本記事の三行要約
- フラットアーサーは球体地球や現代科学には「証明がない」と厳しく証拠を要求する一方、自らの平面地球・自発光する月・無重力・氷の壁などには根拠や検証を求めない。
- さらに、太陽・月の運動や日食などを正確に予測できる数学的モデルも示さず、都合のよいアドホック仮説を受け入れるというダブルスタンダードぶりである。
- つまり「自分の目で見える証明」を他者には要求するのに、自説には要求しない。この非対称性こそがフラットアースのカルト的本質である。
フラットアーサーの提示する疑問
フラットアーサーは、球体地球や現代科学に疑問を呈し、否定します。そこまでは良いことだと思います。例えば、
- 球体地球にはおかしな点がある
- 地球は高速で自転しているはずなのに、なぜ体感できないのか
- 水が「球面」に沿って曲がることなどありえないのでは?
- 遠くの建物や船が見えることがある
- NASAなどの画像は偽物では?
- 宇宙空間や衛星の存在を自分で直接確認できない
- だから現代科学には根拠がない
- NASAがそう言っているだけ
- 科学者も実際には地球が球体だと証明できていない
- 教科書に書いてあるだけ
- 誰も宇宙から地球を見たわけではない
要するに「球体地球の証明がない、自転や公転の証明がない、太陽系が疾走している証明がなく、銀河系が疾走している証明がない。重力の証明がない。これを私の目に見える形で提出せよ」というわけです。
そんなん、はなから無理でしょw
例えてみれば、我々はいわば生物の中に住み着いているバクテリアのようなもの。「その生物が日常生活を送っている証明がない!運動してる証明がない!そんなもの見たことない!」と言ってるようなものです。
百歩譲ってそこまでは良いとしましょう。その感覚には大いに同意します。
しかし、ここからが問題です。いつのまにか「地球は平面」ということになっているのです。目が点になりますね、「え?なんで?」。「平面にしか見えないから」なんだそうです。まぁ、それでもそこまでは良いとしてあげましょうか。球体説・現代科学に対して疑問を持ち、「本当は平面じゃないか?そうとしか思えない」程度であれば、まだ許せるわけです。
しかし、この後に重大な問題が発生します。フラットアーサーには論理的思考能力の無いことが証明されるのです。
「平面上空を5000km程度で太陽・月が周回している」などと主張しています。「見たのかお前は?」と言いたくなりますね。「重力はなく密度差で物が落ちる」というのです。「実験したのかお前は?」。「月は自発光なのだ」と主張します。何の証明もなく、信じ込んでいるだけです。
え?なんでその証明は求めないの?おかしくないですか?
あんた、「球体地球の証明がない!」と言ってたんだよね?「平面地球の証明」はなくていいの?
フラットアースの大いなるダブルスタンダード
球体説や現代科学に対する批判的姿勢とは裏腹に、自身の信奉する平面説に対する批判的姿勢・検証姿勢は、どういうわけか、彼らには一切ありません。言われたことを受け入れるだけです。徹底的なダブルスタンダードがフラットアーサーというものの身上です。
「現代人は教育やメディアによって完全洗脳されている!嘘を信じ込まされている」と御大層な主張をしますが、自分たちこそが、
- 言われたことを鵜呑みにしかできず、
- 一切の検証ができず、
- 批判されても考えることができず、
- まして反論などできず、
- それでもなお信じ込み続ける
のです。つまり、完全自己洗脳済みであることにはまったく気づけません。何の疑問も検証もなく「我々は正しい!」と信じ込んでいます。
私がこれまでしてきたような事実と論理に基づく批判に対し、「たしかにそれは筋が通ってますね」と同意したり、考え直すこともなく、かと言って何の反論もできません。
ひたすら、侮辱・中傷・陰口しかできないのがふフラットアーサーという存在です。
例として楽なので、何度でも同じものを出しますが、以下の私の論理におかしなところはありますか?
ないはずです。フラットアーサー自身が「地球は平面であり、太陽や月はその上空を周回しており、その高度はたかだか5000kmである」としていますから、上はその当然の帰結です。フラットアーサーはこんな簡単な論理も理解できないのでしょうか?この程度もわからないのであれば、そもそも論理的思考能力に欠陥があるということです。
さらに、誰かが言っただけ、検証もされていないただの「妄想」を根拠もなく頑なに信じ込んでいるようです。
- 先にあげたように太陽・月は平面上空たかだか5000km高度を周回している。
- 月は自発光である。あるいは、太陽反射光だが、「影の天体」が太陽光を隠すので月食が起こる。
- 重力はなく、密度差によって物が落ちる。
- 南極大陸はなく、巨大な氷の壁
- 宇宙はない。NASAが捏造
- グリーソン地図が本当の地球の姿
さらには、厳密な数学モデルなども一切ありません。例えば、現代科学・球体地球理論であれば、日食が起こる場所と日時を正確に予測できます。そして、その通りになります。やったことありませんが、誰がやってもそうなるでしょうね。19世紀初期でさえ、幕府の命で高橋至時が作った寛政歴は、日食をほぼ正確に予測できたのです。
では、平面地球上空周回モデルで、そんなことができますか?できません。先にたかだか5000km高度と書きましたが、論者によっては100kmとすることもあるのです。何の数学的モデルもありませんし、太陽や月がどう運動するのかという計算式もありません。
言いっぱなしで何の検証もできないのです。実は、このシリーズを書いている途中にもこれに悩みました。5000kmなのか100kmなのかでは、批判の仕方が違ってきます。本シリーズでは一応ロウボサムの示した値4800km程度として約5000kmとすることにしましたが。
球体説・現代科学に対する批判的姿勢とはどえらい違いですね。これが彼らの本質・正体なのです。
私が徹底批判する理由がわかるでしょう?
フラットアースがわかればすべてがわかる!
などと、彼らは傲慢にも宣言しますが、私に言わせれば、
フラットアースのデタラメぶりがわかれば、球体地球と現代科学の正しさがわかる!
というところですね。


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