ボルトン暴露本についての私の見方

これについて一言言いたいわけですが、ボルトンの本の中でトランプがああ言った、こういう行動した、なんてどーでもいいことですよ。またまたメディアはこれを取り上げて、「トランプはこんな奴」と貶めようとしていますが、狙いは小池ゆりこを貶めるのと同じです。私はどちらも支持しませんけど。

メディアの言わないことは、なぜトランプがボルトンをクビにしたのか、そもそもなぜボルトンを政権内に入れたのかという点です。トランプがボルトンをクビにしたとき、こう言いましたよね?「お前みたいな戦争屋は出ていけ」みたいなことです。

トランプは戦争を望んでません、この点は確かだと思います。もちろん、あちこちに経済制裁を仕掛けて他国民を殺してますけどね。米国民は気がつかないので構いません。

その一方でボルトンは何十年にも渡るサイコパスの戦争屋です。この点も間違いありません。

ということは、必然的結論としては。

  • トランプはアホなので、ボルトンのことを何も知らず、アデルソンか何かのアドバイスに従い、ボルトンを政権に入れてしまった。
  • アホのトランプでも、さすがにこいつは危険だと思ってクビに。
  • ボルトンは何でもいいので、ただ戦争がやりたいだけ。トランプじゃ実行できないと思い、足を引っ張ることに。バイデンとの密約なんかも、もしかしたらあるかも。

ということですね。コロナ脳メディアの言わないこととしては、戦争が仕方なく起こるのではなく、ボルトンのような狂犬の意思によって起こされるのだという点です。ですから、トランプがボルトンをクビにした理由など一切言いません。そして、それに伴う「そもそもトランプはこれほどのドアホ」ということも言いません、この点がトランプの最大の問題なんですが、一切言えないわけです。単にボルトンの本に、これこれこう書いてあっただけですね。

で、ひたすら上からの支持通り、懸命にトランプの中傷をして、次はバイデンにして戦争起こしましょうと、こういうことですね。小池百合子にそっくりの状況ですよ。

話は変わりますが、トランプがボルトンと共にベネズエラを締め付けていた時は、シャンティー竹下などは「狂人のフリをしている」などと持ち上げていたんですが、ボルトンがクビにされた途端に「ほらやっぱりボルトンをクビにした」などと、これまた持ち上げると、この狂いっぷりは見事なものです。QAnon関係の連中も同じことですよ。トランプのやることは何でもかんでも正義であり、脳みそというものが無いので、何の批判的思考もできないのです。可哀想ですね。

 

追加:そうそう、これ書くの忘れてましたけど、現在のトランプは「ボルトンは嘘つきで有名だ」などと攻撃をしてるようですが、どの口でそんなこと言えるんでしょうね。ボルトンは、むしろ「戦争したい」に正直ですよ。嘘付きというのであれば、未だにトランプが飼っているポンペオの方がよっぽどの嘘つきです。何しろ年がら年中嘘ついてますからね、これがわからないようでは何も見えてません。そしてこいつもサイコパスの一種です。

しかし、とても残念なことに、この秋の選挙としては、トランプの方がおそらくまだマシです。結局バイデンが勝つでしょうけど。で、半年後のトランプ退任の時点では「結局何も無かった」ということで、QAnon支持者は大恥をかくことになるのです。訴訟問題にならなきゃいいですが。。。

 

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