プーチン恒例記者会見

というものらしいですね、年末の。Russia InsiderもRTもこの様子を伝えているので、何があったのかと思いましたが。

しかし、いつもは北朝鮮が北朝鮮がと騒いでいる主流派偽メディアですが、この記者会見でプーチンが北朝鮮について語ったことは報道したくないようです。ざざっと見た限りでは取り上げてないですね。偽メディアのストーリーに疑問を呈してしまいますからね。

2005年に、北朝鮮は核開発を停止する協定にサインした。
北朝鮮は、特定の責任を負ったわけだ。
皆が、喜んでこの協定にサインしたよ。
そして数ヶ月後にだが、米国がこの協定は十分でなかったと言い出したんだ。
彼らは即座に北朝鮮の銀行口座を停止した。
そして言ったんだ、北朝鮮はもっと何かを行う必要があると。
協定へのサイン以上にね。
北朝鮮は言ったんだ、「こんなものどうでもいい」と。そして、協定を破棄した。
そして、核プログラム開発を継続した。
なぜこんなことをしたんだ？
君はそれでは十分で無いと思うかい？
では、そもそもなぜ最初の協定にサインした？
あなた方が北朝鮮にそれを廃棄するように誘発したんだ。
そしてさらに悪いことには、リビア、イラクだ。
私はこの問題について何度も取り組んできた。
北朝鮮は生き残りの道が無いんだ、大量破壊兵器とミサイルを開発する以外にはね。

まぁ、どう考えてもプーチンが最もまともな指導者ですよ。少なくとも常識の通じる指導者です。だからこそ報道しないんですね。報道すれば、プーチンの、少なくともこの問題に限っては、そのまともさが露わになってしまいますからね。

そして、プーチンの言おうとしないことは、こうです。米国は北朝鮮を厄介者にしておきたかったので、協定にサインし北朝鮮が核開発を諦めようとした後で、わざわざいちゃもんを付け始めたんです。容易に想像できますね。なぜなら、米国は国際紛争の種を常に必要としているからです。