トランプは簡単に騙されるほど愚かなのか

正直わからなくなるんですね、トランプは腐敗そのもの、ディープステートそのものなのか、あるいは単に騙されているだけなのか。しかし、騙されているのだとすれば、それに気づかないほど愚かなのか、もしくはアデルソンあたりの指示を受けているために、それを止められないのかです。

選挙中の行動をみれば、彼が選挙公約としたものは、心からのものだったと私は見ています。ですから、上の答えは後者ですね。愚かか、あるいは他からの指示です。いずれにしても、もはや米国民の方に向いてはいません。

そして、Qなどというものも、全くのイカサマです。どうして未だにこれが理解できない人がいるのか、不思議でしょうがないのですが、おそらくは「自分の気に入る情報しか見ない」からでしょうね。都合の悪いことは一切無視しているわけです。

こんなことだから、いつまで経っても騙されるんですね。古今東西、これが騙しの第一テクニックであることは明白でしょう。心地良いことだけを吹き込み、それしか聞かないんです。そういったニーズがあるからこそ、それを供給する者がいます。需要と供給ですよね。

さて、トランプは戦争屋ボルトンに乗っ取られて言いなりに書いたように、もはやボルトンが他の安全保障担当官を排除し、トランプに好き勝手なことを吹き込んでおり、その言いなりにトランプは行動しているわけですが、またも一つ重要な事実が出てきましたよ。

ジーナ・ハスペルがトランプにウソをついて、米国内露外交官60人を追放させたことです。

スクリパル事件の当時、英国は同盟国に露外交官追放を働きかけたわけで、あちこちで追放されたんですが、米国は最も多い60人だったそうですね。その理由はトランプがハスペルに騙されたからだそうです。

これはニューヨークタイムズでばっちり報道されているので、事実だろうとのこと。ハスペルがトランプに見せた写真というのは、スクリパル父娘だけではなく、ノビチョクによって被害を被った子供の写真と、死んだアヒルの写真だというんです。CIAはこれを英国から入手したのだとか。

ところが、英国側ではそんなことは起こってないと否定。ニューヨーク・タイムズの報道と一致してないんです。しかし、ソールズベリー地元住民は何も言ってないし、監視カメラ等の証拠もなしだと言います。ということは、CIAのでっち上げである可能性が高いと思われますね。

CIAがトランプを騙して、露外交官を追放させたわけです。この動画によれば、トランプはその後激怒したと言います。なぜなら、欧州国はそれぞれ4,5人しか追放していなかったからだと。

であれば、なぜハスペルをその後CIA長官にしたんでしょうかね?謎ですねぇ。。。スクリパル事件当時は、ポンペオが長官で、ハスペルはその下だったんですね。

しかし、「トランプはまわりに騙されている」論に立った場合、それでも矛盾してしまうことが出てくるんです。これはサウジによるイエメン戦争への援助に対する態度です。これについては、改めて書こうと思いますが。。。。

 

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