原爆なかった論の戯言:原爆ではなく、Palmer(林)の主張こそが完全なフィクションの続きです。
このシリーズでこれまで論じてきたことは、原爆の中身についてではありませんでした。爆心地の放射能がどうしたとか、木が残っているとか、そういうことは論じていません。
これまで見てきたのは、実際の人の動きとその記録です。一発のピカドンが落とされて被害が生じたのではなく、通常兵器などの組み合わせで偽装して核爆弾のフリをしたのでは、まるで人の動きが違ってくるはずです。これは、米側も日本側もです。
日本側はどういう動きになるのか(想像)
既に述べましたが、日本側は米の目論見「世界に先駆けて原爆を完成させたというアピール」をバックアップすべく全面協力せねばなりません。さもなければ、絶対に成功しません。
オフィシャルストーリー:少なくとも二ヶ月以上のあいだ、朝の定期便のようにB29の偵察があり、警報発令されては解除され、何事もなく一日を始めるという日常を繰り返していた広島市民だったが、8月6日だけは、警報解除後にいつもの日常を始めようとした矢先、突然、巨大爆弾が落ちてきたのである。日本側の監視体制も、観測機を含めて3機しか確認していない。たった一機が落としたLittle Boyというウラン型原爆一発が、人類史上語り継がれる巨大被害を出したのである。
というストーリーなのか、あるいは、
Palmer・林の「真実」のストーリー:あらかじめ日本側は大編隊で広島が攻撃されることを知っており、その日の朝は先陣機が来たので警報を発令したものの、多数の被害者を出すべく故意に警報を解除した。監視体制も口裏を合わせて3機しか観測していないことにした。その後、200機近くのB29が飛来し、最初に閃光弾と煙弾で広島市民の感覚を奪い、引き続いて通常爆弾、毒ガス、放射性廃棄物を投下し、いかにも世界初の原爆が落とされたかのような状況に追いやったのである。
というのでは、あまりに大きな違いです。そして、日本側だけを考えても、この「真実のストーリー」には多くの人間が関わっているに間違いありません。以下には、当然ですが、私のかなりの妄想が入ってますよ。しかし、これくらいやらないと成立しないでしょう。
- 政府・軍部は、あらかじめ広島に大編隊が来るとわかっていたのに、3機しか確認できないということにした。それを隅々まで徹底。警報を解除し、米側の意向に沿って「原爆の威力」を見せつけるべく、広島市民がより多く殺されるようにした。
- もちろん、広島周辺だけでなく、大編隊の航路となった九州・四国などにも徹底してお達しを行い、厳重な箝口令をしいた。
- 当然だが、民間人も同じような措置。途中経路の民間人も、広島で生き残った民間人にも口を割らないように脅しをかけ、「オフィシャルストーリー」をしゃべるように圧力をかけた。
- 当然だが、これらすべては、口頭だけではまかないきれない。何らかの文書を残した。
- 終戦時に、軍部は様々な書類を焼却したと思われるが、これらの書類は残したはずである。
- なぜなら、東京裁判などの時に「あなた様に協力したんですよ」と命ごいをする材料になるからだ。
- したがって、処刑された戦犯というのは、この大陰謀に関わっていなかった者と思われる。米側にこれらの書類が引き渡され、米側もそれを隠したはずだ。
- 日本軍は様々な戦争犯罪を行ってきたが、終戦直前に「アメリカ様」に媚を売ることになったのである。それも多くの日本人の命を犠牲にしてまでだ。
くれぐれも、私が妄想した架空の話ですが、このぐらいのストーリーを描かないと誰も納得しないでしょう。Palmer・林はまだまだ甘い、想像力が足りないと思いますね。
もちろん、ただの想像ではなくて、裏付けもしっかりとってくださいね。
米側はどういう動きになるのか(想像)
そもそも原爆使用は、日本を降伏させるための軍事的使用、日本に対して原爆の威力を示して心理的衝撃を与えること、ソ連などにアメリカの圧倒的な軍事力を示すことと考えられます。
しかし、前項の「日本側の協力」を想定すると、ここは大きく矛盾してしまいますね。そもそも、大きな被害を出して、戦意喪失させるべき相手が協力するとはこれいかに?林先生におきましては、このあたりも「真実の歴史」とか言って本を出していただきたいと思います。
- グローブズや科学者たちは、原爆は完成しないとわかっていた。
- そこで策を練った。あくまで原爆が完成するとウソをつき、政府や軍部を騙した。
- この方針で、暫定委員会でもウソをつきまくった。その様子が、機密解除されたTop Secret文書にも残っている。
- しかし、7/16にTrinity実験、つまり完成してもいないプルトニウム原爆(長崎型)を行うことになり、政府や軍関係者を、おそらく賄賂などで懐柔して実験成功かのように装った。もちろん、参加した一般の軍人にも同様の措置を行い。観測機器などのデータも捏造したのである。
- しかし、7/26にいよいよ「原爆で日本を攻撃せよ」との命令が軍隊にくだる。
- 彼らの計画としては、通常兵器、毒ガス、放射性物質を200機程度のB29に積み込ませ、大型爆撃を行わせることである。
- それどころか、日本側に連絡してこの計画に協力するように指示したのである。その報酬としては、戦犯としての訴追はしないということにした。
- そして、日本側の協力もあり、無事に広島・長崎に「偽装原爆」を落とすことができた。
- もちろん、これに関わったすべての兵士たちは口止めされ、この秘密は墓場まで持っていった。一人でも口外すればおじゃんになってしまう。
アニメの原作になりますね!
どなたか脚本作りのうまい方に、この奇想天外なストーリーを書いてもらい、アニメ映画でも作ってほしいと思います。今は3Dで簡単に作れるというので、それでもいいですが。
「もしこれがこうだったら」というパラレルワールドの話として、結構イケるんじゃないかと自負しておりますよ。


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