く性悪で邪悪なプーチンによる米国破壊の画策はとどまるところを知りません。なんと連中は、正当な大統領候補であるヒラリー・クリントンを押しのけて、自らの意のままになるドナルド・トランプを大統領に仕立てあげたのです。まさに米国に危機といえましょう。
これに敢然と立ち向かっているのが、ワシントン・ポストであり、マックス・ブート氏です。
しかしですね、ちょっと彼のおっしゃることがおかしいのですが。。。。と言いますか、大ワシントン・ポストにしては少々証拠と言うにはお粗末すぎるのではないかと。。。
ある人の見積もりによれば、ロシアは、1億2600万人の人々に、Facebookだけで到達したのです。
そしてある種のインチキ話を広めたのです。この主張は例えば、
教皇がトランプを承認したとか、ヒラリーがISISに武器をやってるとか。
こういった種類の偽ニュースが、実際に、より社会に浸透し、より視聴者を得たのです、正当な話よりも。
「ある人の見積もり」としているように、ただの伝聞ですね、事実とは無関係です。そしてこのインチキ話としては、マケドニアの連中がやってることがわかっていたはずです。例えばこの記事ですね、「トランプ支持者向けの偽ニュースで700万円稼いだ」マケドニアの若者が証言。しかし、このワシントン・ポストのコラムニストによれば、これらはすべてロシアのしわざなんだそうです。
ロシアによる有権者名簿へのハッキング
彼らは少なくとも39州において有権者名簿に侵入しました。
そして、上院情報委員会で言われたことは、
数州においてだが、しかし、極めて重要な州において、
彼らが有権者名簿を変更したのです。
可能性としては、ヒラリーの投票者から権利を奪うことです。
彼らが投票に行ってみると、登録されてないことがわかったのです。
これらすべてのことで、すぐに辻褄があいます。
この選挙において、三州で、
8万票未満であったことが。
では、ハッキング可能な電子的有権者名簿が問題ということですよね。これが事実であれば、電子的なものをやめて、すべて紙にするといった話になっているのでしょうか?
ロシアの民主党全国委員会(DNC)とクリントン選対へのハッキング
ロシアは、盗んだ大量のメールをWikileaksを通して放出したのです。
民主党党大会前夜にです。
そして、これらの盗まれたメールから起こした話しとしては、
DNCにバーニー・サンダースに対するバイアスがあるというものです。
バーニー・サンダースへのバイアスとしては、民主党全国委員会議長であったドナ・ブラジルも証言していることであり、彼女がWikileaksのメール内容を裏付けているわけです。
さらに「Wiklleaksがロシアと同一であることを理解するなら」としていますが、ジュリアン・アサンジがロシア傀儡であることが証明でもされたんでしょうかね?ありませんね。
かように、ワシントン・ポストのコラムニストのマックス・ブート氏というのはトンデモ陰謀論者であるわけですね。これまでのワシントン・ポストの輝かしい歴史というものを汚していますよね。
しかし、ちょっと待ってください。ケビン・シップによれば、ワシントン・ポストというのは次のような組織だと主張されているのですが。。。
CIAというのは外交問題評議会(CFR)を通して、1921年に発足しました。
彼らがCIAの発足の手段になったんです。
CFRというのは。。。CFRがCIAを作ったときですが、
彼らは緊密に結びついていたんです、誰だと思います?
主流派メディアです。
ワシントン・ポストのオーナー、グラハム家は
CFRの幹部だったんです。
CIAはワシントン・ポストに直接的に情報を寄せ、
フィリップとキャサリン・グラハムはそれを記事にしたんです、
CIAが言ったことをですね。
さて、ワシントン・ポストの長く素晴らしい歴史ですが、現在のオーナーは誰でしょう?
ジェフ・ベゾスですね、Amazonの。彼が行ったことは?
6百万ドルの契約をしました、誰とですか?
CIAですね。
この輪は周り続けるんです。
主流派メディアと諜報局のつながりについては、一時間喋れますよ。残念ながら、その時間はありません。
しかし、理解して欲しいんです。
CFRは、CIA発足の手段となり、
彼らは主流派メディアとの直接のつながりがあるんです。
ワシントン・ポスト、ニューヨーク・タイムズ、CBS、その他もろもろですね。
彼らはCIAからの直接情報を受け取って報道し、米国民の意見を変えてるんです。
さて、このワシントン・ポストによるトンデモ陰謀論についてのRussia Insiderの記事を見てみましょう。冒頭の動画を評したものです。
ワシントンポストは、ブルシットな陰謀論、ロシアが2016年選挙でトランプを助けたという陰謀論を継続する。
この陰謀を裏付ける証拠は無く、もともとは2016年にクリントン選対とオバマ政権が推進したものである。
しかしながら、現実の証拠がある、オバマ・ディープステートがトランプ選対を盗聴し、ヒラリーとDNCが偽のロシア調査報告に金を出し、ディープステート・司法省・FBIが腐敗官僚を守るために議会に証拠をだそうとしないことである。そして、ディープステート・司法省・FBIは米国大統領に対して魔女狩りを行い、リベラルメディアは、このロシア陰謀論、共謀を米国民に対して推進しているのである。
本日、もう一つの主要な偽ニュースの例がワシントンポスト陰謀ウェブサイトから発表された。
怒り狂い、ネジの外れたトランプ叩きは、陰謀論推進のビデオをアップした。ロシア無しではトランプは大統領になれなかったというものである。
この人物は道化であり、ワシントンポストは彼の道化ショーである。
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