タッカー・カールソン「Ship of Fools」

FOXニュース人気キャスターのタッカー・カールソンによる著書です。これがナンバーワンベストセラーになっており、大統領も祝福してます。

この本ですね。

タッカー・カールソンはイケメンの上に、私の見るところでは、米国メディア界における良心と言えます。極めてまともな意見を持ってる人です。FOXについては、本サイトではショーン・ハニティもかなり取り上げていますが、ハニティの方はむしろ、いい意味でも悪い意味でも「大統領べったり派」という感じがします。タッカーについては、どれを聞いても個人的にはまっとうな意見だと思いますね。

タッカー・カールソンの字幕動画は以下です。

jimakudaio.com/#sorting;lang=ja;cls=87

さて、本の内容はどんなもんなんでしょう?Amazonの「なか見!検索」を少しだけ訳してみましょう。

船の乗客であると想像してほしい。地面から数週間離れ、海の真ん中だ。何が起ころうと降りることはできない。しかし気にしないだろう、彼らはプロの船乗りなのだから。やってることがわかっているのだ。船は確実に正しい方向に向かってる。安心できるよね?

ある日、あなたはわかるわけだ、何か恐ろしいことが起こったと。おそらく、夜を通しての船員のやりすぎかも。わからないのだ。しかし、責任を持つべきクルーが今や正気ではない。今や連中が尊大になり、攻撃的になったことがわかる。おそらく酔ってるのだろう。連中は備蓄食料をむさぼり食ってる。もはや明らかだが、あなたの食料は残ってない。これを主張できないのだ、連中は物理的現実を認めることを禁止しているからだ。その結果を指摘するものは、誰でも責め立てられる。

最も恐ろしいこととしてはクルーが無能になったことだ。連中は航行の方法がわからなくなった。操舵はまるでルーレットで遊ぶかのようだ。精神患者のようだ。船はもはや沈没寸前だ。連中はそれが全くわかっていない。

(略)

なぜ米国はトランプを選んだのか?これは責任ある者が聞くような質問だ。実質的に誰も思わなかったのだ、トランプが大統領になるなど。トランプ自身もそんな考えがなかった。選挙戦の多くを通じて、彼の批判者はトランプ選対をマーケティング計画とみなした。おそらく最初はそうだったのだろう。

しかし、どういうわけかトランプは勝った。なぜか?トランプは軽々しく投票するような候補者ではなかった。彼の投票者はそうだった。

(続く)

 

 

 

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