モンサントへの訴訟で、またも陪審が認めましたね、「ラウンドアップはガン発生の主要原因」であると。もちろん、ここをお読みの方はとっっっっくの昔にこんなこと知ってるはずなので、「何を今さら」と言った感想ではないでしょうか。
ともあれこれです。エドウィン・ハードマン氏のケースで、庭に除草剤を25年撒き、非ホジキンリンパ腫になったというものです。
昨年のドゥウェイン・ジョンソン氏のケースも、非ホジキンリンパ腫で巨額の賠償金が認められたわけですが、彼の場合は死期が近いとのことで、判事が特別に裁判を早めたということでした。これです。
ジョンソン氏は、巨大企業と争っている数千件のうちの最初の例です。
より重要なこととしては、モンサント重役の内部メールを示したことです。
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これが強調することは、モンサントがこの製品についての専門家の警告を無視したことです。
さて、この事件が前例となるかもしれません、
農業化学の巨人への他の数千の訴えのです。
この製品のキー成分であるグリホサートは、モンサントによって発見されました。
1970年のことです。
2015年には、WHOのガン研究部門によって、
グリホサートは分類されているのです、人間にとって発がん性の疑いありと。
しかし、モンサントは、その裁定に抗議し、
800以上の研究によって発がん性の無いことが示されているとしました。
しかし、米国公共利益調査グループによれば、
裁判文書が示すところは、モンサントが科学者を買収したことです、
ラウンドアップの安全性を肯定するこれらの研究を発表するようにと。
いまや、この除草剤は世界の130カ国で使用されています。
このRTの報道でも、「今後も多くの裁判が控えている」と言われていましたが、その先陣を切ったのが今回のケースということですね。
モンサント、現在はバイエルですが、「世界最悪の企業」と呼ばれて久しいトンデモ会社でして、もちろん遺伝子組換えもですが、除草剤ラウンドアップ、その主成分のグリホサートは、もはや世界中にばらまかれてしまっています。
RT:研究者が発見、ラウンドアップが有名ビールに、クアーズライト、ミラーライト、バドワイザー、コロナ、ハイネケン、ギネス、ステラアートイス。青島(チンタオ)は最悪に汚染されたビール。Peak Organic IPAは検出されず。 https://t.co/eJLbynMSAs
— 字幕大王 (@jimakudaio) February 28, 2019
ところで、マイク・アダムスが数ヶ月前に言っていたところでは、彼の研究所では、グリホサートを検出するマシンを導入したのだとか、それによって、ヘルスレンジャーストアでの販売製品は、ほぼグリホサートフリーになると言っていました。かなり時間がかかるそうで、「徐々に」とのことでしたが。未訳ですが以下ですね。この機器は50万ドル、5000万円以上だと言ってます。
ところで、本記事を書いたのは、表題の通り、この問題での、我々にとっての最大の犯罪者は誰かと言えば、結局はメディアでしょうね。ほぼどこも報道しないわけです。
悪徳企業などそこら中にありますよね、ごく最近の例では日産ゴーンやらレオパレスでしょうか。メディアは騒ぎ、あちこちつつきまわるわけですが、その一方でモンサントがいくら巨額の賠償を命じられても報道しないんです。
あるいは、昨今の子ども虐待の件もそうですよ。虐待が大変だという報道はしますし、それは一定事実でしょうけれども、その一方で児童相談所がいかにデタラメな運用を行っており、何の虐待も受けていない子供を拉致し、両親が子供返還訴訟まで起こしてることは一切報道しません。
つまり、どういうわけかメディアには、喜んでホイホイ報道するものと、できるだけ報道したくないものが厳然として存在するんです。もちろんこれも、ここをお読みの方であれば、「んなこと、とっくの昔にわかってるよ!」と言われることでしょうけれども、その理由をよく考えて欲しいんです。
良く言われることとしては、企業広告に依拠する企業メディアとしては、可能な限りその汚点を報道したく無いということなんですが、本当にそれだけなのでしょうか?
先の子供返還訴訟裁判や、不正選挙訴訟裁判等を報道しないところを見ると、それだけでは無いでしょうね。何かしらのアジェンダを持って「報道」を行っていると想像するのは私だけではありますまい。
さて、昨年のモンサント裁判の件と、今回の件がどの程度報道されているのかを検索してみます。「モンサント 裁判」で検索してみると、日本のメディアはほぼ全滅です。どっこも報道してません。
翻訳物としてもAFPしか無い状況です。
モンサントの除草剤、がん発生の「事実上の要因」 米で陪審評決
わずかに日経が「株が下がった」と伝えてるだけですね。
欧州市場の主要指標11時半 ポンドは安値圏 独の農薬大手バイエルが急落
そしてたったこれだけです。
ドイツ株式指数(DAX)では医薬・農薬大手のバイエルが急落している。米国で係争中の傘下の米モンサントが販売していた除草剤の発がん性をめぐる裁判で、19日に陪審団がバイエル側の主張を認めなかったことから、先行きを懸念した売りが膨らんだ。
つまりですね、日本人には、このような裁判が一切伝えられず、モンサントが科学者を買収して事実を捻じ曲げていることも知らず、WHOが「発がん性あり」としていることもわからず、その上で日本政府は基準値を引き上げ、どんどん食卓の上にグリホサートが上ってきて食わせられているわけですね。
しかし、私がこういうことを言うと、決まって言われるわけです。「ニュース価値が無いから報道しないのだ」と。いかに洗脳が根深いかを物語っていますね。そしてもはやメディアというものがいかに犯罪的かです。
話は変わりますけど、皆さんは瞑想に挑戦したことがあるでしょうか?一頃は良くやっていたものなんですが、そのうちに飽きてしまい、最近はとんとご無沙汰なんですが、瞑想道場みたいなところに行った時には、妙な現象に出くわしたこともあります。怖くはありませんが。
で、瞑想ってのは、何も考えちゃいけないわけですよ。その一方法というのが、心の中で何でもいいので言葉を唱え続けることですね。するってーと、他のことは一切何も心に浮かばないわけです。
メディアのやってることもこれと同じですよね。何かを常に流すわけです、「今はこれが大変だ」というわけです。するってーと、他のことは見えなくなります。こんなことが犯罪的とは誰も夢にも思わないでしょうけれども。
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