トランプ支持者が一切信用できない決定的な理由

以前はトランプ支持者のリサ・ヘイブン、マイク・アダムス、SGTReport等を良く聞いていて字幕も結構つけていたんですが、もはや全く信用できないと感じています。もちろん他もですが。

その理由は簡単なことなんですが、こんな簡単なことも見えない・見ない人間なのかと思うとがっかりするわけです。

彼らはトランプの戦争政策について一言の意見も発しません。例えば、昨年まではシリア、今年はベネズエラとイラン。ジョン・ボルトンがいたおかげで、もちろんポンペオもそうなんですが、ひたすら戦争政策を突っ走ってきました。

トランプ自身は「戦争は望まない」と言ってはいますが、同じですよ。現在のベネズエラやイランへの制裁によってどれだけ死人が出るのか。数ヶ月前の時点で既に米シンクタンクの報告書が出ており、医薬品入手ができないため、ベネズエラで2万人の死亡者としていました。あるいは、サウジへの武器供与によってどれだけイエメン人を既に殺しているか。

トランプ支持者というのは、こんなもの一切意に介さないようです。

もちろん、「トランプ政権の政策は正しい!ベネズエラは邪悪国家であり、云々」などという意見でも良いですよ。それさえもありません。

まるで、何かしらトランプが米国内の民主党=ディープステートとだけ戦っているかのようです。それに勝ちさえすればいいのだと。しかし、実際にはトランプ政権の政策としては、まさにそのディープステートが長年やってきたことなんですけどね。

こんなことは少しでも脳味噌のある人間であればわかるはずです。

あるいは、こういう事例を見れば、いくら愚かな人でもわかりますよね。主流派メディアはロシアだの何だのと偽ニュースを流してはトランプを非難し何とか排除しようとするわけですが、一方でトランプの戦争政策については大賛成です。民主党だろうが共和党だろうが主流派メディアだろうが賛成じゃないですか。反対なのは、ランド・ポールとかトゥルシー・ギャバードあたりしかいません。

そして昨今の読売もトランプ批判がめっきり減りましたねぇ。トランプがディープステートの政策を忠実に推進しているからです。こんな偽ニュース主流派メディアの報道姿勢を見るだけで誰にでも簡単にわかることなんですが、どうもわからないらしいですね。

信仰というのは恐ろしいものです。人間を盲目にします。見えているものさえ見えなくしてしまうのです。

特に昨今のイラン情勢ですが、先も言ったようにトランプは「戦争は望まない」と言いながらも、やってることは戦争の下準備に間違いありません。イランを潰すことは何十年も前からCIAやらイスラエルが虎視眈々と狙ってきたことです。これに異論唱えられる人はいません、歴史的事実なんですから。

対するイラン側は、一発でも落とされれば全面報復すると言っており、巨大な戦争に発展する可能性さえあるわけです。それこそベトナムの比ではないとする人もいます。

こんな危機的状況の中でもトランプ支持者は一切無視、あいも変わらず「ディープステートが云々」「民主党が云々」「左派が云々」「バー司法長官が☓☓しそうだ」「トランプが機密開示しそうだ」「Googleが検閲してる」なんて話しかしませんね。

再度ですが、「この政策は正しい、頑張れトランプ!」でもいいんですよ。そういう意見もあれば拝聴したいとは思います、これまで愛聴してきた人達ですからね。ですが、一切ありません、一切無視です。

目の前にぶらさがってるものを見ないフリをする人間は信用するに値しません。主流派ではないにしても、まがりなりにもジャーナリズムをやっているわけですから。

で、Q関係の陰謀論者になると、さらにおかしなことが出てきます。(私はもはや賛成しませんけど)もし万が一、トランプがディープステート潰しのためにこれをやっているのだとすると、つまり「ディープステートの言いなりになるフリ、戦争するフリ」をしているのだとすれば、そのような解説をしないといけないはずです。例えば、「戦争するフリして注意を引きつけている間に云々」とかですね。

でなければ、わざわざトランプがこんなことをしている説明がつきません。しかし、この人たちも一切無視、まるで何も無いかのようです。そんな解説など聞いたことありませんね。

しかもQAnonは8/1以来何も書いてませんねぇ。。。一切何もありません。書けないわけです、これまでがすべて嘘っぱちだったんですから。トランプがディープステート言いなり政策になった以上、もう言い訳はできないということでしょうね。

ただ、もちろんトランプが戦争するとは限りませんよ。彼は再選が大事なわけですから、米国民が嫌う戦争はできません。これは歴代のパペット大統領と同じです。ですから、「イランによる自由の女神への攻撃」なんてのがあるかもしれませんね!楽しみです。

話変わりますが、それにしてもベネズエラやイランの状況が、戦前の日本にそっくりだと指摘する人がなぜ出てこないんでしょうかねぇ。。。あぁ、そうですか、CIA御用達の御用評論家や御用学者しかいないからですね。

米から禁輸措置を受けて国の経済がにっちもさっちもいかなくなり、わざわざハワイに展示してあった米艦隊を攻撃し、反戦気分の米国民の目を覚まさせ、平和主義で当選したルーズベルトはまんまと戦争大統領に。日本はコテンパンに負け、しかも核二発や大空襲で非戦闘員の一般市民を何万人も虐殺され、その後みせかけの民主主義の実際には米の奴隷国となったわけです。

今ベネズエラやイランに適用されてるのも同じようなシナリオですね。それをトランプがやっているわけです。

コメント