ビタミンCの研究報告、その1

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肺炎の治し方で書いたように、家族が肺炎になったため、その治し方を調べたわけです。医者の出す薬というのは、連中と製薬企業の儲けのためだけにあるのであり、治療効果は一切ありませんからね。

※このブログを以前からご覧の方はご存知と思いますが、私の父は抗がん剤のために死にました。当時は私も十分な知識が無かったので救えませんでした。もし薬が効くと主張する人がいるなら、その前に彼の命返してくださいね。医者の薬が病気を治すことはありません。

で、家族どうなったかと言いますと、以前に紹介したNutriBioticのビタミンCがあまりに粉っぽくて飲めないと言い、全く減ってません。当然症状は緩和してません。後から買った中国製の安い方が飲みやすいのでこちらに切り替えました。さてどうでしょうかね?

ともあれ、字幕つけてみた動画は以下です。

 

で、その後いろいろ検索してみたわけですね。すると、否定的な情報もありましたよ。

「ビタミンCが風邪に効く」の真相

という、ライフハッカーなるところの記事です。結論から言えば全くお話にならないお笑い記事なんですが、ともあれ見てみましょう。

ノーベル賞を二度受賞したライナス・ポーリング(二番目の動画でも言及されてます)が「ビタミンCは効く」という誤解を広めたというんです。

ついでにこんなことも言ってますよ。「はるかに悪質な通説として、予防接種で自閉症になるというものがありますが、どちらもきっかけは似非療法でした」などと言ってますが、ワクチンで自閉症になるのはもはや客観的事実です。

特にカリフォルニアではワクチンを打たないと学校に行けないため、どんどん自閉症の子供が増えてます。

 

そして、

さらに、PaulingとStoneはいいかげんな臨床試験を行い、自分たちの説が証明されたと主張しました。この臨床試験には根本的な欠陥があると、複数の科学者が指摘しています。

と言い、次に

ビタミンCを日常的に摂取すると、風邪が早く治ることを証明した研究はいくつかありますが、風邪をひいてから服用しても意味はありません。

ビタミンCの日常的な摂取と心血管疾患のリスク低下を関連付ける研究もありますが、両者の相関性を否定する研究の方が数多く存在します。白内障や肺炎、破傷風、ぜんそく、肝臓病についても同様です。

がんに関しては、信頼できるデータによって、ビタミンCのサプリメントが、がんになる確率やがんの予後に影響を及ぼさないことが証明されています。

等などです。ところがですね、この記事には根本的な問題があるんです。

「ポーリングの研究には根本的な欠陥があると複数の科学者が指摘している」と言いながら、それ以降の否定的研究は誰が行ったのか、反論がなかったのか一切言及してないんですね。当然、論文番号(PMID)もありません。

特に「研究」なるものが製薬企業から出資されている場合には(マイクによれば、ほとんどそうなんですが)、全く信頼できないものなんですねぇ。。このあたりで普通の人はもう騙されてしまうわけですし、このライフハッカーなるものも完全に騙されてます。というよりも、私が想像するには意図的なものですけどね。

さて、この原文としては、米国の老舗のサイエンス誌Popular Scienceの2017/4/5の記事で、書いたのは、Sara Chodoshという人です。原文は以下です。

What does vitamin C actually do?

はい、原文にも彼女の主張の根拠となる論文番号などは示されていません。これでは検証のしようがありません。ただの言ったもん勝ちです。

こういうのが本当に多いですね。紙の誌面ならともあれ、ウェブなんですから、いくらでも参考資料を示せるはずなのに、それさえしません。とても科学記事とは言えない代物です。この程度なんです。

で、このSara Chodoshなる人物は誰かと言えば、こちらです。

Sara Chodosh

Popular Scienceのエディターであり、ライターであり、インフォグラフィックデザイナーなんだそうです。Popular Scienceには2012年に参加し、今はアシスタントエディター、ライティング、データ視覚化のデザインだそうです。加えて、印刷版・ウェブ版のPopular Scienceのグラフィックを作ってるんだそうですね。それとまた、いくつかフリーランスの仕事を行っており、「私は生のデータから最終的なイラストレーションにできます。科学雑誌であれ、グラビア誌であれ。もし私を雇うことに興味あれば連絡してくださいね」。

。。。って、違うでしょ(笑)。

こんな適当な人物が、こんな適当な否定的記事書いてるんですよ。

まさに同じですよねぇ。。。海外の適当連中が適当な記事を書いて、それを読売が「恐れ多くも**が書いた記事だ」みたいに紹介してるのと全く同じパターンです。

もちろん、この連中の意図としては、(あくまでも想像に過ぎませんが)明らかですよね。製薬会社の儲けを減らすような情報を奴隷達の耳に入れたくないってことですよ。

(続きます)

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