ビタミンCの研究報告、その2

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ビタミンCの研究報告、その1の続きです。

で、前回の動画を見ていただくとわかるんですが、ビタミンCを経口摂取するよりも、静脈注射の方が効き目が高いようです。なぜかと言えば、経口摂取の場合、消化器官中でビタミンCが破壊されてしまうからですね。

しかし、誰でもビタミンC静脈注射に匹敵する効果を得る方法としては、リポソーム・ビタミンCを使うことです。これは何かと言いますと、ビタミンCを大豆レシチン(もしくは他の油脂)で覆い、容易に消化器官では破壊されないようにし、より効率的に血流に流してやるというもののようです。普通にビタミンCを経口摂取するよりも5倍の効果があると言ってます。

これは簡単に誰でも作れるようで、先の投稿にはドクター・マイク・イハラによる作り方の説明動画があります。材料は、ビタミンC、大豆レシチン、道具は超音波洗浄機です。要するに超音波でビタミンCと大豆レシチンの溶液を超音波でシェイクしてやると、大豆君がビタミンCのまわりを覆ってくれるということらしいです。

しかし、これを面倒と思うお金持ちの方向けにはちゃんと製品もあります。かなり高価ですが。

 

このリプライセルもしくは、LypriCelで検索してみると、「美容女子に大人気!」なる書き込みが多数見られますね。んんんー、自分で安く作れるのに、何も考えずに「美容のために」こんな高いもの買うんですかね?もちろん、これを紹介してるページには「自分で作る方法」なんか紹介されてません。

大衆の無知につけこんだボッタクリ商法ですよね。もちろん、誰も悪くないんです。美容に効くかどうかはおいといて、紹介記事も、リプライセルの製造会社もどれも悪くないんです。ただただ「無知は怖い」とは感じますね。どう考えても自分で作るのが面倒なお金持ち向けの製品ですよ。
 

さて、リポソーム・ビタミンCについて、「真面目に」語っているところというのは、かなり少ないです。「美容女子向け」のものはたくさんある一方で、わずかしかありません。

このあたりですか。

それでですね、動画で紹介したドクター・イハラの作成方法ですと、水分が多すぎるように思います。カップ一杯半の水にビタミンCは大さじすりきり三杯なので、お茶代わりに飲んでも大量摂取とまでは行きません。

上のサイトからリンクされている英語サイトに、特許技術を利用したリポソーム・ビタミンCの作り方というものがありました。もちろん、特許なので売り出しちゃだめですが、自分で作って飲む分には構いません。

Quality Liposomal Vitamin C

です。次回はこの内容を見ていきましょう。

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