ソレイマーニー殺害はドル覇権維持のため

この件をRTがガンガン報道してますね。時間が無いので字幕つけてませんが。。。

ソレイマーニーが米市民にとって「差し迫った危険」だというのは、おきまりのマイク・嘘つき・ポンペオ君を筆頭とした、ドナルド・嘘つき・トランプも巻き込んだウソつき共の戯言であって、本当の理由はドル覇権を維持するためという説です。もしかしたら、トランプの方は何もわかっておらず、リンジー・グラハムその他に脅迫されてやってるだけかもしれませんが。

その辺の愚かな陰謀論者と異なり、RTが報道することはそれなりに根拠がありますから、これは間違い無いところと見てますね。

実際に、ソレイマーニーがイラクにいたのはサウジとの和平会談のためと、イラク首相か誰かが言ってましたが、米としてはそれ言われちゃ困るところだったんでしょうねぇ。。。

サウジとの和平が起こると、米にとって何が困るかと言えば、ドル覇権を支えているものがサウジの石油だからです。要するに、ただの紙切れのドルが世界中で幅を利かせてるのは1973年のワシントン・リヤド密約によってゴールドの代わりに石油で裏打ちされたからです(だそうです、良く知りませんが)。

サウジがイラン側にすり寄り、その後ろ盾が無くなってしまうと、おそらくドルは紙切れに戻るんでしょうねぇ。。。

なぜサウジがイランとの和平などを望んだかといえば、アラムコに対するドローン攻撃です。あれはフーシ派が犯行声明を出したのに、なぜか米はイランを非難し、イランは「うちじゃないよー」と言ってたのですが、リック・サンチェスによれば、実はイランがやったそうで(このあたりは疑問が残りますが)。

サウジとしては、自分の施設があまりに脆弱なことにビビり、何とかイラン側と手を打とうと動き出したと、こういうわけらしいですね。

もちろん、米としてはそんな情報はつかんでいたことでしょう。

メディア・ベンジャミンの話によれば(これもほんとかわからんのですが)、トランプがソレイマーニーの殺害を了承したのは、7ヶ月も前のことだそうです。イランに侵入したドローンをイラン側が撃墜した頃だと言ってました。ということは、それ以前からソレイマーニーはサウジとの和平を画策していたということなのでしょうか。。。

そして、既に字幕つけてますが、今回ソレイマーニー殺害の報復としてイランがイラク内米基地を攻撃したのに、すぐさまトランプが矛を収めて戦争にならなかった理由というのは、こうです。

イランは「お前らが再度攻撃してきたら、俺たちはサウジ・UAEをやっつけてやる」と脅迫したと。

こりゃ大変、イラク内米基地に着弾したイランのミサイルはかなり正確なものだったらしいですし、米側もそれを迎撃できなかったとのこと。イランの実力を見せつけたわけですね。

いやもう米としては、攻め込むわけにもいかず、打つ手がありません。実際イラン戦争が起これば、アフガン戦争・イラク戦争はピクニックに見えるだろう(ギャバード)、あるいは小競り合いに見えるだろう(サンチェス)と。核なんぞつかったら、ロシアや中国も出てきて、それこそドル覇権どころじゃなくなるでしょうしね。

ですから、制裁の上に制裁を重ね、イラン国民を徹底的に絞りあげて、イラン国民が爆発するのを待つしか無いわけです。あるいはイラン国内のスパイに扇動させ(香港みたいにですね)、反政府運動をとことんやってもらうとかですか。

櫻井ジャーナルさんを見ていたら、ちょうどそれを補足するような話が出ていました。ポンペオ国務長官はトランプ政権がネオコンの戦略を継承していることを明らかに

この中で重要なことは、ポンペオが「​ガーセム・ソレイマーニーの暗殺はアメリカへの挑戦を抑止することが目的​だと語った。」というところです。

ひどいことに、マイク・嘘つき・ポンペオはこんなこと言ってますよ(リンク先英文記事)。

ソレイマーニーによる差し迫った危険については何も言及せず。質問に対して答えただけ。ソレイマーニーの殺害の裏には、「より大きな戦略がある」と言うのです。「トランプと彼ら国家安全保障チームは、本物の抑止力を確立しつつあるのだ」と言うわけです。

まるで話が違ってきてますよ。ソレイマーニーが米国民にとって「差し迫った危険」であって殺害しなければならなかったという話からだいぶそれてきているようですが、マイク・嘘つき・ポンペオ君は気にならないようです。

さて、この件については、いつも通りインチキキ*ガイ陰謀論サイトが、「ソレイマーニーの波動がわかる。彼は死んではいないのだー」とか「ウクライナ機を撃墜したのはサウジのナノ兵器」だとか、あるいは情弱のQAnon陰謀論者達は、例によって、イラン・米の間であらかじめイラク米基地攻撃の打ち合わせがあったのだ、やらせだったのだなどという馬鹿げた陰謀論をばらまいているようですが、こういった連中に騙されないようにしてくださいね。

しかし、この連中一年後にトランプが退任するまでに大量逮捕も起こらず、中東からの撤退も一切なかったら一体全体どうするんでしょうね。今から心配してます。

ええ、そうですよ、今年の大統領選でトランプは負けます。勝つのはバイデンなのかサンダースなのか、はたまたギャバードなのかわかりませんが、米国民はトランプが嘘つき常習犯だってことはもうわかってますよ。彼の再選はありえません。

ではまたー。

 

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