FISAメモ抄訳 その3

a)スティールは、FBIソースとしての任を解かれ、契約解除された。その理由はFBIの定義するところの、最も深刻な侵害のためだ。つまり、2016/10/30のマザー・ジョーンズ(雑誌)のデビッド・コーンの記事において、自身とFBIとの関係を許可なくメディアに開示したのである。スティールは、解除されるべきだったのだ、彼の以前の9月におけるYahooや他のメディアに対する開示のために(これは、10月にペイジへの申請がFISCに提出される以前のことである)。だが、スティールは不適切にもこれらのコンタクトについて隠匿し、FBIにウソをついていたのである。

b)スティールの多くのメディアとのコンタクトは、ソースの扱いの鉄則に違反しており、機密性保持も侵している。それが示したのは、スティールがFBIにとって信用に足るソースではないことである。

3)スティールがソースとしての役割を解除された前と後で、彼は、司法省にコンタクトし続けていた。元司法副長官のブルース・オアを介してである。彼は司法省高官であり、司法副長官イエーツ後にローゼンスタインと親しかった。選挙のすぐ後、FBIはオアの尋問を開始し、スティールとのやりとりを文書化している。例えば、2016/10だが、スティールはオアに認めている、彼のトランプ元候補に対する感情をだ。彼は「是が非でもトランプを当選させたくない。選出されないよう懸命だった」と言っている。スティールのバイアスのこの明らかな証拠は、オアによって録音され、その後オフィシャルなFBIのファイルに記録された。しかし、ペイジに対するFISA申請には何の反映もされていない。

a)この時期、オアの妻はFusion GPSに雇用され、反トランプリサーチの補助を行っていた。後にオアは、FBIに妻の反トランプリサーチを提供したが、これは民主党及びクリントン選対によってFusion GPSを経由して支払われたものである。オアとスティール、Fusion GPSの関係は、不可解なことに、FISC裁判所には伏せられていた。

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