エクアドルがアサンジを売った理由

エクアドルがアサンジを追放し、英国警察の豚どもに逮捕させた理由なんですが、前大統領のラファエル・コレアが明確に説明していますね。

これは、現大統領モレノに対する米政府の要請であり、その対価としての資金援助であると。それ以上に、Wikileaksがモレノの犯罪を暴いたからでありその報復だと、そして遅かれ早かれモレノは収監されるだろうと。さらには、アサンジ逮捕直後にIMFがエクアドルの借款を認めたことも事実として報道されてます。

前エクアドル大統領ラファエル・コレアのインタビュー

 

アサンジは最初から非難されてました、レニン・モレノの政府の最初からです。一週間後ですよ、大統領になってから、彼は会合を持ったのです、ポール・マナフォートとです、元トランプ選対部長ですね。この会合で、彼は言ったんです、アサンジを米国に提供すると。その代わりに米国からの資金援助をと。信じがたいですね。昨年ですが、マイク・ペンスが、副大統領ですね、エクアドルを訪問し、再度、レニン・モレノは差し出すと、アサンジを米国にですね、しかし、その代わりに、米国からの資金援助をと。しかしですね、トップの要素としては、最終的なものですが、エクアドルからのアサンジの排除の要素ですが、Wikileaksが公開したんですよ、非常に深刻で、巨大なものです、腐敗スキャンダルです、モレノ・ファミリーの関わるものです。これはパナマの秘密口座で、投資が(?)です。企業にですね。オフショアの企業です。パナマの銀行にです。秘密口座です、モレノ・ファミリーの。これをWikileaksが公開したんです。そのために、モレノはアサンジをエクアドル大使館から排除したんです。

マナフォートがアサンジを売れと持ちかけた?

ここで気になるのが、トランプの部下であるマナフォートとペンスが「アサンジを売れ」と持ちかけたことなんですが、特にマナフォートです。

おかしいと思いませんか?マナフォートと言えば、彼は「ロシア共謀」するために、アサンジを数回訪問していたと報じられていましたね。

ルーク・ハーディング氏によるマナフォート/アサンジ疑惑

去年報じられたものですが、他のメディアは、こんなことは全く確認しておらず、監視カメラ画像も出てこず、「でっち上げ」とされていますが、読売をはじめとする日本の偽メディアなどは全く訂正していません。報じっぱなしです。

つまり、マナフォートの立ち位置としては、アサンジの仲間ではなく、アサンジの敵対者であることが正しいわけです。いかに報道がデタラメであるかが、ここでも証明されていますね。

現大統領モレノの犯罪、INA文書

さて、モレノ現大統領がアサンジに復讐するきっかけとなったINA文書リークなんですが、これWikileaksのサイトでは検索できませんでした。以下に記述がありますが、

Ecuador’s Lenin Moreno linked to an offshore company

記事の日付は今年2月になっており、Wikileaksがリークしたとは言ってませんね。La Fuenteというウェブサイトが発表したと。ただ、以下を見てみると、

米国からの要請でエクアドルはアッサンジの亡命を取り消し、英国警察が逮捕

 エクアドルではレニン・モレノが汚職で受け取ったカネのロンダリングを行うためにINA投資という名前のペーパーカンパニーを2012年にベリーズで作ったという話がリークされたのだが、その責任はウィキリークスにあるという理由でアッサンジの亡命を取り消したとモレノは主張している。

それに対し、エクアドルに対する融資の条件としてアッサンジの亡命取り消しをIMFは要求、それにモレノは応じたのだとも伝えられている。IMFや世界銀行が米英支配層の意向に従って動くことは珍しくない。

言論の自由を潰すのが米帝国の狙い

ともあれ、話の輪郭としては、かなり明白ですね。モレノはアサンジを「売った」のです。そして、米政府はアサンジにそれだけの価値を認めているわけですが、これはもちろん、「今後はこういった都合の悪い報道をするなよ」と圧力をかけるためです。

一部で「アサンジは安全だ」といったトンデモ情報が流れていますが、こういったものに決して騙されないでくださいね。アサンジを安全に確保するためであれば、なぜチェルシー・マニングを収監したのでしょう?彼女はそもそも自由の身であったはずなのに、秘密大陪審において、おそらくはアサンジに不利な証言を強制され、それを拒否したために収監されたわけですね。

多くの陰謀論では、このあたりを全く無視しています。結局は都合の良い事柄だけを取り上げて夢想しているだけなので、相手にしないでくださいね。ありもしない「ロシア共謀」と同程度なんです。

エクアドル側の言い訳

ともあれ、上のような事情を混ぜっ返すための、エクアドル側の言い訳が報道されてますが、その一つがジュリアン・アサンジ、大使館猫にゃんスパイ作戦です。

アサンジの猫があちこち行きまくるのだが、何らかのデバイスを運んでアサンジがスパイしてるに違い無いという陰謀論です。

そのほか、こんなのもあります。

皿が汚いからアサンジを追い出したんだそうです。一方で、トイレがピカピカなのはこれいかに?

以下のパロディ動画もどうぞ。