米国主導の秩序

これは水曜の社説なんですが、読売の異常性が良く現れていると思うわけです、私としては。

別に中国の肩を持つ気は無いんですが、言うことがふるってますね。

中国は経済成長率を上回る勢いで軍事費を増やし、米国に挑戦している。アジア太平洋地域の平和と繁栄を支えてきた米軍の圧倒的優位が揺らぎかねない。

んだそうです。

その中国の経済成長とやらを懸命におもんばかってきたのが読売です。連中は、トランプ関税によって中国の経済成長が減速しかねないなどと何度も訴えてきました。貿易戦争に勝者無しなどと、グローバリストであるラガルドの言葉を引用して反対してきたのです。一体全体連中は何を主張したいんでしょう?矛盾もいいところですね。

また、「平和と繁栄を支えてきた米軍」とはこれいかに?連中が暴力団よろしく因縁をつけ、いかに大量殺戮を行ってきたのか全くご存知無いようです。読売のこの狂いっぷりときたら、もはや凄まじいものと言えましょう。

何度も言いますが、中国の肩を持つ気は全然ありません。しかし、あまりに客観性を欠いたご意見にはほとほと呆れます。何と言いますかね、黒を白といいくるめると言いますか、ウソも百ぺんの類ですかね。

しかし、連中はこの社説で何をしたいのでしょうか?結局のところ、敵対関係を作ることです。これが支配者にとって好都合なことなんです。これが歴史の教える絶対的真実というものです。

ですから、相手は誰でもいいし、矛盾があっても別に構わないんです。日本でも米国でも共産独裁邪悪国家の製品をどんどん買え、どんどん技術移転を行えと言うわけです。その国力が増し、軍事力を増強させ、自らの脅威となることを許しているわけです。奨励しさえしています。

そうすると今度は、「中国は悪い」「危険だ」などと恐怖を煽る側に回るのですから笑止です。なぜ皆さんこんな詐欺にやすやすと引っかかるんでしょう?グローバリストの策略にまんまと引っかかってますね。奴隷達は全く気がつきませんし、こういった矛盾を指摘するものは皆無です。

今一度確認しておきますが、連中(読売)の目的は敵を作り出すことであり、混乱を作り出すことにあります。それが奴隷の支配方法です。恐怖を作り出せば、奴隷達は政府にすがるのです。すると、政府という我々に寄生する組織は勝手がやりやすくなります。読売はこういった寄生虫詐欺行為に加担するための洗脳装置です。もちろん、読売に限らず全てのメディアは同じものです。

そもそも、何度か書きましたが、米国主導の(世界)秩序とは何でしょうか?読売はよっぽどこの言葉がお好みのようで、何度も繰り返しますが、誰がそんなもの認めたのでしょう?何の根拠もなく、合意もなく、あたかも当然のように勝手に使ってますね。

以前にも最悪の思考停止状態。誰も北朝鮮の理由がわからない2で書きました。これを読んでもらえばわかるんですが、「マティスが『中国が米国主導の世界秩序に挑戦している』という演説をした」というのは、「中国が力づくで奪おうとしてる」以外に解釈しようがありません。今回の社説でもそういうことですよね。国連決議も投票も世界人民の意思も無いわけです。

これが証明することは、読売の言う米国による世界秩序が仮に存在しているとしても、米国は「力づくでその地位を得た」に過ぎないのです。国連決議も投票も世界人民の意思もございません。

常日頃から民主主義の重要性を喧伝する読売ではありますが、連中の言う民主主義というのはこの程度の代物です。正義などどうでもよく、力の強いものにかしづき媚を売ることが読売の身上なのです。

コメント