ジョン・ロビンズ

アイスクリーム帝国バスキン・ロビンズ(日本ではサーティワンアイスクリーム)の唯一の男性後継者でありながら、1970年代に、その地位を投げ打って自然派生活を開始し、後に食の問題を追求した本がベストセラーになったジョン・ロビンズです。

彼の著書は何点か邦訳されていますが、絶版になったものもあり、プレミア価格で販売されていたりしますね。

この講演会はGoogle社内の昼食会のようなものらしいのですが、参加者が少ないのがとても残念です。しかし、ビデオで広く公開してくれるだけでもマシかもしれません。

そもそも、なぜアイスクリーム帝国を後にしたのかという話から始まり、現代の食問題、特に食用牛に何が起こっているかを暴露しています。これを聞けば、何も考えずに牛乳を飲んだり牛肉を食べられなくなることは必至です。特に米国産牛肉に関しては、彼が話していることよりも、もっと悪い噂も他から聞くので、私自身は決して食べません。もちろん肉食自体を全体的をに減らそうとも努力しています。

さらに、日本では、「栄養をまんべんなくとるために、肉も摂取しましょう」なとという、いわゆる栄養学のウソが常識としてまかり通ってしまっているため、本当に意識の高い人しかベジタリアン・ビーガンにはならない・なれないようです(私は残念ながら違います)。

どの業界でもそうなんですが、裏は徹底的に隠し、一方で表の広告は、心理学的テクニックも駆使したものになり、そのギャップというのは広がる一方のように思えます。

コメント

  1. ロビンズファン より:

    素晴らしい動画を翻訳して頂き、心より感謝申し上げます。ジョン・ロビンズ氏の著者を読み、氏の意見にとても共感しました。そこへこの度ご本人を見ることが出来て大変嬉しく思います。現代は商業が優先され個人の健康などは二の次になっています。これは非常に憂慮すべき事態です。出来る限り多くの人々に観て頂きたい動画だと思います。これからも参考となる動画のアップに期待しております。

  2. ysugimura より:

    ありがとうございます。現代の食の問題は医療にもつながり、もはや人類として考えねばならないところに来ています。ジョン・ロビンズ氏は、すべてをなげうって一人でやってきたところに重みを感じますね。今後もとりあげて行きたいと考えています。

    この方面はマイク・アダムスにも通じてきます、彼のその方面の動画を今一つ選択できないでいますが、あまりに守備範囲が広いので。GMOの危険性については、スティーブン・ドルーカーがいます。

    また、医療関係では、スザンヌ・ハンフリーズ、ジョン・バーグマン、ケリー・ブローガン、Dr John Rengen Virapen、グウェン・オルセンなどもとりあげていますので、よろしければそちらもどうぞ。

    何にしても、現状では探しにくいですね。カテゴリ分けなどの改良はおいおい行うつもりです。