字幕大王のわけ

2013年頃に、たまたまYouTubeで見た動画で日航123便御巣鷹山事件公式発表のウソに気づき、それ以来、いわゆる陰謀論の本をあさり、内海聡、ベンジャミン・フルフォード、リチャード・コシミズ等の講演会に行ってました(とは言っても、結局あとの二人はインチキだと今は判断してますが)。

2015年頃には、「ザ・シークレット」から始まり、スピリチュアル系の本にはまってました。この手の本というのは、基本的に「本人の体験談」でしか無いので、その体験能力の全く無い私は「ほんまかいな?」と思っていたのです。が、たまたまYouTubeで見つけたトム・キャンベルの動画の内容がどうしても知りたくなり、YouTubeが表示する英語スクリプトを日本語訳していったのです。

なぜなら、彼は物理学者の立場でスピリチュアル世界を探求していたからです。ただし、その当時、私は全くヒアリングができませんでした。英語スクリプトから日本語に訳してました。

今思えば、このスピリチュアル分野も、物質還元主義に毒された現代インチキ科学によって、全く顧みられず、むしろ故意に無視されていることを、今はますます確信していますね。「主流派」なるもの(医療の場合には金儲け連中の推す学説)をはみ出せば、事実であっても無視されてしまうのです。物理学だろうが、考古学だろうが、何だろうが同じですよ。それほど金儲けに関係無いであろう分野であってもそうなのですから、金儲け分野では大きく捻じ曲げられていることは、そんなところからも容易に想像できます。

これを、最初には、日本語字幕をつけてYouTubeにアップしていました。トム・キャンベル本人も了承してくれたので、著作権的には問題なかったのですが、その後、様々なYouTube動画を翻訳したいと思うようになり、いちいち了承を得るのが面倒なので、元著作者のYouTube動画の上から字幕を表示できるシステムを開発したわけです。元著作者の動画をコピーせず、著作権を侵害せずに、著作者の動画の上から字幕が表示できるようになったわけです。これはYouTubeにそういうAPIが用意されているがためにできたことです。他にはVimeoに対応してます。

このシステムによるトム・キャンベルの字幕付き動画は以下にあります。ちなみに、カルガリーの動画(金曜の夜、土日それぞれまるまる全日のもの)は非常に詳しく語られているので、時間があればおすすめです。もちろん、これを訳すのは非常に大変でした。

jimakudaio

この時、自分に何か名前をつけなければということで、「字幕」は決めていたのですが、何かしら検索で他には引っかからないような名前にしようと思い、適当に「大王」をくっつけたわけです。本当にこれは適当です。

私以前にも、重要な動画に字幕をつけて出している人はいましたが、結局、私ほど出した人間はいないでしょう。何しろ、仕事もせず、数年のあいだ毎日字幕付けしかしてなかったので、当然他の人より翻訳していると思います。

次に取り組んだのは、スザンヌ・ハンフリーズあたりでしょうか。それ以前に内海聡の「ワクチンはすべて意味無い、毒なだけ」との言を聞いていたわけですが、その時には全く理解できませんでした。たしかうつみんは、その理由を詳しく述べてはいなかったと思います。彼女のおかげですべて合点が行きました。

jimakudaio

ただ、コロナ騒動が始まる以前には、視聴者はあまりに少なかったですね。日本の反ワクチン団体と思しきところに、「こんな動画がありますよ」と投げても全く反応はありませんでした。

あまりに視聴者が少ないので、コロナ騒動の始まる半年前から本業のヘビーな仕事を入れてしまい、2020年の4月までは、寝る・食う・風呂・トイレ以外は常にソフトウェアの仕事をしているような状態で、そろそろ字幕大王は閉めようかと思っていたのです。

昨年4月以降にコロナ関連を始めると、視聴者はうなぎのぼりになりました。が、最近のYouTubeによる「ワクチン全般に反対するものはすべて消す」という方針もあいまって、どんどん元動画が消されて行きました。このシステムでは、元動画が無いと、何も見れなくなってしまうのです。例えば以下を見てもらえば、どれほど消されているかがわかるでしょう。

jimakudaio

結局、元のYouTube動画(あるいはVimeo動画)の上に字幕を勝手に表示するというやり方はできなくなってきています。音楽ビデオなどの「YouTubeが消さない」「問題の無い」 動画にしか通用しなくなったわけです。

現在は、ほぼodyseeにしかアップしていません。2:20以内の短い動画であれば、Twitterにあげる程度です。

字幕大王
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字幕大王ショート
元々短い動画、あるいは長い動画から2,3分を切り取ったショート動画をアップします。

話は変わりますが、なぜOdysee(LBRY)かと言えば、他の動画サイトとは、仕組みが全く異なるからです。YouTubeは検閲されるというので、安易にニコニコ動画やRumbleに移る人が後を絶たないのですが、検閲可能性という点では全く同じで何も変わりません。ここを理解していない人があまりに多いです。

今はいいかもしれませんが、その会社が買収されてしまえば、簡単に検閲できてしまいます。もっとも、Rumbleなどというのは、イスラエル批判は許されないので、既に検閲されてるはずですけどね。

それに対して、Odysee(LBRY)は、上記のような中央集権システムではなく、分散システムになっており、たとえLBRYという会社が買収されてしまっても、検閲は不可能なわけです。

これは、BitTorrentの流れを組むもので、BitTorrentの場合には、どこかに中央サーバがあるわけではなく、ある一つのコンテンツが世界中のコンピュータに格納されており、利用者はいずれかのコンピュータからそのデータを取ってくるという仕組みになっています。

技術的には、中央集権化・分散化という対極で、全く異なるものなんですが、利用者側としては、同じように見てしまい、どうでも良いようですね。「それでは将来検閲される可能性があるよ」と、いくら言っても聞いてくれないのは困ったものです。

さらにちなみにですが、LBRYのことを最初に知ったのは、ジェームズ・コルベットのサイトでした。彼のチャンネルもまたYouTubeから削除され、ほとんど見れなくなっています。

jimakudaio

コルベットがLBRYも含めて複数の動画サイトに投稿していたわけです。私がそれに気づいたのは、昨年5月頃のことだと思います。昨年9月には、動画編集などをしてくれているE君に初めて会い、彼からもLBRYの名前を聞いたわけなんですが、どうやって使うのかわからず、半年位はOdysee(LBRY)を使っていませんでした。

このあいだ驚いたのは、最近私に検閲・監視の無いシステムのアドバイスをしてくれている米国人のKが、ジェームズ・コルベットにLBRYを紹介した張本人だったことです。「おー、それはオレが紹介したんだよー」と言ってました。

字幕大王という名前のわけを書こうと思っていたのですが、それだけではつまらないので、結局様々尾ひれがつきましたね、これは。

 

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