薬害スモン病に見る繰り返される日本人の卑しさ

薬害スモン病に見る繰り返される「科学者」のデタラメでこれ書くのを忘れました。前にリンクした以下の記事を読んでいて面白い、というより現在と同じくヘド出そうなことが書かれていたんですね。引用しましょう。

スモン(慢性キノホルム剤中毒)

京都大学医学部・井上幸重助教授がスモン患者の便から新型ウイルスを分離し、分離したウイルスをハムスターに接種してスモン様の変化を起こすことに成功したと報じたのである。

この報道によりスモン・ウイルス説は揺るぎないものとなり、原因ウイルスの発見はスモンの治療に朗報をもたらすと新聞は書いた。井上助教授の発表から4カ月後、ウイルスの電子顕微鏡写真が報道され、厚生省はスモンに伝染病予防法を適応すると発表した。

これらの報道がスモン患者や家族に与えた影響は大きかった。スモンは治療法のない難病で、しかも他人に感染させることが絶望へと導いた。スモンで亡くなった患者の葬儀には手伝いに行く者がいなくなり、スモンを抱えた家族の縁談は破談となり、患者が買い物に行っても店は現金を受け取ろうとしなかった。

 患者の家には誰も寄りつかず、医療機関も患者を避けるようになった。スモン患者は病気の苦難に加え、周囲の差別、さらには一家離散に苦しむことになった。患者の苦悩は極限に達し、絶望の中で500人以上の患者が自殺している。

根拠のない医学者のコメントにより、一般人までがウイルス感染説を信じ、スモン患者への偏見を強めることになった。しかしこのウイルス発見は、その後、急展開を迎え、スモン感染説は誰もが予想しなかった展開で否定されることになった。

高校生の為に薬害スモン被害者としてのわたしを語る。4

 1970年初めにスモンの原因はウイルスであると言う事が突然新聞で断定的に報道されました。このことは全国のスモン患者に深刻な影響を与えました。ウイルスだといわれたことで村八分にされた人、家族にもこわがられて一室に閉じこめられた人もいました。病院でもかくりされたりして、その苦しみから自殺する人もたくさん出ました。

スモンウイルス説がもし本当だったなら隔離もしかたがなかったでしょう、けれども実際にはこれを主張した唯一人の学者のみがウイルスの分離ができたと発表しただけで、だれが追試しても発見出来ない間違った結論でした。で、このウイルス説はその後学会で完全に虚構であるということが証明され、ピリオドを打たれました。

どうでしょう?現在と全く同じ状況ですよね?

一部の「学者」が何の根拠もなく、あるいはでっち上げの根拠で政府にアドバイスし、テレビに出てきては適当なことをしゃべりまくり、「陽性者」が出たとなったら、特に田舎では町をあげての大騒ぎで、村八分で後ろ指さされるわけです。

何度も何度も同じことをやるわけです。と言いますか、これが日本人の卑しさだと、もう重々皆さんご存知ですから、わざと煽ってるんでしょうね。

実際に、まだ「日本上陸」しないうちからテレビは煽ってましたよ。秋葉原にいる中国人が口を手でおさえもせずに咳こんでいるところの映像とか(今から考えると、良く咳をするところまでずっと追いかけて待っていたものだと思う、執念だね)、上陸した後は、どこかの公園で「マスクしないでランニングしてます、いいんでしょうか?」などという馬鹿なレポートをやったりしてましたね。

連中はこの日本人の極めて卑しい国民性をご存知なので、これを煽ることに熱心なわけです。

※もちろん、人によっては中国人や韓国人の方がもっと卑しいというかもしれませんが、私は知りません。付き合ったことないので。

そうやって、大勢に逆らう者に恐怖を与えるわけです。ほんの少しも疑問に感じる余裕が無くなるでしょう。人間は社会的な動物なので、上のようなつまはじき行為は、人によっては死ぬほど怖いかもしれませんね。そうやって方向づけしていくわけです。

結局のところ、これは心理戦争なんです。我々に仕掛けられている心理戦争であり、もはや新コロがいるかいないかの段階ではないですね。こういった日本人の卑しい特性が利用されて、連中の思い通りの方向に向かわせられているわけです。

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