詐欺師が最も嫌がること

MLM詐欺師のSに引っかかったYさんという詐欺師の話を、もはや一年も前になるんですが、書きました。未だに不思議に思うのは、なんでこんなにわかりやすい詐欺に引っかかるのだろうということです。この話としては、私がYさんに請われてセミナーに参加したことなんですが、こんな感じでした。

様々な情報商材の紹介で、～後から購入した人の売上の一部をもらえるんだそうな。

もらえる売上の率は他よりも断然多いだの。

まんまネズミ講です。売る物の中身の説明が大して無いはずです。

一通りの説明が終わると、「今現在福岡でもやってます。今すぐに申し込まないと、後の方になってしまいますよ」

ここまで古典的な手口とは思わなんだ。

この種のものを一度でも聞いたことがあるなら、怪しいと思うのが普通かと思うんですが、Yさんには免疫が全く無いんですかね？未だにわかりませんが。

ともあれ、こういった詐欺師連中が最も嫌がるものは何かと言えば、詐欺だと気づかれることですね。

直感的に詐欺とわかる者もおり、わからない者もいるんですが、運良く引っかけた者に詐欺とわからぬよう努力せねばなりません。詐欺師にも努力が必要です。詐欺道というものもこれまた日々の精進が必要です。では、その方策としては何があるでしょうか？

まさか、カモの日常を監視して情報を制限することはできません。どうしたら最も効果的と思いますか？答えはずっと下です↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正解は「もっと金を使わせる」です。これ良く言われることですよね？

カモの方は、もっと入れ込み、もっと金を使うことによって、強度の信仰状態になるんですね。「こんなに費やしたのだから、ウソのはずがない」という心理状態になるんだそうです。ですから、詐欺師としては「詐欺とばれないように」もっと金を使わせるんだそうです。

実際、この件のYさんは「ふだんSさんは直接は教えないのだけど、特別に指導してもらった」とか言ってましたよ、いくら払ったのかは知りませんが、そりゃ「特別」なお値段なんでしょうね。

で、私が書きたいのは、その辺のチンピラ詐欺師についてではないんですよ。もっとでかい詐欺師についてです。それは誰かと申しますと。。。

こういうことです、いかにも政府とか国とかがあって、それに何らかの仕組みがあって、皆さんがその枠の中で暮らしており、民主主義制度のもとでこれこれが決まり、国民にこれこれの義務があり、税金を納めねばならないとか何とか言う詐欺ですよ。

完全な詐欺、全くのウソっぱちでございます。

真実としては、どこの誰かは存じ上げませんが、ごく一握りの人間が、大昔にこういったことを画策したわけですね。「こういう方法なら人間を騙して巻き上げられる」と思いついたわけです。

それがまずは、何の裏付けもなくお金を刷ることのできる銀行制度であり、この数十年位問題になっているのが戦争産業でしょうね。

いや、この二本柱による詐欺というのは本当に強力です。何かしら国などというものがあり、こっちは民主主義で向こうは独裁で、向こうが野蛮な国なのでこちらは軍隊を整備しなくてはならず、そうかと思えば、あちらでは自由と民主主義に反することをやってるので介入せねばならず云々で、結局「お前ら税金払えよ、防衛が大変だから」と言って巻き上げ、その一方で銀行はどんどん紙切れを刷って、カモが貯めていったお金の価値もどんどん落とされ、さらには効きもしない医療の費用が大変だからと、「もっと我慢せい」と言われるような洗脳工作を受けまくっているわけですね。

そういった壮大な詐欺システムが現在稼働中であるわけです。これがまるで、理性的な考慮のもとでの可能な限り全員にとって利益のあるシステムであるかのように宣伝されているわけです。完全な詐欺です。

で、この詐欺システムというのは、単に政府やら何やらだけではなく、どういうわけか、ありとあらゆる物を巻き込んだものでして、メディアやその売春婦達は言うに及ばず、学術界なるものも一応独立ということになっているんですが、その実はこの詐欺システムに加担する者しか生き残れない仕組みとなっておるようなんですね。

一般庶民の思考を形成する要因となる、ほとんどすべてがこの詐欺システムに加担してるわけなんです。その理由としては、下から吸い上げるこの詐欺システムの仕組みによって、洗脳担当連中もよりリッチになれるからですね。

これを考えた人は本当に頭が良いんですが、しかし、こんなことは別に技術の発展の有無には関係無いですね、100年前、200年前、あるいは300年前かもしれませんが、十分こういった仕組みを考える頭のある人はいたことでしょう。

人によってはシオン賢者の議定書がどうしただの言うかもしれませんが、私にはわかりません、読んでないので。

で、ありとあらゆる物がこの詐欺の道具になっておりまして、更に悪いことには、先に申し上げましたように、「この詐欺の世界に打ち込めば打ち込むほど、金を使えば使うほど、より詐欺世界から抜け出すことができなくなる」ってことです。

そうですよね？仮に大変な努力をして大会社を作り、お金の苦労をして、それなりの地位を築いたとすれば、この世界が「ただの詐欺システム」なんてことはちょっとでも考えたくはありません。それまでの人生を否定することになりかねませんからね。

あるいはリッチな人でなく、貧乏な人でも「お金に苦労しましたー」ってな人は、それがタダの詐欺の道具の紙切れだなんてことは考えたくないわけです。

そんなわけで、この詐欺にのめり込めばのめり込むほど詐欺から抜けられなくなるわけです。これはうまい商売です。本当に頭の良いことおびただしいと言えましょう。

で、こういった詐欺師連中が最も嫌がることは何でしょうか？ここが本題なんですが、一言で済ませましょう。

詐欺であると気づかれること

なんですね、当たり前ですが。詐欺であると気づく場合としては、人間がどうしたときでしょうか？厳しいことに、まわりすべてあらゆる物が詐欺の道具なんですよ。