ユネスコ(国際連合教育科学文化機関、United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization U.N.E.S.C.O.)は、諸国民の教育、科学、文化の協力と交流を通じて、国際平和と人類の福祉の促進を目的とした国際連合の専門機関です。
創設等
憲章採択 昭和20年(1945年)11月16日
創設 昭和21年(1946年)11月4日
日本加盟 昭和26年(1951年)7月2日
と文部科学省のウェブサイトに紹介があります。多くの国際機関と同じく、この組織もまた裏の目的を持つことをご存知でしょうか?
ユネスコが設立された当時の初代事務局長はジュリアン・ハクスリー(Julian Huxley)です。彼は書籍『素晴らしい新世界』で有名なオルダス・ハクスリーの兄であり、優生学の信奉者でした。彼は初代事務局長として、1946年に「ユネスコ:その目的と哲学(”UNESCO: Its Purpose and Its Philosophy”)」を出しています。これは、ユネスコ創設時の理念的指針(設立趣意書)として初代事務局長個人の名前で出されたものです。
ユネスコの公式文書ではあるものの、加盟国の承認を経た憲章や宣言とは異なるものですが、ハクスリーの思想的・哲学的ビジョンを示したものです。この21ページに次の一節があります。
At the moment, it is probable that the indirect effect of civilization is dysgenic instead of eugenic; and in any case it seems likely that the dead weight of genetic stupidity, physical weakness, mental instability, and disease-proneness, which already exist in the human species, will prove too great a burden for real progress to be achieved.
Thus even though it is quite true that any radical eugenic policy will be for many years politically and psychologically impossible, it will be important for UNESCO to see that the eugenic problem is examined with the greatest care, and that the public mind is informed of the issues at stake so that much that now is unthinkable may at least become thinkable.現時点では、文明の間接的影響は優生学的(eugenic)というよりも、むしろ劣性学的(dysgenic)である可能性がある。何にせよ、遺伝的な愚かさ、身体的虚弱、精神的不安定、病気になりやすいという重い足かせは人類という種にすでに存在するものであり、真の進歩の達成のためにはあまりにも大きな負担であると証明されるだろう。
したがって、現時点では急進的な優生政策(eugenic policy)も、政治的・心理的に何年も不可能ではあるが、ユネスコにとって重要なことは、優生問題(eugenic problem)が細心の注意を払って検討され、現在では考えられない(unthinkable)ことが少なくとも考えうること(thinkable)になるよう、危機に瀕する問題を一般大衆に知らせることである」
つまり、1946年に設立されたユネスコの初代事務局長のハクスリーの考え方は、ナチとあまり変わらないという事実です。そして、この事務局長の「個人的見解」は、その後ユネスコとして、あるいは加盟国の抗議によって撤回されたといった話はないようです。
もちろん、現代の日本でもこういった思想がはびこっていますね。半島人や中国人は劣性であり、日本人は優れているといった言説です。
もともと優生思想というのは、一般庶民のためのものではなく、支配階級が自分たちは人間として優秀であり支配するに値し、庶民は劣等であり支配されるに値するという思想体系のために作られたらしいのですが、最近の日本人の一般大衆もこういった思想をもって自らを支えねばならない人たちが多いようです。いやそれ、もともとあなたがたのためのもんじゃありませんからね。リッチなエリートたちの支配の言い訳のためであって、一般庶民のためのもんじゃありません。勘違いしないでくださいね。
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