映画「マトリックス」あらすじ

世の中のウソに目覚め始めた人は必ず見るべき映画なんですが、エンターテイメント性を持たせており、アクションも激しいので、そういうのを敬遠する方のために、簡単なあらすじを書いときます。ただし、余計な設定などは極力省き、ポイントだけです。

「マトリックス」シリーズは4作あるのですが、見るべきものは1作目の「マトリックス」だけですね。気に入ったら2,3作目(リローデッド、レボリューションズ)は見ても良いと思いますが、私は意味が良くわかりませんでした。最近公開された4作目(レザレクションズ)は、個人的にはどうしようもない作品と思うので見ない方が良いですね。本当にこれはパロディかと思う位ひどい。

この一作目の「マトリックス」は、公開時に何となく劇場で見たわけですが、かなりの衝撃を受けました。映画内容のみならず、サウンドトラック※もまた無茶苦茶気に入って、しょっちゅう聞いてましたね。しかし、その当時には、そんなに深い意味は読み取れず、「陰謀論」を知れば知るほど、あまりにも言い当てているので、驚くばかりです。

※たしかこれですが、映画では使われていないロック音楽も含まれます。

以下、完全ネタバレです。


ソフト会社に勤めるトーマス・アンダーソンは、起きているのか夢を見てるのかわからない感覚に悩まされていた。自宅のパソコンを使って、「ネオ」というハッカーとして活動していたが、ヤバイ連中のためにヤバイデータを集めるなどして、金儲けをしていた。

そんなとき、気が向いてヤバイ連中について行き、クラブに行ってみると、トリニティと名乗る女性に会う。

「あの国税局のコンピュータに侵入したトリニティか?男だと思ってた」。トリニティは、「彼らがあなたを狙ってる」と告げる。そして、「あなたは、モーフィアスを探してるのね。そして、マトリックスとは何かを」と言い当てる。

翌日、ネオが会社にいると、黒服の男たちがやってきて捉えられてしまい、連行され、尋問を受ける。「テロリスト」であるモーフィアスを探す手伝いをしろという。ネオが拒否すると、なぜかネオの口がなくなってしまい、しゃべれなくなり、腹には機械製の虫のような物を入れられてしまう。

ベッドから起き上がるネオ。夢だったのかと思ったところに電話が鳴る。モーフィアスだった。トリニティを含む使いの者に車でピックアップしてもらう。車中、トリニティが何かの機械をネオの腹に押し当て、機械製の虫を取り出す。「夢じゃなかったのか!」と驚くネオ。

とあるビルの一室に行くと、そこにモーフィアスが。

モーフィアスはネオの焦燥感を言い当てる。ネオは「マトリックスとは何か」と聞く。

マトリックスはすべてだ。これは、君の目を真実から多い隠してきた世界なのだ。「真実って?」。皆が奴隷であることだ、生まれた時から束縛されている。我々は、匂いも味も感触もない牢獄に生まれたのだ。心を縛る牢獄だ。しかし、誰にも説明できない。自分の目で見るしかないんだ。

モーフィアスは二つの薬を取り出して言う。「青い薬なら元の暮らし、赤い薬ならウサギ穴の奥底に降りていける」(「不思議の国のアリス」の「入口」のこと)。

ネオは赤を飲み、隣の部屋に行くと、トリニティを含む仲間達と機械群があり、そこに座らせられる。モーフィアスは言う。「あの薬は追跡プログラムだ。君のいる場所をつきとめるためだ」「どういうことだ?」。そのうちネオに異変が起き始める。

ネオは眠りから覚めるが、そこは液体の充填されたカプセルで、ネオはその中にいる。身体中にチューブがつけられ、頭は丸坊主で、後頭部に電極がつけられている。カプセルから出てみると、他にも同じカプセルが大量に。「これすべてに人間が入っているのか?」

すると、ロボットがやってきて、ネオはカプセルから取り出され、排水口に廃棄されてしまう。上から降りてきたアームに回収されるネオ。

どこかの船内で回復した後、モーフィアスが言うには、「今は1999年ではない(映画の公開年)。2199年頃だ」。

モーフィアスは、ネオの後頭部に電極を差し込む。すると、真っ白い何も無い空間に移動してしまう。丸坊主だったネオの髪の毛は元通りになっており、着ている服も違う。

モーフィアスは説明する。

ここは仮想空間だ。今のお前の姿は、心を投影したデジタルなものだ。「現実じゃないのか?」。何が現実だ?現実をどう定義する?見える・味がするなどなら、現実とは脳が解釈するただの電気信号だ。君の知る世界(1999年)は、もはや存在しない。今は脳が解釈する仮想の世界としてのみ存在する。それが「マトリックス」だ。

21世紀の初頭、AIが機械すべてを支配した。当時のエネルギーは太陽光で、それを遮断しようと人類は太陽光を遮った。すると、機械の側は、人間の身体が生み出すエネルギーを利用すべく、人間を栽培する「畑」を作り出したのだ。

マトリックスとは支配であり、コンピュータが生み出す夢の世界だ。今の人類の実態はこれだ。

モーフィアスは乾電池を見せる。

「俺は信じない」と混乱するネオ。この仮想現実から離れ、もとの船内で落ち着いたネオにモーフィアスは言う。「ある年齢に達したら、真実は教えない。適応ができず、危険だからだ」。続いて言う

マトリックスが作られたとき、ある男が生まれた。彼にはマトリックスを変える特別な力があった。彼が死ぬと、彼の再来が予言された。再来はマトリックスを崩壊させ、人類は解放される。だから俺達はそれを探し続けてきた、マトリックスの中をくまなくだ。しかし、その捜索もようやく終わったと思う。

オペレータのタンクがやってくる。彼は言う「俺は人から生まれた混じりっけなしの人間だ。ザイオンで生まれた」。ザイオンとは、人間の街であり、最後の砦だという。そして、「君の力を見るのが楽しみだ、モーフィアスが正しければな」。

タンクは、ネオを椅子に座らせ、仮想空間において柔術・カンフーなど様々なものを教える。モーフィアスがやってきて、訓練の成果を見せてみろと、二人は別の仮想空間で闘う。

ネオはモーフィアスに敗けるが、モーフィアスは言う。

私の方が速く、強いとしても、それはこの世界における私の『肉体』と関係があるか?君が今吸っているのは酸素か?頭で考えるな、知るんだ。俺は君の心を解き放とうとしている、入口までは案内する。扉を開けるのは君自身だ。すべての邪心を捨てろ、心を解き放つんだ。

続いて、モーフィアスは、人間社会の仮想空間にネオを連れていく。モーフィアスは言う。

マトリックスはシステムだ、システムは敵だ。マトリックスに入ると何が見える?ビジネスマンに教師、弁護士、大工、彼らは我々が救おうとしている「心」だ。しかし、救うまで皆システムの一部だ。つまり、我々の敵だ。忘れるな、多くの者はプラグを抜く準備ができていない(マトリックスから離れて現実を知るの意味)。彼らはあまりに慣れすぎて、盲目的にシステムに頼っている。だからそれを守ろうとする。

マトリックスには、エージェントという監視プログラムが徘徊している。今までエージェントに立ち向かった者すべてが死んだ。すべての弾をかわし、パンチはコンクリートも打ち砕く。しかし、君なら勝てる。エージェントは最強だが、マトリックスの世界のルールを破ることはできない。だから、本当の君の力やスピードには到底及ばないのだ。「つまり、俺も弾をかわせると言うことか?」。そうではない。君が本当の自分を知れば、かわすまでもない。

モーフィアスは、ネオを「予言者」に会わせるため、皆をマトリックスにつれて行く。モーフィアスは言う「彼女は俺に言った、救世主を見つけろと」。

ネオが予言者の家の待合室にいると、一人の子供がいてスプーン曲げをしている。子供は言う。

スプーンを曲げようとしちゃダメだ。そんなことできない。そうじゃなくて、ただ真実を見ようとするんだよ。「真実?」。スプーンなんて無い。「スプーンが無い?」。そうすれば、スプーンを曲げるんじゃないってわかる。自分のことなんだ。

ネオがやってみると、スプーンが曲がる。予言者に呼ばれる。

自分が救世主だと思う?「良くわかりません」。そこのラテン語の意味がわかる?自分自身を知れ。大事なことは、救世主であるということは、恋をしてるのと同じ。恋をしてるかどうかは、他人にはわからない。でも自分には痛いほどわかるものでしょ。「俺は違うのか」。残念ながらね。あなたには才能があるけど、何かを待ってるみたい。来生かもしれない、わからない。そういうものなのよ。

モーフィアスは可哀想、彼無しでは私たちは敗ける。「どういうこと?彼無しって」。モーフィアスはあなただと信じてる。その気持ちは誰にも変えられない。彼は盲目的に信じてる。だから、あなたを救うためなら、自分の命も捧げる。あなたは選択を迫られる、モーフィアスの命か、自分の命か。二人のうちどちらかが死ぬ。決めるのはあなた自身。忘れないで、運命なんか信じないで。人生は自分でコントロールするものよ。

外に出るとモーフィアスが言う。「言われたことは胸にしまっておけ。君だけのものだ」。


このあたりまでが映画の前半で、これ以降は基本的にSFアクション映画ですね。エージェントと取引をした仲間の裏切りで、他の仲間の何人かが殺され、モーフィアスはエージェントに捉えられてしまいます。

ネオとトリニティは、莫大な弾薬を持ち、ヘリを操り、モーフィアスの救出に向かいます。ネオは、スミスというエージェントと死闘。最終的には、ネオがその才能を開花させ、エージェントの弾もパンチも「かわすまでもない」状態になります。

コメント

  1. None より:

    映画「マトリックス」とは、趣旨が違いますが、

    ご存じかもしれませんが、

    「信用スコアの行き着く先の1つの社会」
    として、2012年、テレビ放送のアニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」があります。
    それと「アイヒマン化の壮絶な問い」と政治・社会的哲学の格言

    Wiki
    https://ja.wikipedia.org/wiki/PSYCHO-PASS_%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%B3%E3%83%91%E3%82%B9

    YouTube検索「アニメ サイコパス 1期」
    ※第1期は、テレビシリーズなので、映画のように予告がありません。
    https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%A1%E3%80%80%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%B3%E3%83%91%E3%82%B9%E3%80%801%E6%9C%9F

    第1期のOPの歌のフルバージョン
    アーティスト/凛として時雨
    歌名/「abnormalize」
    https://www.youtube.com/watch?v=DOKM9QWJG3g

    別の人のカバー
    https://www.youtube.com/watch?v=b_cqKUjFqts

    第2期は、映画「マトリックス」的な感じでは、見る必要性はないかもしれませんが、
    内容としては、「組織の自己浄化作用の是非」だと、個人的に思っています。

    余談ですが、
    第2期のオープニングの歌を聞くと、
    中村篤史医師の院長のブログ
    2018.5.28/栄養療法はなぜ広まらないのか
    https://clnakamura.com/blog/809/
    2018.6.8/コンサル
    https://clnakamura.com/blog/919/
    を、思い出します。

    第2期のオープニングの歌のフルバージョン
    https://www.youtube.com/watch?v=0oXJY6vc9fQ

    第1期、第2のエンディングの歌は、核爆弾、広島長崎の情景、311のアレだと思うですけど、YouTubeのコメントには、そういうのがないは、検閲されているからでしょうか?

    私は、2018年の時点で、ジョージア・ガイドストーン、SDGs、アジェンタ2030、アメリカ支配下日本、日本人貧困化政策、少子化政策、病気化などを知っていたので、ついにウイルスがばら撒かれたと思って、2月上旬で警戒モードに入っていました。
    その後、字幕大王様のブログで、大橋先生のコッホの原則を初め、ウイルスは存在しない説を教えていただきました。ありがとうございます。

    あと、人生観を変えたのは、漫画クロサギです。
    レンタルで読んだから、初めの方として覚えていないけど、「今ごろ、笑っているよ」てみたいなシーンに衝撃の衝撃を受けて、詐欺・犯罪をする人たちの頭脳・心理戦に恐れおののいたものです。漫画クロサギを読んでから、本音と建て前、もっともらしい建前の理由を考えるのも、優秀な人達なんだな、と。

    天は神に居わし、世はこともなし。長生きを、あるいは悔いのない人生を