依存し、自分で調べず考えない人達

「それは分断行為だ」という傲慢の続きですが、前二つの記事というのは、この活動界隈の人達の多くに共通する、一般大衆とは全く何の違いも無い思考形態を説明したものです。単に「コロナのウソに気づいている」点だけが違うのであって、それ以外は一切何の変わりもありません。

一般大衆と同じく、何かしらヒーロー(の見せかけ)が現れれば、手放しでついていき、批判者が提示する事実など目もくれず、内容の吟味もせず、逆にその批判者を中傷し始めます。

そのヒーローに依存し、もてはやし、ついていけば(実際には単に拡散するだけの場合もある)、自らは何も調べず考えずに済み、何か悪いことが起きれば、そいつのせいにすれば良く、責任をとらなくて良いのです。

こういった思考形態、独立できず、依存し、調べず、考えない心構えが、そもそも、現在の教育や社会全体のやり方であって、この社会の動く仕組みの基礎をなしているわけです。それにどっぷりと浸かったまま「コロナはウソだ」とだけ言ってるにすぎないのです。

うつみんの言うように、「自立する人間を作らない」「自分の頭で調べたり、考えたりしない」こと。これが羊のようにおとなしい人間ばかりにして、好き勝手に支配できる方法です。さらに、ピラミッド構造を作り、経済的にも依存させることにより、万が一気がついても抜け出せなくするわけです。

これをあらゆるやり方でやってますね。卑近な例として、TPPは小さな農家・業者を潰して、多国籍企業がすべてを牛耳るためのものですし、おそらく緊急事態の時短営業なども体力の無い独立店舗をすべて廃業させるためのものでしょう。羊達に気が付かれないよう、独立した人間を潰していくわけですが、もっともらしく都合の良い言い訳を使ってじわじわと柵を狭めていくわけです。

そして、こういった環境にどっぷり浸かったままの一般大衆と全く同じ思考形態の人間を、こちら側でも利用しようとする者が後を絶ちません。やり方は簡単で、「何かしら強力なリーダー」そうなフリをするだけです。ハリボテでも何でも良いので、ぶち上げます。特に、何かしらの「悪」を「成敗」するパフォーマンス、「我こそはリーダーなり」という姿勢を示すパフォーマンスが効きますね。すると、自立できず、考える能力の無い人間が集まってくるという寸法です。

この極端な例がヤマトQなんですが、まともに考えれば連中の言うことなど、1から10までウソだとわかるはずなのですが、どういわけか、それに引っかかる人間が後を絶ちません。本当に多数を集めており、私としては、「世の中こんな愚か者ばかりだったのか」と落胆した位です。

結局のところ、自分で調べて考えるなどという苦痛な作業はできないのです。「楽して問題解決」という、他の「気がついていない羊達」と同じ姿勢でしか生きられないのです。ですから、「コロナ問題」という問題も「楽して解決」しかできないのです。

そして、その点こそが真の問題であることにも全く気が付きません。この騒ぎは、コロナの問題ではないのです。コロナは一つのツールに過ぎません。本当の問題は、連中による「いかに人間を飼いならすか」という画策なのです。

まんまと飼いならされる人間が、どういう種類の人間かを考えてみると良いでしょう。連中は徹底的に心理学に長けています。

 

コメント

  1. オカ由 より:

    内海さんの開き直りのような手法はインパクトがありますね
    政党?を作ったということで仲良しのお仲間とどうしても表立って接触する機会が増えるかもしれませんので背景が今よりもわかりやすくなるかなあと思います

  2. 水銀 より:

    「自分で調べて考える」これ僕にとっては苦痛ではなく快楽ですね。
    一定数に依存されたりも過去ありましたが面倒になって放流しました。
    北斗の拳のジュウザみたいに自由が好き過ぎるのと、大金も権力も名誉も功績も承認も異性も求めておらず、逆に求めていないから社会活動の動機がいまいち得られないです。なのである程度はあった方が良さそうにも思いますね、過剰や偽装で本末転倒も困りものですが。