米国の戦争とその報道

以前にも書いたことですが、日本で見ることのできるメディアとして、唯一ジャーナリズムと呼ぶことのできるものがRT(ロシア・トゥデイ)かと思います。もちろんこれは放送されていません。おそらく日本からはYouTubeでのみ見ることができるものです。

以下にあげたのは、最近のシリア情勢とアフガニスタン情勢ですが、日本のメディアでは一切報道されないんですね。特にシリアにおいては、ISISの重要拠点をシリア軍が陥落させ、シリア国内のISIS殲滅に一歩近づいたとのことですが、我が国のメディアはまるで知らんぷりです。

そして、懸命にISISと戦っているシリア軍を、米国は「化学攻撃を実行した」と言って、何の証拠も無いままにミサイル攻撃したわけです。これは4月のことです。

もちろん、ISISというものも米国が資金援助して作り上げた連中であると、陰謀論者達は主張するわけですが、決定的な証拠はまだ出てきていません。しかし、ありそうなことです。歴史上これまで米国が行ってきた数々のヤラセを見てみれば、なんでもありというのがマトモな見方というものでしょう。

アフガン情勢については、恥ずかしながらこんなこと知りませんでした。911直後に米国はこの戦争を開始してから、ずっとやってるわけですね。しかも、敗戦が必至だという。

まぁ、かの国の一部の人達にとっては「戦争は儲かる商売」なので笑いがとまらないことでしょうけれども。

しかし、御用新聞を見て驚くのは、まるで「夏休みの自由研究かよ」とつっこみを入れたくなるような記事です。トランプが北に厳しいことを言った、というのは良いですが、これまで米国が起こした攻撃を議会が承認したかどうかという表を載せていました。

中学・高校生の自由研究なら、ある程度褒められるかもしれませんが、大新聞のやることでしょうか?驚くべき稚拙さです。まぁ、これに限らずレベルの低さというのはいつものことなのですが。。。。

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