「ヒポクラテスの偽善」より、米国医師会による医療の乗っ取り

「ヒポクラテスの偽善」より、米国医師会による医療の乗っ取り

戦争モデルの医療

これは二匹目の蛇なのです。それが医療に侵入したのです。我々に確信させました、毒に支払うことが、毒された細胞の治療だと。

このシンボルが最初に軍隊に適用されたのは、偶然ではないんです。インチキの細菌理論がアロパシー医学国家の原動力でした。微生物が我々の身体を侵略し、軍事防衛力が必要となると。

この病気モデルは、戦争モデルです。病気とは、我々の外の、支配の効かない敵からもたらされるのです。必然的に、医療マシンの薬を必要とします。生き残る唯一の手段として。我々はこの想像上の敵と戦います、化学兵器とマシンによってです。普通の戦争のようにです。アロパシー医療はこれらの敵の病気を、悪い遺伝子あるいは邪悪な細菌のせいにします。ミステリアスで致死的ながん、説明不能な自己免疫疾患、そして神経変性の病気です。その他多くです。

常に我々の支配の及ばないところにあるのです。原因は不明であり、自分では特定することも逆転させることもできません。このようにして、我々は医療システムに依存するのです、我々を救うようにと。どうしてこうなったのでしょう?

米国医師会

1847年のことです。米国医師会(AMA)が設立されました。医学生と医師の最大の組織です。医療の医師とオステオパシー(整骨療法)の医師でした。後者は代替医療の一つで、その多くが今日では、何の医療効果も無いと言われます。そして、医療カルテルによってエセ科学のレッテルを貼られています。

設立当初から、AMAは全州政府に促しました、その手法を適用するようにと。すべての出生、婚姻、死亡の登録です。これ自体が商業の一形態でした。船の荷物が港湾当局に登録されるのです、受け取る国の所有物としてです。

1897年のことです。AMA法人組織は私的会社となりました。そして1899年までに、すでに連中は推進していたのです、強制的で未テストの天然痘ワクチンです。そして、1901年に、AMAは国家立法行為委員会を開始しました。選出されてもいないNGOが、選出議員のポリシーを指示しだしたのです。

1905年には、製薬と化学物質委員会を作り、薬剤製造と広告の標準を設定しました。製薬企業に効果の証明を求めました、あるいは、腐敗した賄賂をドック・シモンズ医師に払うことです、これらの薬をAMAジャーナルで宣伝するのにです。

基本的にこれは、最初のカタログ的販売代理店となりました。明らかに薬剤製造業者は、ドック・シモンズとAMAに気に入られることに大きなインセンティブがありました。後に知られるようになる、巨大製薬企業の回転ドア(天下り)です。

完全独占の成就

しかし、本当の恐怖は1904年に始まったのです。AMAが医療教育委員会を設立したときです。医大を規制し、教育してよい医療の種類を規定しました。オステオパシーやホメオパシー医療は、何の商業的インセンティブもありませんでした、これらの蛇にとっては。連中は消されなければなりません。その最初の始まりから、AMAは、一つの主要目的がありました。完全な独占を成就し、維持することです、米国における医療の実行のです。

その手始めとして、AMAは不信心なアロパシーの三位一体を作ったのです、その実践のベースとして。アロパシーは、強力に対抗しました、19世紀に広まっていた医大に対してです。ホメオパシーの実践です。

AMAこそが、史上最大の詐欺の一つなのです。ここには、医療賄賂、ゆすり・詐欺・腐敗、強制と騙しがあります。この組織の元ホラ吹き長、破綻ジャーナリストのドック・シモンズのような者は、医大にはいったこともなく、実際に病院で働いたこともないのです。そして、その保護者であるドクター・モーリス・フィッシュバインは、サーカスの空中ブランコ志願者だったんです。そしてパートタイムのオペラ歌手でした。彼の人生で医師として働いたことは一日もありません。しかし、どういうわけかAMAを率いたんです。恥ずべきインチキ標準を設立するためにです。それが今日も続いているのです。

これについてのショッキングな詳細としては、「Murder By Injection」の最初の二つの章でわかりますよ(邦訳:医療殺戮)

無料バージョンへのリンクが説明欄にあります(Murder By Injection pdfを検索)。

フレクスナー報告書

1907年のことです、AMAは、カーネギー財団と共に、医療教育についての長大な研究を精巧に作成しました。米国とカナダについてです。カーネギー財団ブレティンNo.4としても知られています。その著者である。エイブラハム・フレクスナーは、野心のある教育者でした。医師でもなく、医療科学者でもありません。しかし、サイモン・フレクスナーの兄弟だったのです、

彼はロックフェラー財団医療研究所の従業員でした。後にフレクスナーは、医療教育におけるロックフェラー慈善活動の最初のディレクターになりました。アンドリュー・カーネギーは史上二番目の金持ちとみなされていました。ジョン・D・ロックフェラーに次ぐ者です。カーネギーは米国鉄鋼産業と教育においてリード的役割を果たしました。ロックフェラーは石油産業と医療研究に興味がありました。

フレクスナー報告書は1910年に発表されました。その目的は医療サービスの改善です。プロの医療教育を確立することによってで、その基盤は主流派の科学原理です。しかし、20世紀初頭には、何が科学として受け入れられていたのでしょう?物質主義理論(唯物論)が17世紀に起こっており、その主張としては、存在するものはすべて物質のみであることです。

すべてが物質から構成され、すべての現象、ここには意識、魂、スピリットが含まれますが、物質の相互作用であると。言い換えれば、物が唯一なのです。科学的物質主義あるいは物理主義は、20世紀初頭の哲学的位置になりました。物理主義の主要な宣言としては、物理的なもの以外は何も無いということです。フレクスナー報告書が出る以前には、従来のアロパシー医学よりも、二倍の医者が代替医療にはいました。そして医療知識は小さな私的学校で教えられていたのです。米国中でです。この報告書がすべてを変えました。米国の各州における警察力を背景として、医療教育機関は、トレンドに沿うことを義務付けられました。カーネギー財団が設定したものに。

他すべての医療はホラ

フレクスナー報告書はこう宣言します、

人間の身体は動物界に属している。組織と臓器をあわせたものである。これは成長し、自身で再生産する。一般法則に従い、衰えていく。敵対的な物理および生物的機関による攻撃を受けやすい。

薬草、ホメオパシー、カイロプラクティック、マッサージは、ホラであるとして降格されました。小さな医療教育機関は、閉鎖するかあるいは、大学に合併されました、これは大きな産業企業にサポートされたものです。10年未満で、医大の数は650から50に減りました。医学生は、7500名から2500名に減りました。高額な教育費用を払えなくなったからです。本報告書には、医療教育の詳細な規制内容も含まれました。そして、薬理学が唯一の解決策としたのです、恐ろしい病気に対する。

この報告書が現代にもたらした結果としては、政府による許可なしに、医療教育機関を設立してはならず、そして医療研究は手続きに忠実でなければならないことです、1910年の科学的研究の手続きにです。つまり、物質主義、薬物、そしてワクチンです。

医師へのサプライは規制され、残っていた医師の収入は増加し、伝統的医療学校は中央集権化されはじめました。1997年にはWHOが医療についての全権を支配するに至りました。フレクスナー報告書の有効性が世界的に拡大されたのです。

医原病の増加と製薬企業の儲け

では、長い期間での医療教育と実践はどのような結果になったでしょう?ほぼメディアのニュースでは報道されません。2003年の医療サポートによれば、医療による死亡は、米国では毎年78万3936人です。この数が伝統的医療のミスによって死亡しています。

これは2001年の9/11事件犠牲者の16400%です。一年中、毎日3機のジャンボジェット機が落ちる計算です。毎年、10万6千人の死亡です、処方薬によって。米国は2820億ドルを毎年使っています、医療ミスによる死亡にです。あるいは医原性の死亡です。1995年の米国医原病報告によれば、毎年の自動車事故死亡は、4万5千人です。その一方で、毎年100万人以上の患者が、病院内で障害を受けています。そして、これらのケースの28万件が、死に至ります。

2004年に米国は、1.4兆ドルを使いました、GDPの15.5%がヘルスケアに使われているのです。その1/3以上が製薬企業に支払われています。2010年だけで、トップ20の製薬企業の儲けは、一人あたり97ドルで、60億人分です。

2001年に戻ると、ファイザーが最も儲かった会社でした。71億ドルの儲けです。フォーチュン誌500の会社のうちでです。2002年には、フーチュン500の会社のうち、トップ10の製薬企業の儲けを合計すると、360億ドル近くです。これは他の490の会社を合わせたより大きいのです。

100年が経過し、我々は疑問を持たねばなりません。何が間違っていたのか?製薬企業に蓄積される膨大な金にも関わらず、かつてないほど、より多くの恐ろしい病気と病気の人々がいるのです。

フレクスナー報告書に答えを見いだせるでしょう。この文書が中央集権化された医療システムを作り、有効化したのです。そして、製薬産業がヘルスケアの支配を握ったのです、儲けのために。

 

コメント

  1. kiyo より:

    大橋教授の学びラウンジ「戦争と医学」にタイムリーな翻訳ありがとうございます。エクソソームと似た理論が千島学説で解かれていたんですね。ウイルスに対する見方がひっくり返りました。僕も簡単に記事にまとめました。
    https://quietsphere.info/is-the-virus-scary/

    • ysugimura より:

      なるほど。千島学説の腸造血説というのは聞いたことがありましたが、同じようなことを言ってたんですね。
      こういった無視されてる人達を集めるだけで、新たな医学ができそうな感じです。
      いつまでかかるのかわからないので、後世に残していかないと。
      現代医学はどう考えてもウソですから。