Googleは勝手にパスワードを変更します

長年つきあいのある遠方にいる70過ぎの女性からの話。パソコンがおかしいので見てくれと言われました。

※リモートで見ていますよ。RustDeskというソフトを使ってます。

ブラウザに「ウイルスに感染しました。ここに電話してください」との表示が警報音と共に表示されるという良くある詐欺の手口でした。「どうしよう」というわけです。その電話番号を検索してみると、「詐欺です」「詐欺です」「詐欺です」がすぐに引っかかってきました。

「詐欺なんで無視してください」と。その件は良いのですが、なぜか突然Thunderbirdメーラーがgmailにログインできなくなっているのです。Googleにログインしようとすると、「22時間前にパスワードが変更されています」と表示されます。彼女は全くの機械オンチなので、私がパスワードも預かっていて、入力するとそうなるのです。

ちなみに、Googleアカウントの用途はgmailのみです。それ以外には何も使ってないですね。YouTubeも見ないだろうし。

で、「昨日パスワードを変更しましたか?22時間前なので、17時頃に」と聞くと、そんなことはしてないと。当然です、そんなことをするような人じゃありません。というか、変更の仕方さえ知らないでしょう。普通にネット使ってる人だって、パスワード変更なんかしないでしょう。まして、こんなに何もわからない人が変更するはずがないのです。

もしかしてハッキング?とか思うかもしれませんが、だいたいgmailしか使ってない人をターゲットにハッキングなんかしますかね?

※そうそう、たしかGoogleは、アカウントに間違ったパスワードでログインしようとすると、あるいは、ログインが成功しても、ふだんの環境とは異なるようだと、それを本人に通知したと思いましたね。ハッカーが何度も試したならば、その痕跡があったはずです。

しかし、一点だけ、ふだんとは違ったことがありました。それは、彼女のスマフォ(高齢者向けのNTTの「らくらくフォン」とかいうやつ。これは全然らくらくではない。かえって難しい)が壊れたので、代替機を貸してもらったというわけです。

たぶんSIMを入れ替えたのでしょう。おそらくそれだよ。Google側が普段とは異なる状態を検出したので、彼女をもう一度特定するために、「パスワードが変更された」とウソをついたわけです。

試しに、ログイン画面で「パスワードを忘れました」をクリックすると、Googleは、「じゃ、以前のパスワードを入力しろ」と言います。そいつを入力すると、本人確認するとか言って、携帯の電話番号入れろというわけです。そして、ショートメールか音声でPINが通知されて、それを入力すると、めでたく新しいパスワードを設定できたというわけ。

間違いないですね。Googleは、スマフォの変更を検出し、勝手にアカウントをロックし、パスワードが変更されたとウソをつき、もう一度本人確認をさせたわけです。

Googleの嘘つきぶりと危険性が再度確認されました。

彼女は商売をやっていて、あちこちからメールが来るし、スパムも大量に来るわけです。gmailにアクセスできないと非常に困ることも、Googleは十分承知の上でこういうことをやっているわけです。

この見立てはおそらく間違いないと思いますよ。

 

コメント

  1. 山の菜 より:

    こんにちは
    スマホの危険性の情報ありがとうございます。
    スマホからの監視社会と 人の脳を簡単にハッキングできる機能が既にできていて悪用されてます。あとスマホ使用中に身体にダメージ与えてくる何か?機能もできています。病気は周波数と聞いてます。身体へダメージ与える周波数を悪用しコチラは苦痛になります。アジェンダ30の計画監視社会に人の脳ハッキング、人の脳まで監視してくる世界にしようとしてます。監視社会全体主義の世界観は人の脳ハッキング、心まで覗かれるプライバシーゼロ社会がきます。