NPO法人ZENの二枚舌ぶり

 

私が、主には毛利秀徳を批判することについて、あちこちから私への中傷が行われていますが、私の行為はNPO法人ZEN自身の観点から見れば、正しいことです。

なぜ中傷されるのか理解に苦しみます。ZENの山本貴子自身も私の行為に憤慨している様子が見受けられますが、不可解と言わざるをえません。この理由を説明していきます。

昨年2022年11月のことです。鎌倉において駆け込み寺映画上映会と講演会があり、池田としえ日野市議や被害者遺族すーさんなども来ており、そこにZENの人達もいました。我々ニコミ会は、そもそもZEN主催の会に協力する気はありませんでした。なぜなら、この時点で既に何らかの怪しさを感じていたからです。

しかし、すーさんの東京近辺登場は年内最後だというので、我々はこれを宣伝する街宣などを行ったのです。

当日、ZENの人達と話しました。彼らはこう言ったのです、「毛利秀徳は黒川敦彦のところにスパイとして送りこんでいる。もうすぐ黒川を潰す決定的なものを得られる」、あるいは「(字幕さん達が対立している)塚口は*****だ」と。

驚いたことに、我々と認識が完全に一致していたのです。それまでZENは怪しい人達であるという「本人達と話したこともない上での」印象だったのですが、実際に話してみると、認識は我々と全く同じと確認できたのです。

実際のところ、我々自身が2021年夏頃に黒川敦彦の迷惑を受けており、他にも迷惑を被った方の証言も得られ、私自身が一貫して黒川を批判してきました。もちろん、他の有名人は大っぴらには言わないでしょうけれども、黒川が悪人であることは皆さん百も承知のはずです。ほぼ全員がそう認識している中で、「毛利秀徳は黒川敦彦の尻尾を掴むためのスパイ」、それがZEN側の言ったことです。

しかし、実際に毛利のやっていることといえば、黒川主導の「新しい国民の運動(アタコク)」のSTOP緊急事態条項デモの中心メンバーであり、4月30日福岡、5月3日広島のデモの担当者です。これではとてもスパイではなく、主体的な黒川協力者と断言できます。

さて、そのような認識に立てば、私が黒川を応援する毛利を批判することは、彼らZEN的にも正しいことです。

毛利主催の「日本列島100万人プロジェクト」は、ZENの山本貴子の発案で始まっており、4月29日に緊急事態条項反対の国民運動と称し厚労省前で抗議活動を行いましたが、翌日の黒川主催のSTOP緊急事態条項デモを毛利が担当しているとは「日本列島100万人プロジェクト」の参加者は思いもよらないことでしょう。

その「日本列島100万人プロジェクト」で「ワクチン打ったヤツ全員馬鹿」などと歌う出演者で盛り上がったり、NHKへの抗議活動などを通じてコロナワクチン被害者遺族を巻き込もうとしているのがZENの山本貴子です。この構図を知っていたら誰でも、コロナワクチン被害者遺族の活動に支障をきたすリスクが高いと危惧することでしょう。

こうして私が今現在この二人を批判しているのは、昨年11月の彼ら自身の発言にも、もとづいているのです。

なぜ私が無関係な外野から中傷されねばならないのか、極めて不可解と言わざるをせません。わからない人のためにもう一度書きますと、黒川敦彦は悪人であると我々のほぼ全員が合意しており、毛利秀徳は黒川を潰すためのスパイとZENは主張するのですから、私が毛利を批判するのは当然すぎるほどです。

ところが、そんな私に対してZENからは何も言ってきません。私はZENの見方、皆が同意する見方を、むしろサポートする行為を行っているのです。

「過剰なワクチン接種見直し」などという、誤誘導しかねない黒川らしいスローガンを掲げた黒川の「コロナ問題を考える会」と「日本列島100万人プロジェクト」の共同イベントなどで、実際に黒川・毛利が協力しあっているのを「スパイ」と称するのでしょうか?

こういった活動を長く続ける者からすれば自明であるおかしな行動を指摘する私に対し、どういうわけか「素晴らしい」「もっとやってくれ」、または逆に「ひどいじゃないか」などという声もありません。

再度確認しますよ、ZENも我々も皆が同意することは、黒川が悪人であり、毛利はそのスパイだということです。したがって、私が黒川を応援する毛利を批判することは正当です。

しかしながら、不可避的に想像せざるをえないことは、こうです。ZENは我々を騙したのです。「黒川を潰すから」というのは言い訳にすぎず、実際には、ZENの目論見は黒川を応援することだったのです。以前から黒川を批判し続けてきた私を黙らせるために「毛利は黒川のところにスパイとしてやっている」と言わざるをえず、そうして我々を騙したのです。

それ以上のZENの目論見については、私は知りません。何のためにこんなことをしているのか、想像すらできませんね。しかし、我々を二枚舌で騙したことは間違い無いことです。

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