ブログマスコミに載らない海外記事さんには、主にポール・クレイグ・ロバーツ氏の翻訳記事が出ており、たまに見ています。
ポール・クレイグ・ロバーツ氏は、レーガン時代に財務長官補佐を努めた保守体制派だそうです。彼の見方としては、おおよその独立メディアなどよりも、ずっと過激だと言えますね。
彼の見解としては、結局のところ、米政府は狂人集団だが、ロシアの軍事力は、はるかにそれを上回ると。ロバーツは以前の記事でもこれを言ってました、ロシアのパワーでも書きましたが。
そして、おそらく彼の言わんとするところは、ロシアが思いやりによって米国を野放しにしているがために、連中がますますつけあがっているということですね。私もそう思います。ロシア:シリアに向けたミサイルは迎撃、発射元もターゲットにでも書きましたが、シリアへのミサイル発射元をロシアは破壊すると宣言していましたが、それはまだ起こっていません。
以下かいつまんで紹介します。ありがとうございます。
犯罪的に狂ったアメリカとイギリスとフランスの政府は、ロシアによる警告にもかかわらず、シリアを攻撃するために、ミサイル艦船と潜水艦と航空母艦の船団を派遣しつつある。でっちあげられた真っ赤なウソだけに基づいた、この言語道断の侵略行為、あの悪魔化されているドイツ・ナチス政権によって行われたあらゆるものより遥かに無責任で、遥かに危険な無謀な侵略行為でありそうな結果は、一体何だろう?
もし、あなたが、フランス大統領か、イギリス首相だったら、犯罪的なほど狂ったワシントンが、あなたをロシアとの軍事対決に引きずり込むのを許すだろうか? 私はそうは思わない。私はどちらでもない。すると、マクロンとメイはどうなのだろう?
(ニッキ)ヘイリーが非常識なのを疑う人がいるだろうか?
ジョン・ボルトンが非常識なのを疑う人がいるだろうか?
マイク・ポンペオがが非常識なのを疑う人がいるだろうか?
アメリカ/イギリスが醸成したシリアにおける危機は終わったのか?(4/14)
アメリカとロシア間の恐れられていた衝突はどのようにして避けられたのだろう? 私が知ることができたことによれば、アメリカ統合参謀本部がロシアと衝突する危険を受け入れようとしなかったのだ。統合参謀本部が高徳だったり、それがもたらすであろう死や負傷により配慮していたり、ウソを基に戦争をするのがいやだったりというのが理由ではない。彼らが反対したのは、ロシアの新兵器システムに対するアメリカ海軍艦船保護策が欠如しているのが理由だ。ロシアの反撃を引き起こす攻撃だったら、アメリカ船隊が沈没させられて、アメリカは屈辱的敗北をして、アメリカ軍の力量に対する信用が傷つけられていたはずだ。
ドナルド・トランプが面子を保てるようにするための架空攻撃にロシアが同意したのは、ウラジーミル・プーチンが率いるロシア政府の思いやりと道義心を証明している。我々全員にとって不幸なことに、ロシアの寛容さの結果は、ロシアがそれに値する感謝ではない。トランプが屈伏し、彼の海軍艦隊が撃沈され、爆撃機が撃墜されざるを得なかったことから救ったことに対する功績を、ロシアとプーチン大統領は認めてもらえないのだ。
ロシアは衝突を避けようとしているのは、ロシアがアメリカ軍を恐れているからではなく、過去十七年間に、イスラム教の七カ国だけを、丸ごと、あるいは一部破壊しただけではなく、人類丸ごと平気で破壊しようとしている反社会性人格障害者連中の政府を相手にしていることを、ロシアが理解しているためだ。それゆえプーチンは、毎回の画策された対立を回避し、国際法と法的規範の上に立っているのだ。
ロシア降伏ということになるのか、それとも第三次世界大戦か?(4/14)
ロシアが対決している悪を理解するにはロシア政府は思いやりが有り過ぎるのだろうか?
もしワシントンが世界に核戦争を強いる前に、ロシアと中国がアメリカを打ち破る措置を講じなければ、我々全員絶望的だ。
情報を得ることを阻止されているアメリカ国民は無知で、無力だ。ヨーロッパやイギリス、カナダ、オーストラリア、日本についても同じことが言える。
なぜ連中は見え透いたウソを、アメリカ国民につくのだろう?(4/15)
アメリカ当局者と、売女マスコミは、シリアに対する違法なアメリカ・ミサイル攻撃で、塩素ガスとサリンが保管/製造されている化学兵器施設を破壊したと言っている。もしそれが本当なら、致死的な雲が放出されて、ドゥーマに対するシリア化学兵器攻撃攻撃とされるものより遥かに多くの命を奪っているはずではないか?
アメリカ人のみならず、他の国々の一体どれほどの人々が、現在のアメリカ合州国が、二十世紀のディストピア小説や、『マトリックス』や『V for Vendetta』などの映画中の社会より自由が少なく、問題意識の低い社会だという結論に至っているのだろう。ディストピア小説中の人々か、自分たちの本当の状況を全く理解していないのと同様、ほとんどのアメリカ人も理解していない。
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