これ、だいぶ前に決着していたと思っていたのですが、愚かにも武田邦彦先生が掘り返したようで、ここのところ話題になっていますが、全くのデマです。もうこういうのに騙されないでください。
アメリカ上院、正式に、今回のパンデミックを計画した者達、それをサポ-トした者達への処罰を行うつもりであると、公式に発言!
この話だと、武漢研究所からウイルスが漏洩して、それがパンデミックの原因というストーリーになってしまうのですが、間違いなくウイルスなどいません。だいたい、あなた方は「危険なウイルスが存在する」なんて話を信じ込むんですか?これまで、ウイルスの存在証明など一切無いこと、PCRがいかにインチキかを勉強してきたのではないのですか?
こちらのライナー・フーミッヒの発言をどうぞ。まぁ、何かしら、またも
上院が宣言したー、計画した者達が処罰されるぞー
といった、皆さんのお好きなヒーロー願望を満たす話でしかなく、現実とは全く関係ありません。
コメント
ウィルスの存在証明が無いとは聞きますが、ジュディ・マイコビッツ氏はHIV(レトロウィルス?)とSARSウィルスを入れ人工的に作ったウィルスだと言っていました。
しかしキャリー・マリス氏は生前、HIVウィルスの存在証明も無いと言っていましたので、何をどう理解したらよいのか分からなくなりました。
ジュディ・マイコビッツ氏は間違っているのでしょうか?
ウイルスの存在証明とは、本来は患者から純粋なウイルス粒子だけを単離(isolation)することが大前提となりますが、質問者様が疑問に思われていることは、ウイルスの物理的な構成要素を知ると解決できると思います。
ウイルスの物理的な構成要素とは、おおざっぱに話すと、「殻」と「その中身である遺伝情報(ウイルスゲノム)」に分けることができます。「ウイルスの存在証明が無い」という意味は、この「中身の入った殻を(殻だけですら)世界中の誰も単離できていない。」ということを指しています。
一方、マイコビッツ氏が言っていることは、論文に発表されている「ウイルスゲノム」のことで、この遺伝情報を見る限り、既知のウイルスのゲノムを継ぎ接ぎ(編集)したようにも見える、ということだと思います。
ここで重要なのは、ウイルスゲノムだけ存在していても、ウイルスは存在していることにはならない、ということです。「殻」がないと、ウイルスは存在できないし、自分を増やすこともできません。だから、「ウイルスの存在証明がない。」という事実と、マイコビッツ氏が言っていることは、なんら矛盾はありません。
ただし、ここがこんがらかりやすいところに、落とし穴があると感じています。「遺伝情報」とは、乱暴に言ってしまえば「記号の並び」ですので、(第三者が大規模にお金と人をつぎ込んで検証しない限り)これが正しいよ、と言ったもの勝ちの部分もあります。で、やっかいなのは、「記号の並び」なので「複雑性を排除した論理的な説明」と親和性が高いのです。例えていうと、「ゼロ・イチ」で説明しやすいと言いますか、複雑な生命現象を説明する際にとても「便利」な側面があり、遺伝子だけで生命現象を説明できる、と考えている研究者がそれなりにいますし、そこまで思わなくても、生物学に関して深い造詣がないと、遺伝情報の分野の理路整然とした「教科書的な説明」に気後れしてしまい、「生命現象を包括的にとらえる」ことができない研究者が、どんどん増えていってるのが現実です。お医者さんはもっとでしょう。医師国家試験が求めていることと、Scienceは違いますから、PCRを感染症診断に用いる根本的な危険性など、知らなくても医師免許取れますので。