ウイルス学はインチキ、とても簡単な説明

詳しい話は省略した簡単な説明になります。


電子顕微鏡発明以降、人間の体液などにウイルスを発見できたことは一度もありません。例えば唾液ではウイルス数が少なすぎて電子顕微鏡で撮影できないというのが言い訳ですが、一方で、人に感染するほど大量にウイルスがいるのだそうです。素人目にも矛盾しています。ともあれ、体液にウイルスは発見できませんし、しません。

1954年にジョン・エンダースがサル腎臓細胞などを培地とした「ウイルス培養」を開始して、それが70年間続いています。ウイルス(の入っているであろう体液、あくまで推測)を培地に混ぜると、ウイルスの働きによりサル腎臓細胞が崩壊し、ぐちゃぐちゃになり、撮影可能なほどウイルスが大量に増殖するということになっています。

これを「ウイルス分離」と称していますが、実際には「混合と崩壊」です。世間一般を騙すため、ウイルスだけを取り出してはいないのに、「分離」と称します。ウイルス学者は未だにこの言葉を訂正しません。

あらゆるウイルスの写真は、すべてこの方法で撮影されたものですが、しかし、写真に写ったものだけを取り出して病原性実験などはしたことがありません。

ある病気を起こす原因がこの病原菌、つまり写真に写ったものであることを証明するには、コッホ原則というものの満足が必要ですが、ウイルスだけを取り出せないため、これを満たした「ウイルス」は存在しません。つまり、実験動物にウイルスだけを与えて病気になるかを見ないといけないのです。これができないので、病原であることを決定的に証明されたウイルスなど存在しません。

わずかに、体液そのものや、混合物を実験動物に与えた病原性実験はありますが、その結果は、「この病気にかかるとこうなるぞ」と世間的に言われるものとは、かけ離れたものです。恐ろしいウイルスのはずなのに、大した病気になりません。しかも、単純に飛沫をかければ良いものを、混合物をサルの喉に無理やり押し込むことや、古くはサルの脳みそに直接注射し、サルが麻痺すると「ポリオの病原性を証明した」というものさえあります。

さて、ウイルスの写真は先の細胞崩壊したいろんなものの混じったぐちゃぐちゃの中から見出しますが、これを例えて言えば、単に集合写真の中の一人を指差して「こいつが犯人」と言ってるだけで、そいつを呼び出して悪事を白状させたことはないのです。一年一組の集合写真の中の田中君が、何の理由もなくなぜか勝手に悪党とされるわけです。

実際、「ウイルスの写真」なるものには矢印がついていて、「これが✗✗ウイルスです」としますが、この手法は「Point and Declare」といって、単に「これがウイルスです」と言い張っているだけの話です。全く何の根拠もありません。

実際には、細胞が崩壊する時に発生する細胞外小胞などだろうと言われていますし、一部の「ウイルス」についてはその事実を証明した人もいます。つまり、細胞が崩壊した結果をウイルスの姿と言ってるだけです。

それ以外に現代ウイルス学者のやってることは、ほとんどがコンピュータ遊びです。例のキレイなウイルス画像とか、このままでは何万人死ぬとかいうシミュレーションとか、スーパーコンピュータでの空気感染シミュレーションと同様に、「ウイルスゲノム」、つまり、ウイルスの遺伝子配列をコンピュータ上ででっちあげます。「世界中で同じゲノムが検出されているのが、ウイルスがいる証拠だ!」と言いますが、単純に最初の論文で出したゲノム(もちろんでっちあげ)を参考にして、それと同じようなゲノムをでっちあげるだけです。このインチキを世界中でやっています。

そのでっちあげゲノムの一部をPCRで検出して騒いでいます。実際に検出しているのは何だかわかりませんし、PCRのサイクル数が高すぎて、そのゲノムに一致しないものでも引っかかってくる可能性があります。

そもそも、「ウイルスを検出した」と言っても、ウイルスの全長、それを構成するゲノムの始めから終わりまでを検出したわけではなく、そのごく一部なのです。新型コロナウイルスの場合であれば、全長約3万のうちの、100以下の部分です。この100以下の部分が、地球上でそのウイルスのみに一致するなどと証明することもできません。

また、PCRは、ゴールドスタンダードに照らしての感度・特異度が算出されていません。ですから、とても診断検査とは言えないものです。例えば、妊娠検査薬であれば、実際の妊娠をゴールドスタンダードとして、それとの比較でどの程度の正確性かわかりますね。しかし、PCR検査にゴールドスタンダードは存在しません。つまり、この検査以外の方法で新型コロナウイルス感染症と確定する方法がないのです。したがって、それとの比較もできず、診断検査としての「的中率」も全くわかりません。診断検査とは言えないのです。

さて、「ウイルス学は素人で何もわかっていない」私による、以上の説明が間違いか正しいかを科学的に決定できる方法があります。しかし、ウイルス学者はこれを絶対に行いません。できないのです。やれば一発でインチキだとバレてしまうからです。

それは対照実験を行うことです。最初に、「ウイルス入りの体液をサル腎臓細胞などの培地に加えると、それが崩壊してウイルスが現れる」と書きました。では、ウイルスのいない健康な人の体液を加えれば、崩壊せずウイルスも現れないはずですよね?この実験をウイルス学者は絶対に行いません。何を入れようが、あるいは、何もいれまいが、培地の細胞が崩壊するからです。ウイルス学の批判者によって既にこの実験が行われており、証明済の事実なのです。

実際には培地の細胞が崩壊するのは、培地そのものの働きによるものです。つまり、ほっといても崩壊するんですよ。そこに「ウイルス」なるものが現れるのです。

再度ですが、この私の説明が間違いだというのであれば、対照実験ができるはずですよね?患者の体液、健康人の体液、何もなしの三種類の実験を行うことです。第二、第三の実験では崩壊せず、ウイルスも現れないはずですよね?

ウイルスゲノムについても同じです。患者と健康人の体液、あるいはその培養物から特定のウイルスのゲノムを作ろうと思えば、いくらでも作れるのです。これも対照実験、なおかつ、盲検化されものを行えばはっきりすることです。つまり、研究者は、患者と健康人の体液の二つを受け取りますが、どちらがどちらかわからない状態でゲノムが取得できるか否かを行えば良いのです。

以上の説明でわかると思いますが、ウイルス学は科学ではないということです。研究者が功と名誉のために恣意的に何かしらをでっち上げているだけなのです。科学であるならば、「これは本当なのか?こうしてみたらどうなる?」と様々なつっこみを入れなければなりません。それらのあらゆるつっこみに耐えてこそ科学と言えるのです。

上記の説明でいえば、「培地の細胞が崩壊したのは、ウイルスのせいじゃないんじゃないの?健康な人の場合はどうなの?何も入れないとどうなるの?」ということです。それが不可能なのがウイルス学というものです。ウイルス学は科学などではないのです。ウイルス学はニセ科学です。

 

コメント

  1. 大谷雅史 より:

    非常にわかりやすい説明でした。ありがとうございます。
    ウィルスとは遺伝子をタンパク質膜で覆ったもので、自身で増殖する事は出来ない、生物と無生物の中間に位置するものであると以前に本で読みました。ウィルスが細胞に侵入すると細胞の遺伝子複製機能を利用して自己増殖させてついには細胞が破壊されるに至るとの話があり恐ろしいものだなぁと思いました。
    一方、ワクチンとはウィルスを不活性化、弱毒させたものを体内に摂取させ免疫機能を活性化させる薬品であるとの話を聞き、、、へぇ?そんなこと出来るんだぁ、凄いなぁ!、でも、遺伝子と膜だけのウィルスを不活性化?弱毒化?、、、、、意味わかりませんでしたが、我々素人が知らない医学、科学があるのだろうなぁと思ってましたが、そんなものは無くフェイク科学だったということで全ての疑問が解けました。
    であるならば、免疫学と言うのも怪しいですよね。

  2. さゆり より:

    何時もX(旧Twitter)の情報を参考にさせていただいております。
    今回のblogも分かり易くて勉強になります。
    私は中医学(東洋医学)を元に仕事をしています。
    今の漢方医ですら「ウィルス」を原因と捉えて対処療法を行なっています。
    人は「宇宙の有機体」と捉えて不調になった時には原因を考え原因を取り除く事と私は学びました。
    自然界は人に厳しいものです。決して綺麗な風景を見せてくれるだけのものでは無く
    冬の寒い横なぶりの風(寒邪)(風邪)が体内に侵入して、その邪気を排出する行為(治癒力)が発熱です。免疫力と言う言葉にすり替え持論を言う漢方薬局の人も「ウィルスに負けない身体」って対処療法の漢方薬を販売しています。人の体質・性質は十人十色であるにも関わらずツムラなどのインスタント漢方薬を処方する医師。
    本当に素晴らしいblogなので転載をお許しください。