UA(Universal Acceleration)とは、重力を徹底的に嫌った平面信者たちが、2007年頃にひねくり出した説で、地球平面がどこかに向かって永遠に加速するという話です。つまり、地球平面のスピードがどんどん速くなっていくので、これなら「重力がなくても物が下に落ちる」ことができますね。めでたし、めでたし。
※しつこいようですが、重力があると球体の裏に人が住めることになってしまいます。また、最初は平面でも、物が中央に集まってしまい、結局球体になってしまいます。ですから、平面信者は何が何でも重力をなきものにせねばならないのです。「重力は敵だ!重力殲滅!」。
しかし、UAの場合に、地球平面のスピードがどうなるかと言えば、重力加速度が永遠に適用されるようなものです。わかりづらければ、こんなふうに考えてみてください。上下に無限に長い真空の筒があり、そこにボールを落とすと、空気抵抗もないのでボールは永遠に加速し続けます。これが少なくとも我々の知っている歴史のあいだずっと続いているわけです。こんなことが起これば、どれほど恐ろしいスピードになるか計り知れません。光速などとっくの昔に突破しているはずですが、全然大丈夫です!彼らはアインシュタインなど、はなから信じちゃいないので。
※AIに聞いてみたら、この状態で光速を突破するのは、計算上は354日後だそうです。ただし、「特殊相対論では物体が質量を持つ限り、光速に到達することも突破することもできません」とのこと。一体どうなるのだろうか。。。
しかしこれは、あまりにも無理すぎて廃れてしまったようですが、ここでわかることは、「地球は平面!」であるためには、どれほど無茶な珍説でもひねくりだす人たちということです。いやあ、フラットアーサーのイマジネーションには本当に脱帽ですね。
ともあれ、現在はだいたい密度説に落ち着いているようですが、もちろんこんなものは、これまで見たように大穴が開いています。そして、その一つをまたも発見したというわけです。それは、
現実の自転する球体地球では、重量は場所によって異なる
という事実です。質量が同じ物体でも、北極・南極と赤道では異なる「重さ」になります。0.5%も違うというのです。考えてみりゃ、そうなるだろうとは思うんですが、そんなに違うとは。素人でも精密な機器を使えば測定可能だそうです。
そうなる理由ですが、基本的には地球上どこの観測地でも同じように地球が物体を引き寄せるのですが、赤道では遠心力のせいで外向きの力が強く働き、「軽く」なるわけです。そして、緯度が上がるにしたがって(北極あるいは南極に向かうにしたがって)、その力が弱くなり、より「重く」なるわけです。
では、日本用の秤は日本向けに調整されているのかとAIに聞いてみると、こういう答えでした。
*では日本の秤は日本用なのか?
ここが面白いところです。精密なはかりでは、重力加速度(地域の重力)の違いを考慮して校正します。日本でも、例えばメーカーが工場出荷時に特定地域の重力加速度を考慮して校正したり、使用場所で校正できる機能を持たせたりします。
一方、家庭用キッチンスケール程度では、そこまで厳密な地域補正をしていないものも多いです。そして重要なのは、「日本で使うから、日本の重力に合わせた秤にする」ということが必須ではないことです。家庭用なら(1kgあたり)数十g程度の誤差は実用上問題にならないためです。
*どのくらい違うのか
例えば同じ1 kgの物体について、赤道と東京を比較すると、実効重力の差は約0.18%あります。単純化すると、東京で1.000 kgと表示される物体を赤道へ持っていくと、同じ秤・同じ校正条件なら、表示が約0.998 kg相当になる可能性があります。逆に極では約1.003 kg相当になります。もちろん実際の電子秤では、内部の補正や校正方式によって結果は変わります。
*そしてこれは結構重要な実験になります
例えば、同じ精密秤+同じ分銅を使って、東京 → 赤道付近と移動して測定すれば、同じ物体なのに測定される力が変化することを自分で確認できます。これは「地球が球体である」という直接的な証明ではありませんが、少なくとも、地表で測定される実効重力が緯度によって系統的に変化しているという事実を、地上の測定だけで確認できるわけです。
そして密度説にとっては、「密度が違うから落ちる」だけでは、この緯度依存性を説明するのが難しいという問題が出てきます。
もしフラットアースの密度説が正しいのであれば、この「重さ」の緯度依存性を説明できなくてはなりません。再度地図を確認してみると、平面地球はこんな感じですよね?
この「0°」のところにある円が赤道です。すると、どうなるか?
- 物を赤道に持っていくと一番軽くなる
- 赤道から離れて北にむかい北極に近づくにつれて重くなる
- 逆に、南に向かい南極(というより、この平面の外周部分はどこでも)に近づくにつれても、重くなる
上は簡略化した図ですが、詳細を考えてみると、もっと面白いことになります。つまり、この各緯度線、同じ円周上にある場所では同じ重さになるのです。例えば、赤道上では最も軽いのですが、そこから北極方向に一度動いて北緯1°の円周上ではちょっと重く、もう一度北に動くと、もうちょっと重くという現象になるわけです。
密度差で落ちる、つまり重くなるというのであれば、緯度の円周上で同じ重さになるように調整されるのはどういう理由なのでしょうか?
フラットアーサーからの説明をお待ちしております。



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